本多平直議員を100%擁護する
立憲民主党の本多平直議員がネットで「ロリペド」「気持ち悪い」と批判されている。原因は「14歳の少女と50代男性が同意のうえで性行為したら、逮捕されるのか」と発言したからだ。
はっきり言う。何が悪いのか。私は100%本多議員を擁護する。
私自身性的合意年齢を現状13歳から引き上げる議論には賛同はしないが、15くらいならまぁ理解はする。18や20にする考えはアホかと思うが。
だがここでは「性的同意年齢はこのままでいい」という主張はしない。性的同意年齢を18や20にしたいならそう主張すればいい。
醜悪なのは本多議員に対して「彼本人が14歳の女の子に対して性的な劣情を持っている」かのように批判し、「気持ち悪い」「逮捕されればいい」と平気で言う連中だ。最低最悪だし、セカンドレイプだと思う。
例えるなら吉良よし子議員に「トランスジェンダーが手術前に性別変更するのを認めるなら、性犯罪前科者と100回風呂に入れ」と言ったあいつとか、伊藤詩織さんの下着の色が、何か事件の真相を示唆しているかのように著書に記したあいつに匹敵する醜悪さだ。
まず最初に言うが結婚や運転免許や刑事被告人になることは、社会における法的な手続きであり資格であり契約である。従ってそれには年齢に伴う条件が課される。それはそれによって義務が生じ、社会の秩序に影響を与えるからだ。
だが「誰とSEXするのか」「誰とSEXをしないのか」は人間の最もプライベートな内容であり土台である。それは絶対である。その自己決定権を行使した事を理由に経済的不利益を受けてはならないし、それを命令してはいけない。第三者が介入する事は許されない。
だから強制性交や猥褻、セクハラ防止に関する法律があるのである。人間の一番の土台の権利を踏みにじったのだから。例えばAV強制出演を拒否したことを理由に女性に2000万円損賠求めて訴えた制作会社は、裁判所に訴訟自体を拒否された。
私はAKBがクソだと思うのはそこである。人間の恋愛やSEXに雇用主や契約者が介入する事はどんな場面でも認めてはいけないと私は思う。
ここまで書いてきたように、人間の恋愛やSEXに関して社会や国家が介入するのは、非常によく議論しなければいけない事なのだ。
性的搾取や虐待は当然重罪なのは議論の余地はない。だがそうではない真剣に恋愛している14歳と50歳のカップルがいて、しかも女の子が余命半年とかだった場合、それでも2人がSEXすれば5年以上の有期食らう犯罪になるのか。誰も被害者がいないのに。
これは重大な問題である。仮に「それでも2人のSEXを認めない」という結論を出すにしても、最低でもきちんと議論しなければいけない問題である。法律や規則がレアケースに苦しむ人を追い詰める事例はいくらでもあるから。
私の中友でも先生への恋愛感情に真剣に悩んでいる子はいた。その子は異常なのか。その恋愛感情は間違いなのか。恋愛が万が一成就したとき、SEXについて他者が勝手に「SEXのない愛だってある」と介入する事は正しいのか。
介入が仮に正しかったとしても、誰かを愛しただけの人間に5年以上の有期懲役を課していいのか?
だから本多議員は「ちゃんと議論をしようよ」という趣旨で発言したのである。誠実に、相手を「異常」と決めつけないで。人を豚箱にぶち込む法律なわけだから。
別に嫌がる女の子や5歳児に「うへへ、お医者さんごっこしようよおじさんと」という変態を擁護しているわけではない。マレスター野郎を豚箱で再教育すべきことは本多議員の中でも結論として出ているのだ。
だがそんな本多議員に「本多議員は恋愛とSEXを混同している」「ミソジニーだ」「ロリペドでそういう欲望があるからこういう発言をする。キモイ」などと延々と罵倒する人の何と多い事か。
こいつらは女の子の人権と安全を擁護しているつもりなのだろうが、他者に対する尊厳を平気でセカンドレイプという形で踏みにじる行為に、正当性も説得力もゼロである。お前らの方が気持ち悪い。
こんな中で同意年齢が引き上げられても、恋をするカップルがSEXなんてやめるわけがなく、どうせ未成年者がコンドームを買えなくなり身体的リスクは却って高まるだろう。そして恋をしてSEXした女の子や相手は「尊厳を守られるべき正しい生き方をした人間」の定義から除外されるだけなのだ。
私はきちんと議論提議をした本多議員に賛同する。人を5年以上ぶち込む事が出来る法律を「キモイ」「ロリペドだろこいつ」という認識で議論をストップさせ、賛同する連中こそが恐ろしい。