Yuko / meaning

1997年生まれ

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マガジン

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    • 8本

    ここでは、なんとなく頭の片隅にある「自分の将来」、「悩み」、「話題になっていること」を理解したり、より考えたり、はたまた少し勇気をもらったり、ほっとしたりできる記事をアップしていきます。

最近の記事

憧れのひとにやっと出会えた、26歳の真夏の夜

ハッとするような緑のワンピース、シルバーで統一されたアクセサリー、 まだかけこなせない伊達眼鏡もたぶん様になっている。 それに顔周りのパーマもなんだかうまく出せた。 今できるとびきりのおしゃれをした私は今日、あるひとのコンサートに来た。 席を確認すると、2階のステージに近い位置。いい席じゃないか。 席に到着し、カップルを横目に座り、パンフレットを開く。 そこには、「久石譲」と書かれ、メッセージが添えられている。最後にこうあった。 「アートでエンターテイメントする!僕の最も

    • 自分が日常で感じた忘れたくない時間について

      今日は日曜日。祝日のお昼の時間のワイドショーでやっていた、ネタが大きなお寿司を食べに成田に行く。朝8時頃に起きて、身支度を進める。パリで買った、ネイビーにピンクのロゴが入ったお気に入りのキャップをかぶり、同じくピンクのカーゴパンツを履く。 お腹は空いているけれど、今日はお腹を極限まで空かせて、お寿司を食べたいから我慢。白湯だけ一杯口に入れる。 鏡を見て最終確認をし、ニューバランスの靴に足を入れたらドアを開ける。日当たりの悪い7畳1Rの賃貸では、ドアを開けるまでその日の気温

      • はじめて”女であること”を呪った日

        「女に生まれたからには、女であることを利用してなんぼじゃない?!」 これが、私がこれまでジェンダーの話に対して抱いていた感情だ。だから、どうしてもジェンダーに対して展開される論を理解することができなかったのだが、タイトル通りはじめて、認識が180度変わる出来事があったので書き残したい。それは、ずっとお世話になっていたAさんに久しぶりに会った日のことだ。 Aさんは、大学生だった私がOB訪問に熱中していたときに会った方だ。ある会社の50代くらいの男性で、私の話すことを面白がっ

        • 26歳、人生の目標に悩む

          こんなにもやもやとした新年を迎えたことはない。 (写真のようなゴマフアザラシのようにずっと動けていない、立ち止まっている気分だ。) 私はこれまで比較的、目標が明確にあったタイプだ。 自分の中でこうなりたいという理想像があって、それに向かって一直線だった。 だから、毎年年始は目標の達成を夢見てワクワクしていた。 だけど、今の私にはそれがない。 2023年に転職をした。 前職を選んだ基準は私が成し遂げたいと思うことができるかどうか、だった。 それを叶えることができる職場だった

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