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旅行先で新型コロナにかかった話。(その1.療養グッズ編)

青森に旅行に行き、そこで新型コロナにかかった。
基本、家族とは別の1人旅だったので、そのままホテル療養に突入。
せっかくなので、旅先ホテル療養の良かったこと、悪かったことをメモしておこうかと思う。いざというときに何かの役に立つかもしれない(立つのか?)。

まず自分的に「良かったこと」を挙げてみる。

  • 感染は間違いない、ということが予期できる状況だったので、発症前にドラッグストアに行って療養グッズをそろえるなどの準備ができた。

  • 発症までに1.5日の猶予があったので、元気なうちにそれなりに観光も楽しめた

  • 旅行先の知人に、食糧の差し入れの協力を得られた(ありがたい!)

  • 何より家族にうつさずに済み、共倒れを防げた

  • 1週間くらいホテルから1歩も出なかったら、色白になった。マイケルは正しい。

うーん、まったく誰の参考にもならなそうだ…。

療養グッズとして買ったもの。

まず、「抗原検査キット」×2。1回では偽陰性と出ることがあるためだ。それと、体温計、風邪薬。風邪薬は解熱剤のアセトアミノフェンでもよいのだが、私の場合パブロンがめっちゃ効くことが日頃からわかっている。パブロンには1回量にアセトアミノフェン300mgを含有しているので、両方を飲んだらイカンです。そこで解熱+咳やらのどやら鼻水やらの効果を期待して、パブロンを選択。

基本的には自己療養のつもりではあったが、万一の受診に備えて健康保険証は携帯していた。この時期、遠出するなら健康保険証は持ち歩いた方がいいと思う。
まあ、デジ庁とかデジ庁やらデジ庁などのすったもんだが片付いて、マイナ保険証がスムーズに進行すれば、来年あたりにはスマホさえ持っていれば済むはずなのだが、そうスムーズにいくとも思えない…。

さて療養グッズを買ったはいいが、この時点ではまったく症状もないので、とりあえず市内を歩き回ることに。

猛暑ではあるが、マスクは常用した。コロナは発熱前の段階が最も他人に感染させるという。とはいえ、本人もかかっているかどうかはわからないのだからたちが悪い。
徒歩で博物館に行った。夏の終わりの平日とあって、誰もいない。たぶん、館内すべてでも客は5人くらいだったと思う。別の意味で心配になるが、コロナに関しては展示室でほとんど人とすれ違うことがない。当然ながら、誰ともまったくしゃべらない。なので、うつるわけがない。
カフェも行きたかったが、最悪なことに市内のカフェがほぼ定休日に当たっており、ほとんどどこも入れず(涙)。コロナ以前に熱中症になりそうだった。

体温計も入手したので、その翌日からは少し慎重に、まめに熱をはかった。地元の友人たちと会うのを楽しみにしていたが、「今日どうする?」という連絡を取り合った段階で37.3度。案の定、お出ましになったか…。涙を飲んで食事会は急遽中止に。残念。
事情を理解してくれた友人たちが、ホテルで食べられる食糧やら、下着やらを差し入れてくれて、本当にありがたい。もちろん受け渡しはホテルのフロントを通した。

抗原検査のタイミングが大事

抗原検査キットを使ったのは、夜になり38.7度を超えたころだ。
よく間違われるのだが、「感染したかも」と思ったからと言って、熱が出る前にあわてて抗原検査をやってはいけない。抗原検査は発症するに十分な量のウイルスが体内に増幅してからでないと、引っ掛からない。間違った使い方で陰性と出ても、陰性だという証明にはならない。
抗原検査を使うのは発熱したあとだ。それも十分に発熱してからおこなう方が精度が上がる。

鼻のおくまでエグい感じで採取した甲斐があってか、見事な2本線がくっきりと現れて、陽性とわかった。
※人によっては、2本目がごく薄く出る場合もありますが、それも陽性です。かげろうのような薄い線であっても、2本見えたら陽性です。

全体としては、療養5日、解熱後3日目に帰宅できたので、軽症で済んだといえる。その間の食事やらなにやらは、その2へ続きます。


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