見出し画像

「AIアリス」第一話

▼あらすじ

井出麻美はアイドルグループのリードボーカル兼ダンサーだった。事務所社長の愛人だった事が表ざたになり芸能界を引退するがオフィスワークになじめず、著名な慈善活動家である山本隆の建てたフィリピンの孤児院、タカシハウスで働いていた。隆が孤児院を利用し違法取引や人身売買で稼いでいたことが明るみに出ると寄付が集まらなくなり資金も底をついてタカシハウスの存続が危ぶまれる。AI技術に強くなった作曲家の剛から提案され、孤児院のトモミを歌わせアリスの映像をつけた動画がバズる。後ろ暗い過去を持つ子たちの能力を組み合わせて利用しながら、麻美は美貌のアリスを社会的意識の高いソーシャルアイドルとしてデビューさせる。

▼補足

・麻美が所属していたのはアイドルグループピーチフィッシュで、ASAMIとして活動していた。3曲だけヒットしたところで、事務所社長との愛人問題がスクープされ、メンバー全員が社長と関係を持っていたことが発覚した。いったん芸能界に嫌気がさし、引退後、国内で働こうとしたが陰口が嫌になり社会貢献活動をしようとフィリピンへ。

・慈善活動家の山本隆は孤児院タカシハウスの他、ダンスや歌を教える学校、タカシスクールも運営していた。ストリートチルドレンや裏組織とつながりがあり、資金を得るため裏家業に手を出していた。これらをアリスハウス、アリススクールと名前を変えて存続させ、アリスファンはボランティアツアーで訪れて寄付をする。

・作曲家の剛はドラッグで逮捕され、謹慎期間中にAI技術に強くなった。表立った活動が難しくなったためTYSと名乗ってボカロ活動をしていた。

・アリスは歌も踊りもしゃべりも苦手だが炎上を気にしない強いメンタルの持ち主。ハワイのリゾート地のホテル専属タレントとなったダンスの巧いオリヴィアの動きを、歌のうまいトモミの声、社会的意識の高いトーク内容を隆、作曲を剛、作詞を麻美が担当しているが、AI技術を組み合わせることで作詞作曲含めすべてアリスひとりでやっているように見せている。

・オリヴィアは美人局をやっていた、トモミは盗癖と虚言癖があり、アリスは事務所社長の隠し子で、主要登場人物は人に明かせない、もしくは後ろ暗い経歴を持つ。

▼本文
シーン1: アイドルグループ「ピーチフィッシュ」のライブ会場 - 夜
会場は華やかな雰囲気に包まれ、観客たちが熱狂して待っている。舞台上に麻美(ASAMI)とメンバーたちが姿を現す。麻美の笑顔と輝くステージ衣装が一瞬で会場を魅了する。「Sparkle of Dreams」のイントロが鳴り響く中、麻美の姿がスポットライトに包まれる。
麻美(ASAMI): じゃあ、最後の曲、行くよー「Sparkle of Dreams」
 <歌詞>どんな手段使ってでも 叶えたい夢 そこにあるなら
 あきらめちゃいけない 控えめに見せてもいいけど
 ここぞってときになったら 奪い取って掴むの Sparkle of Dreams
 噂なんて気にしちゃいけない なりふり構わずlet’s go
 麻美(心の声): この歌詞の通り、私はセンターのこの位置を得るために、やれることはすべてやってきた。
ーー観客たちは大歓声と拍手で応え、麻美の歌声とダンスに酔いしれる。

