見出し画像

不妊治療中のメンタルケア(着床しない・・・またふりだしに戻る)

こんにちは。
不妊治療中、採卵、受精ともうまくいかなかったのは1回だったので、1番の壁は移植からの着床でした。
(不妊治療の経緯はこちら

<不妊治療中の身体づくりについてはこちら>
食生活編運動編サプリ編鍼灸&漢方編睡眠編歯のケア冷え性改善編


3回の移植失敗

採卵受精の壁を乗り越えると、移植に進みます。
1人目の不妊治療のときは、1回目の移植で成功したので、2人目のときもすぐにうまくいくかなと心のどこかで思っていました。

1回目は、1人目のときに凍結してあった分割胚を移植しました。42歳でしたが、卵子は40歳のときのもの。卵子は若いし期待していましたが、着床したものの、数値は低く、やはり化学流産となりました。

2回目は、新鮮胚移植で、採卵から2日後に、その周期に採卵した卵を移植しました。1人目も新鮮胚移植でしたので、期待しましたが着床しませんでした。

3回目は、分割胚を一度凍結して、次の周期で移植しました。
2つ採卵でき、1つ凍結できたので、翌月に移植。着床にいたりませんでした。

この3回で10ヶ月ほどたっていました。42歳から43歳になり、1歳が大きく大きく感じました。また費用もかなりかかっていました。(新鮮胚移植で1回40万円くらい、一度凍結して移植すると50万円くらいかかりました。費用について別記事にします。)

1番の壁は着床

着床で失敗だとダメージが大きいです。
採卵周期と移植周期で、時間とお金をかけており、それが全部水の泡になるから。

さらに、採卵数が少なかったので、1回の採卵にあたり、1回の移植しかできず、ダメだとまた1から採卵なのです。(若い方や、高刺激のクリニックに通っている場合だと、1回に複数の受精卵がつくれて、移植だけ繰り返すこともあるかと思います。)

数ヶ月かけて移植まできて、また最初から・・・メンタルもきつかったです。

確率を考える

40代前半の体外受精の成功率は25%程度、45歳になると6.5%というデータがあります。(日本産科婦人科学会ARTデータブック2013より

25%なら、全体として4回に1回は成功している。もちろん1回目で成功する方も、5回以上成功しない方もいて、その平均値ですが。

初めて移植がうまくいかなかったとき、シンプルに確率から考えて4回はやってみようと思って前を向きました。

他の治療方法にトライできるか

4回はやってみようと思うものの、次の周期は少しでも違うことができるのか、というのもメンタルには大切でした。

同じことを繰り返すと、またダメなんじゃないか・・・と不安な気持ちが大きくなるからです。

移植については、下記のように2回目以降、先生から違う方法を提案され、それに従って進めました。

・1回目・・・凍結胚(2年前の分割胚)移植
・2回目・・・新鮮胚移植
・3回目・・・凍結胚(分割胚)移植
・4回目・・・凍結胚(5日目胚盤胞)移植

4回目の5日胚盤胞移植は、分割胚より、5日目胚盤胞まで育つ確率が低いので、移植できる確率は低くなるが、着床の可能性は分割胚より高いとのことでしたが、トライし、無事に着床しました。

前回の状況をふまえて違う治療を提案されたのは心強かったし、メンタル的にも前に進んでいると感じられてよかったです。

うまくいかないと「なんでダメだったんでしょうか?」と聞きたくなっちゃいますよね。

私の場合、着床しない原因が不明だったのか、「次の採卵までに何かできることありますか?」と聞いたら「葉酸をしっかりとること」といわれ、そんなのずっとやっているよー!と思いました(苦笑)

それでも、違う治療方法を提案してくださったのでよかったです。

原因とそれに対する対策(治療方針)を教えてもらう、もしくは原因はわからないけれども、次はこの方法でやってみましょうと別の提案をもらう。

バタバタしているクリニックだとゆっくりは話せないと思いますが、納得するお話をもらえると、メンタル的に良いと思います。

失敗を完全に吹っ切れて、はい、次また頑張ろう!って思える人は稀だと思うので、ゆっくりなんとなくでも、前向きに治療継続できたらいいですね。

読んでいただきありがとうございます!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?