
Lulworth to Kingston
"How can be so wrong!!"
頭のてっぺんからつま先まで、ぐっしょり濡れ鼠になりながら、Swanage行のバスを待っている時の旦那さまの一言。
今日は週末しか開いていない、Lulworthからのルートを歩いた。お天気は今ひとつだけど、少しは晴れ間も見えるそうだから、と、サクサク歩き出したが、サインが良くなくて、2度もルートを外れてしまった。

ルートを間違えても、そんなに変わらないんだけど、気分が良くない。なんとなくしっくりしない気分で、お昼休憩の場所まで到達するも、その頃には雨足が強くなってきていて、自分の気分を上げるのが大変。
駐車場に作られた立派なスタンドのカフェで、揚げたてのポテトフライを頂く。ちょっと気分が良くなるのもつかの間、降ったり弱まったりの雨が本格的に激しく降り始めた。


一時間くらい強雨に晒されながら、ドロドロの道を行く。今日のルートは、上り降りが激しいので、滑りそうで怖い。それでも昨日よりはマシだったかも。なんとかKingstonのパブに到着したけど、混んでいて、旦那さまがハーフパインツのビールを頼み、私はトイレだけ使わせてもらって、バス停に。
幸いバスが時間どうり来てくれて、スムーズに帰ってこれたけど、大変だったぁ。
明日もあるのでコンビニで新聞を買ってブーツに詰めてみた。明日も雨らしい。
旦那さまは毎日天気をチェックしていて、今朝の時点での予報は「軽い雨、後曇り、時々晴れ」だったわけで、冒頭のセリフが出ちゃうわけだ。お天気の悪いことで有名なイギリスの天気予報でも、当たらないってことで、自然は予測不可能っていうのを身を持って学んだ一日だった。
ほぼ雨ばっかりだった歩きだけど、特筆すべき経験もあった。

スキーでも、こんな急な坂は降りたくないねっと思う丘の上からの眺めは絶景だった。

Tynehamという村を通った。戦時中に村全体が接収されて廃村になったそうで、今は資料館になってるらしい。道を間違えたおかげて行く事になった。また、ゆっくり来たい。