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不妊治療から出産までの記録⑤妊娠高血圧症候群で入院
38週で、いきなり妊娠高血圧症候群と診断され、突然入院することになった私。今回は妊娠高血圧症候群のことや入院したときの生活について書きたいと思います。
妊娠高血圧症候群とは?
日本産婦人科学会のホームページによると、妊娠時に高血圧を発症した場合、妊娠高血圧症候群というそうです。ここでいう高血圧とは、収縮期血圧が140以上、あるいは拡張期血圧が90以上。
妊娠高血圧症候群は発症する時期や症状によって、さらに3つに分けられます。
①高血圧合併症妊娠…妊娠前から高血圧、もしくは妊娠20週までに高血圧を認める場合
②妊娠高血圧症…妊娠20週以降に高血圧のみ発症する場合
③妊娠高血圧腎症…妊娠20週以降に高血圧と蛋白尿を認める場合
重症化してしまうと、赤ちゃんは胎児発育不全、常位胎盤早期剥離が起こってしまったり、最悪の場合胎児死亡となってしまうことがあるそうです。母体も脳出血などのリスクがあります。赤ちゃんどちらも命の危険にさらされることがある病気。本当に怖い…。
私の妊娠高血圧症候群の症状
高血圧・蛋白尿
入院する直前の血圧は上が145でした。また妊婦健診の尿検査では蛋白尿も出ていました。医師には妊娠高血圧症候群と言われていましたが、高血圧と蛋白尿ということで、どうやら私は妊娠高血圧腎症だったみたいです。
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むくみ・体重の急激な増加
37週頃から、とにかく体全体がむくんでました。特に足がパンパンで、弾性ストッキングが手放せなかったです…。
身体が水分を貯め込んでしまっているからか、体重も急激に増加。37週から38週の1週間の体重増加は、1.5kg!母親から「妊娠後期はどんどん体重が増えるよ~」と聞いていたので、「こんなもんなのかな~」と思っていたのですが、これも高血圧が原因だったようです。
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入院中の生活
入院中の1日の生活は、だいたいこんな感じ。(うろ覚えですが…)
6:00 起床、血圧測定
7:00 朝ごはん
8:00 薬を飲む
10:00 NST(ノンストレステスト)
12:00 昼ごはん
13:00 薬を飲む
14:00 家族の面会
16:00 シャワー
18:00 夜ごはん
20:00 血圧測定、赤ちゃんの心拍確認
21:00 消灯
ほかにも担当医師や薬剤師が部屋に来てお話を聞いたりするので、結構やること多かったです。でも赤ちゃんの心拍を1日2回も聞けるのは嬉しかった!そして、ちょっとした体調の変化をすぐに看護師さんに伝えられる環境は、とっても安心できました!
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妊娠高血圧症候群の治療方針
妊娠高血圧症候群は赤ちゃんを出産することが一番有効な治療方法なんだそう。38週で正産期に入っていたので、医師と相談して「陣痛促進剤を使って早めに生んでしまおう!」ということになりました。
入院したのが木曜日だったのですが、週明けの月曜日に誘発分娩することに。出産の様子はまた次回書きたいと思います。
つづく