不妊治療から出産までの記録③不育症の治療
この記事では、妊娠したあとの不育症の治療について書いています。
不育症検査の結果
私は以前に流産した際、不育症の検査を受けていました。
その検査で「カルジオリピンIgG抗体」が基準値を超えていました。
カルジオリピンIgG抗体とは、抗リン脂質抗体の一種で、簡単にいうと血液が固まりやすくなります。
血のかたまり、血栓が胎盤にできてしまうと、流産につながることがあるそうです。
ヘパリン・アスピリン療法
私はヘパリンとアスピリンを使った治療を受けました。
ヘパリンとアスピリンは、血液をサラサラにするお薬です。
アスピリンは1日1錠お薬を内服し、ヘパリンは1日2回太ももやお腹に皮下注射を打ちます。
特に大変だったのがヘパリン注射。
自分で注射を打つって怖いし、痛いし、慣れるまで辛かったです。打ったところは内出血を起こして青あざになったりするし…。
そして毎日同じ時間に打つのも、地味に大変です。注射を打つ時間に外出しなければならないときは、注射セットを持参してトイレで打っていました。
ヘパリン注射は妊娠6週~35週まで続けました。よく頑張った、自分!
ヘパリン・アスピリンのお薬負担額
ヘパリンとアスピリンのお薬負担額は、1ヵ月あたり9千円程度かかっていました。(※保険適用で、合計約3万円の3割負担で約9千円)
保険適用とはいえ、ヘパリンは6週から35週まで服用していたので、積み上げると結構な額。これに加えて妊婦健診の費用もかかるので、家計の負担は小さくありません。
ただ、妊娠期間中「やれることは全てやっている!」という安心感があったので、私にとっては必要な出費だったと思います。
つづく
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