「ありがとう」と「すみません」のこと
直したいなぁ、この癖…。と、思いながら、なかなか直らないことがあります。それは感謝を伝えたいシーンなのに先に「すみません」が出てしまうこと。たとえば「○○やっときましたよ!」など、気を回してもらった仕事の報告なんかのときに「すみません」という返答センテンスが癖になってしまっています。いや、特段悪いことではないと思うのですが、先日、英会話スクールの先生に「Yuko,できないときに”Sorry”をそんなに言わなくていいよ。君は英語が得意じゃない、だから僕が教えるという仕事をしてるんだから、むしろ”Thank you”のほうが嬉しいよ」と言われました。なるほど確かに。
早く帰るつもりだったのに、仕事が遅くなってしまい子どもに「ごめんね」と言ってしまう。のも、きっと、過去からごめんねを多用してしまったからで。幼心に「ママを帰らせない、仕事は悪」みたいな刷り込みがされてしまったのではないかと猛省する。筋トレ中のドSトレーナー(熊殺し)にもバーベルサポートしてくれたり、ラバーグリップを付けてもらったりとするときに「あ、すみません」と言ってしまう。熊殺しにすら。
きっと、私のインサイドは「感謝とともに、なんだか申し訳ないな」がセットなっているんだろうなと思うんです。私が不甲斐ないばっかりに、あなたの時間や手間を取らせてしまって本当に申し訳ない、のような感情のやつです。
でも、やっぱり「明らかに自分に非がある場合の謝罪」でない限り枕詞的な「すみません」は「ありがとう」に置き換えたほうがいいし、開き直りじゃないけど仕事で遅くなったとしても「ごめん」じゃなくて「がんばってきたわー」のほうがポジティブだろうなって思うのです。
意識しないと始まらないので、明日から気をつけようと思った週の真ん中水曜日の夜でした。
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