シーン2: ライブ終了後の控え室 - 夜
麻美(ASAMI)はメンバーたちと控え室に戻る。
ユキ: 麻美、今日のライブ最高だったよ!みんな感動してたよ!
麻美(ASAMI): ありがとう、みんな! みんなと一緒にパフォーマンスできて本当に幸せだよ。
サクラ:また剛さんからきてない?
ユキ:きてるきてる! 関係者席でめちゃ目立ってたよね。
麻美、スマホを見る。剛からのSNSメッセージ。「MC最高だったよ。今夜、打ち上げの後、会える?」×マークのスタンプを送る麻美。
麻美:サクラとユキ、ダンスよかったって。次の曲も作ってもらわないとね。
ハナちゃんも、お疲れさまー
ハナ:今日体調悪いから先に帰る。
ーーハナ、麻美を睨みつけて黙って部屋を出ていく。
麻美(ASAMI):ハナ、どうしたんだろう。
サクラ:あの子、今日めっちゃ動き悪くなかった?
ユキ:あの子やる気ないんだよ。SNSで「レイジーハナ」って呼ばれてるでしょ。
サクラ:あ、そうそう、知ってる。やる気ないんだったらメンバー抜けたらいいのに。
麻美:ちょっと。そこまでじゃないでしょ。
ユキ:でも、ほら、見てよ、これ。
ーーユキが示す画面には「レイジーハナまとめ」と書かれ、ハナがステージ上で疲れた顔を見せる様子や、だらしないしぐさをしている写真などがまとめられている。
 ポップアップでユキのスマホに事務所社長からメッセージが届く。
「TG2103-2300」
麻美:え、社長から?
ユキ:(焦って)そう――
サクラ:(固い表情)TGってーー
ユキ:(笑って)たいへんグッドって意味じゃないかな? ライブの、評判とかーー
麻美(心の声):「TG2103-2300」の意味は、私にしかわからないと思っていた。高輪グランドホテル、部屋番号2103,23時に待ち合わせの意味だ」
シーン3:高輪グランドホテルの部屋に入り、サングラスとマスクを外すユキ。
事務所社長:どうだった? 今日のコンサート。
ユキ:サクラが振り付けを間違えて――一瞬ヤバイ、ってなったけど、すぐ私が前に立ったから観客気付かなかったと思います。麻美が歌詞間違えたところも、私がアドリブでコーラス入ってカバーできたし。
事務所社長:さすがユキ。
ユキ:社長に褒めてもらいたくて頑張りましたあ。
事務所社長:さすがだね(ユキの頭を撫でる)。次の新曲はユキをセンターでいこうか。
麻美(心の声):ホテルは英大文字に文字で省略、続いて部屋番号とハイフン、最後の4桁が待ち合わせ時刻、というのは、既婚子持ちの事務所社長と私だけの秘密だと思ってた。でも、ユキにあのメッセージを送ってるってことは。
 サクラも、あの表情からすると、もしかして、意味、わかってるとか?
シーン4 麻美の自宅ー深夜
ーー社長に電話をかけ続けるがずっとつながらない麻美。マネージャーからメッセージが届く。
麻美:まあ、なんかの間違いかも知れないし。気にしてもしょうがないかあ。
麻美、顔パックをしながらピラティス。スマートフォンが鳴り、手に取る。
スマホ画面:「マネージャー:明日、ウェブニュースでうちの事務所社長の記事が掲載されます。出鱈目だから気にしないよう、いつも通りにライブに集中してください。」
