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Horsey, Norfork

旦那さまの妹家族の住むノーリッチに行って来た。
7月なのに気温は15度以下。雨模様でレインジャケットが手離せない中、ハイキングに行った。
前立腺肥大の手術後、初めての長い歩きだったが、旦那さまの調子も良く無事終了。
坂ばかりで平らなところが無いデボンとは正反対のノーフォーク。とにかく平たい。

地図で見るとプクッと膨れたようになっているノーフォーク。運河に風車と、オランダみたいな風景で、多分地形もそっくり。昔は運河の交易が盛んで、ロンドンよりアムステルダムの方が近くて交流も多かったとか。

ナショナルトラストが持つ風車のある運河の脇からスタート。ちょっと草が伸びすぎの散策路を延々と行く。鳥の声は聞こえるけど姿は見えず。木々に遮られ風景もよく見えず、ただただまっすぐ歩いて行く。結構つまらない。
あるところでルートが分からなくなり、義妹とその夫が口論し始めるけど、これも毎度のこと。
ちょっと遠回りの後、とうとう海岸に出る。荒れ狂う波間に見えたのはアザラシ!!

海岸。灰色の波と水平線、さらにどんよりとした空。波打ち際近くに黒い点としてアザラシの頭が見える。
ど真ん中に黒い点で見えてるのがアザラシの頭。

「アザラシいるよ」とは聞いていたけど、こんなに簡単に、しかも近くで見れるとは思わなかった。ノーフォークには、もう何回も来ているけど、まだまだ、見どころあるんだなと実感。
「冬だと海岸に数千頭がいて、小アザラシもいっぱい見れるよ。」とか。なんで今まで連れてきてくれなかったの??
ノーフォークで生まれ育った義弟(と言っても私より20才くらい上だが)にしたら、珍しくもないからだろう。

荒れ狂う海の浜辺。手前に風に吹かれている草原があり右に小さく二人、人が歩いている。
強風、でも雨降りで無いだけまし。

お天気は今ひとつだったけど、アザラシのおかげで面白い歩きになった。この後、運河沿いのパブでお昼。車で来る人もいるが、船で来る人もいる。ここからヨーロッパ大陸へも行けるんじゃないかなぁと想像しながら、分厚く切られたハムの挟まったサンドイッチを食べた。


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