麻美:社長の記事?
シーン5 麻美の自宅ー朝
ベッドからスマートフォンに手を伸ばす麻美。
スマホ画面:「ピーチフィッシュ、メンバー全員事務所社長と不倫。ハナは社長の子を妊娠中」
麻美:ウソ……
 麻美、テレビをつける。どのチャンネルもピーチフィッシュの不倫を報道。
テレビ画面上のハナ:すでに二度、彼の子をおろしていて。今回は結婚しなくていいから生みたいといったんですが(泣く)ーー
 インターホンが鳴り、玄関ドアを開ける麻美。マネージャーが訪れる。
マネージャー:おはようございます。
麻美:ちょっと、なに、これ(テレビを指さす)。
マネージャー:とりあえず今日の10時からは麻美さん単独で雑誌インタビューなんで間に合わせましょう。記者がうろついてますから、撮られてもいいように、サングラスと、パリッとした服着てください。
テレビ画面上のハナ:ラインを見てたから、他の三人とも関係を持ってたのは、知ってました(泣く)ーー
麻美:ええっ
マネージャー:麻美さん、早く
麻美:だって、それどころじゃないでしょ、これ
シーン6: 事務所会議室 - 昼
ピーチフィッシュのハナ以外のメンバーたちとスタッフが集まって、次の活動について話し合っている。
マネージャー: 今週から次のシングルの制作にかかります。今の勢いを維持しつつ、さらに成長していく、というのがコンセプトで、次回のアルバムツアーの計画はーー
麻美:あの、今日、ハナは?
マネージャー:社長と面談です。それで、ツアーの計画はーー
サクラ:計画なんて、立てられるんですか。
プロデューサー: まあまあ。社長はまだ、認めてないし、ハナもちょっと、ここのところ、疲れてたから、あることないこと言っちゃったみたいで。
ノックの音。マネージャー立ち上がり、ドアごしに話をして、浮かない顔をしながら席に戻る。
麻美:なんだったんですか?
マネージャー:明日から放送される予定だったエネジードリンクのCMと車内広告が中止になったというのと、明後日撮影のバラエティ番組延期にさせてくださいって。あと、来週から行くはずだったフィリピンのストリートチルドレン向けのダンス学校、タカシスクールの見学ツアーも中止になりました、とーーま、気にしなくていいんで、続けましょう。
麻美:気にしなくていいわけないでしょう。
プロデューサー: まあ確かに、今回のスキャンダルの影響も心配だし、新たな戦略が必要かもしれないな。
ユキ:社長とハナ、何の話してるんですか?
マネージャー:さあ――もろもろ――
サクラ:今回の件ですよね?
マネージャー:たぶん――
ユキ:ハナ、慰謝料もらうんですか?
サクラ:慰謝料だったら私ももらわないと、割に合わないな。
ユキ:それなら私だって――口止め料もあるのかな。
サクラ:堕胎、私もしてるよ。
ユキ:だからなんだっていうの?
プロデューサー: まあまあ。とりあえず今は次のプロジェクトをーー
麻美:それどころじゃないんじゃないですか。
マネージャー: あの、頼むよ。今の段階では、とにかくノーコメントで。まだ社長が認めたわけじゃないんだから。
再びノックの音。白けた会議室。

シーン7: アイドルグループ「ピーチフィッシュ」のライブ会場 - 夜
麻美(心の声):その日のライブは最悪でした。
ファン:「金返せ」「裏切り者」「不倫女」「消えろ」「死ね」
「Sparkle of Dreams」のイントロが鳴り響く中、花以外のメンバー三人がステージに立つ。麻美の姿がスポットライトに包まれる。ものを投げつけられてステージがめちゃくちゃに。やる気のないメンバーたち。
ファン:「ひっこめ麻美」「エロビッチ」「あばずれ」
 ファンが投げつけたスマートフォンが麻美のこめかみに当たって血が出るが、押さえながら歌い続ける。落ちたスマートフォンの画面にはSNSでピーチフィッシュへの罵詈雑言が書き連ねられている。
シーン:8 カフェテリア―深夜
剛:あのニュース本当なの?
麻美:え
剛:社長と、メンバー全員っていう
麻美:ごめんなさい、私もまだ、自体がぜんぜん把握てきてなくて。ハナが妊娠してたとか、サクラも堕胎してたとか、ちっとも知らなくてーー
剛:麻美以外のことはどうでもいいんだよ。あんた、自分のことくらい、わかるでしょ?
麻美:あーーでもーービジネス上の関係っていうか
剛:(スマートフォンをタップしながら)じゃあこれは?
剛、麻美の前に、スマートフォンを突き出して画面上の写真を見せる。麻美と社長が時間差でホテルに入っていく一部始終が掲載されている。
麻美:いや、これはーー
剛:この記事を読むとね、「あの事務所で、社長と寝ないでデビューできた子はいません。活躍してる子はみんな今も社長とたびたび関係を持っています」ハナさんの発言、だって。
シーン9 オフィス―昼
社員A:井出さん、報告書のコピー、お願いします。
麻美:はあい。
麻美(心の声):ピーチフィッシュは解散。ハナとサクラは社長からけっこうな慰謝料をもらったみたい。ユキは引退してすぐ、社長と付き合いのあったIT企業の役員と結婚したらしい。
 作曲家の剛は、私たちが引退してからもヒットメーカーだったけれど、ドラッグで逮捕。それ以来ずっと、表立った活動はしていない。ボカロPになったって噂をネット上で見たことがあるけれど、ほんとかどうかわからない。
 事務所社長は家庭崩壊して、今は知り合いの音楽事務所に勤めてるらしい。何の仕事をしてるかは知らない。
 芸能界にすっかり嫌気がさした私は、いくつも他の事務所から声をかけられた。社長も秘書の仕事を紹介してくれたけれど、仕事内容は専属ホステスというか、パパ活みたいな内容。ボーナスを盾にセクハラまがいのやり方で、もう、紹介で働くのはやめようと思った。派遣に登録して、コンサルティング会社のオフィスで事務職をやることにした。
シーン10 社員食堂―昼
社員D:ねえ、あの人でしょ? ピーチフィッシュって
社員B:センターやってたんだよね? 全っ然オーラないよね
社員C:何であんなん売れてたんだろう?
社員A:ていうか、なんでこんなところで働いてるんだろう?
社員D:要するに、実力がなかったってことじゃないですか?
社員B:ほんとに実力があったら、こんなところに来ないで、他の事務所で役者とか何とかするでしょう。
社員C:歌ぜんぜんうまくなかったから歌手の仕事来ないよね
社員D:けっきょく枕だったってことでしょ?
 すぐ後ろのテーブルで咳払いする麻美。
社員C:ああお腹いっぱい、ごちそうさまー
社員D:私も食べ終わりましたよー
社員B:じゃ行こうか。
社員A:じゃ、井出さん、またあとでねー
麻美、スマートフォンで動画サイトを見る。
麻美(心の声):サクラはyoutubeでダンスを教えてて、視聴者数も登録者数も数万程度。コメント欄は罵詈雑言にあふれてるけど、閉鎖も削除もしないってすごいと思う。
サクラの動画コメント欄:「サクラに教わりたいって人いるんだ――びっくり」「よくこんな基礎ができてないのに人に教えようなんて考えるね」「服のセンスビミョー」「ピーチフィッシュってみんなダンス下手だったから自信持っちゃったんだね」
 ハナは俳優に転向。いつも恋人や夫に裏切られる不幸な女の役で、評判はけっこう悪くない。
ハナ出演映像の動画コメント欄:「ハナちゃん頑張って」「応援してるよー」「次はいい恋が待ってる!」「ハナちゃんなら一人でも大丈夫」
シーン11 オフィス―夕方
社員A:プレゼンのための資料、整理しといてくれるかな? 今メールするから
麻美:はあい。
社員A:(小声で)さっきはごめんね。私もお調子者だから、話合わせなきゃと思ってーーでも、ピーチフィッシュ、私、好きだったよ。カラオケで歌ってたもん。
麻美:はあ
社員A:あの、あんまりああいうの気にしなくていいからね。私、自分がそうだからわかるんだけどさあ、皆、本当は、井出さんのこと羨ましいから、やっかんじゃうんだよ。
麻美:羨ましい?
社員A:そう。だって麻美さん、綺麗だし、あんないろんな人に知られて、愛されて――私たちなんか、ずっとこの狭いオフィスで過ごして、ほとんどは結婚して、会社以外にできる友達はせいぜいママ友がいいとこで、子ども連れて遊園地行くくらいが関の山、よくてたまに海外旅行ーーなんて考えるとね、切なくなっちゃうのよ、どうにも。
麻美:あ、私、別に
社員A:そっか、気にしてないか。大スターだったんだもんね、あの程度のこと,慣れっ子よね。私みたいな小市民の庶民とは全然感覚違うもんね
麻美:そういうわけじゃあーー
社員A:じゃ、頼むわね、これ。分かんないことがあったら聞いて。
麻美:え、あ、はあーー(パソコンのモニター前で)タカシハウス?
社員A:そう。山本隆って知ってる?
麻美:あ、もちろん。めっちゃお金持ちの慈善活動家ですよね? 広告でめちゃ観ます。
社員A:そう。その、山本隆が建ててる、タカシハウスって孤児院と、タカシスクールっていう学校がフィリピンにあって、そこでクライアントさんから、AI技術を導入したらっていう提案をしようとしてるわけ。
麻美:はあ。
社員A:タカシハウスとタカシスクールは、ウェブ広告もやってるし、テレビでも何度か紹介されてるから、知名度はあるよね。うちの会社はタカシハウスとタカシスクールのこれまでの成果をまとめて、クライアントさんにまず提出することになってて……
麻美(心の声):タカシハウスとタカシスクールはピーチフィッシュ解散となって、私たちがいけなかった施設だ。フィリピンにあるストリートチルドレンを収容する孤児院と、ボランティアたちが運営する学校。
 その時に山本隆の経歴も、マネージャーから聞かされていた。フリマサイトとアパレル販売で成功したお金を運用し、増えたお金で孤児院とスクールを建てたあと、環境や人権に配慮したグッズ販売も手掛けている。私もあのままアイドル活動を続けて、すごくお金に余裕ができたら、そういうことをやってみたかった。
社員A:クライアントさんには伝えてないけどね、山本隆ってちょっと黒い噂もあるんだよね。
麻美:黒い噂、ですか?
社員A:そう。タカシハウスやタカシスクールの子が怪しい仕事に着くケースが多いとかね。山本隆ってちょっと景気が良すぎるから、そういうこといわれちゃうっていうのもあると思う。
 でも、まあ、そういうこといわれるのもまあ、当たり前だと思うんだ。タカシスクールってダンスやボーカルのレッスンもやってるし、フィリピンはリゾート地だからライブハウスやショーパブみたいなところ多いし。べつに水商売やって悪いってわけじゃないけど、ああいう世界ってね、ほら、アンダーグラウンドな世界ともつながりが深いから――
麻美、社員Aから送られてきたメールのリンクをクリックする。タカシスクールでダンスを教わる生徒たちの映像。
社員A:あ、それが、タカシスクールの映像ね。
麻美、隅っこのやる気のない女の子、アリスに目が行く。
麻美:この子は――(指さす)
社員A:ああ、そういう子もどうしても出てきちゃうよね。やる気ない子、いるもんねえ。この子、ちょっとかわいいから、もったいないんだけどねえ。なんとかなるといいけど、へんな道に引っ張られちゃうかもしれないよねえ。
麻美:なんかこの子、私に、似てません? (映像を一時停止にする)
社員A:あ、ほんとだ。なんか、似てるね――え? まさか
麻美:いやいや、ありえないですよー(笑うが、笑顔がこわばる)
麻美のスマートフォンが鳴る。
麻美:しまった、電源切るの忘れてーー(スマートフォンを見て)え、剛?
麻美のスマートフォンの画面「君にアイドルをやってほしい」
麻美:は?
麻美(心の声):私はもう40歳。アイドルなんてできる年じゃないし。引退してずいぶん経つのに。剛は、ドラッグで逮捕されて、謹慎してる間に、頭がどうかしてしまったんだろうか。


第二話
https://note.com/yukoog/n/n68693fc8250a

第三話
https://note.com/yukoog/n/nf7db95abae43


#創作大賞2023 #漫画原作部門

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?