
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ
インハウスエディターが集まるイベントに初参加した、2021年1月22日金曜日。会も終盤に差し掛かったところ...
毎回noteを書くってのが恒例になってますよね...!誰が書いてくれるかな?
...と主催の西丸さんが話していて、「書きます!」と勢いで手を挙げてみたわたし。
貴重な話がたくさん聴けたので、せめてものお礼を...と思い手を挙げたものの、ちょっとわたし、、、インハウスエディターについての知識が乏しすぎるぞ...と内心焦っていまして...。
そもそも「インハウスエディター」っていつから用いられた表現なんだろう? 関連する記事も読んだ上で、イベントレポート書きたいぞ!と思ったので、いろいろとTwitterで調べてみました!
「調べるツールがTwitter かよっ! 」とツッコミが聞こえてきそうですが、Twitter が好きなので許してください。笑 まとめたら5000文字を超えていたので、時間がない方は、気になる小見出しへワープしてくださいね!
そもそも、世界で初めて「ツイート」された日はいつなのか
Twitterでは期間を指定して、過去のツイートを検索できる機能があります。インハウスエディターの初ツイートを検索する前に、そもそも、世界で初めてのツイートはいつなんだろう?と思って調べてみたら...
just setting up my twttr
— jack (@jack) March 21, 2006
こちらが世界で初めてのツイートとのこと。2006年3月22日。米Twitterの共同創業者であるJack Dorsey氏の呟き。そして、Twitterの日本語版の利用が開始になったのは、2008年4月とのことなので...
日付検索を利用して「インハウスエディター」がいつから呟かれて、Twitter上でどう盛り上がっていったのかを検索してみました!
・・・・ない
・・・・ない
あった...!
2012年8月23日:Twitterに初めて「インハウスエディター」の文字が現る
色々な企業がソーシャルメディアを持つようになった今こそ、インハウスエディターとかインハウス編集部的なのが必要になってくるかも。
— Paris Wakana💄🇺🇲 (@Japanese_Paris) August 23, 2012
このツイートが、現在確認できるインハウスエディターと呟かれた最古のツイートです。2012年に既にインハウスエディターについて、呟かれていた方がいたんですね...!ただ、2012年8月以降、2016年11月までは、目立ったツイートは発見されず。2016年11月から徐々にTwitterで「インハウスエディター」の言葉が見受けられるようになりました。
ここからは、インハウスエディター関連のイベントや記事を中心に紹介する形で、歴史を辿っていきます。
2016年11月25日:「インハウスエディターミートアップ」の告知ツイート
今から4年前。メルカリさんで、インハウスエディターミートアップが開催されていたそうです!
(もう残席わずか)#mercan の話とかたくさん聞けるようです!
— 石黒 卓弥|LayerX|Takaya Ishiguro (@takaya_i) November 25, 2016
若くて面白いメンバーが出るので、#インハウスエディター という文脈にピンときた方ぜひ〜 https://t.co/Ywht6Ei1Hr
参加者の方のレポート内容はこちら。登壇者平野さんの当日のスライドも公開されています!
2016年11月26日:インハウスエディターの働き方
ミートアップ告知ツイートの翌日、モリジュンヤさんが【「インハウスエディター」という働き方】の記事を公開しています。
常々、編集のたどる流れはデザインがたどった流れと重なるのではないかと考えているのですが、デザイナーのように「インハウス」が当たり前になっていく流れもエディターに起こるのではないでしょうか。
こちらの記事が、多くの方にシェアされました。(一部紹介)
おっしゃる通りだと思います。自分も編集という大切だなと思っていて、文章のみならず、キャリアの編集、組織の編集、ライフプランの編集なんかに応用されるんじゃないかと
— 中野雄介|iCARE社のChief REIWA Officer (@y0uth_K) November 26, 2016
“「インハウスエディター」という働き方” by @JUNYAmori https://t.co/YbQ8WSCWaa
ああ、自分はそもそもそういう仕事だよな...インハウスエディターが良いのは、事業会社の思想を理解した上でコンテンツ制作できること。 https://t.co/J5CG7arTdW
— 神農亮(Ryo Kanno) (@kanchan_r) November 26, 2016
2017年6月〜THE BAKE MAGAZINEの「インハウスエディター」が注目され始める
2017年6月には、THE BAKE MAGAZINE の記事内で「インハウスエディター」と名乗られていた部分を注目して、ツイートされている方がいました。
インハウスエディターがインハウスデザイナーに取材して、それをオウンドメディアで公開って珍しい形だけど、これからの形な感じがしてすごく興味深い。
— 山下侑一郎 / 福岡でマーケティング支援 (@YUICHIRO_Ya) June 28, 2017
→THE BAKE MAGAZINE https://t.co/N6t4rfMPif
プレスリリース+自社メディアのコンボがうまい!しかもいきなり「インハウスエディター」でてきた。いいなー。→上場を目指して。BAKEの筆頭株主変更、社長交代についての裏側をお伝えします https://t.co/J5J7hONSC5
— Akihiro Matsuo (@highnumber2) August 2, 2017
ツイートで紹介されていた記事はこちら。
今回は多くの商品であえて語られない「コンセプトの決め方とデザインの方法」について、BAKE CHEESE TARTの場合を例にデザインの裏側を公開したいと思います!!本記事はBAKEのマーケターやデザイナー協力のもと、書き手はインハウスエディターの名和がお送りします。
社内コンペも開催したので、その応募案も公開します! BAKE CHEESE TARTの新デザインが出来るまで (2017.06.28)
こんにちは、BAKEインハウスエディターの名和です。
本日のTHE BAKE MAGAZINEでは、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下ポラリスさん)がBAKE Inc.(以下BAKE)の株式の大半を取得して筆頭株主になること、BAKEの社長交代について、その裏側をお伝えします。
上場を目指して。BAKEの筆頭株主変更、社長交代についての裏側をお伝えします (2017.08.02)
2017年8月24日:情報発信力を内製化しよう!各企業に"インハウスエディター"が必要な時代
ferretさんで、「インハウスエディター」についての記事が公開されたのが2017年8月。
<内容サマリ>
・情報発信のハードルが下がり、企業がオウンドメディアを立ち上げるケースが増えた
・内製化の動きがある企業例として『サイボウズ式』(サイボウズ)『THE BAKE Magazine』(BAKE)『Business Network Lab』(Sansan)『mercan』(メルカリ)を紹介
・なぜ「インハウスである必要があるのか」
- 社内情報へのスムーズなアクセス
- 会社や事業への深い理解
- 知識やつながりなどの価値を社内に蓄積
2017年10月06日:メディアの目的に最適な組織とコンテンツを設計。メルカリ「mercan」は何が優れているのか
インハウスエディターという言葉をいち早く使い始めたのが、フリマアプリ「メルカリ」を中心に、「メルカリ アッテ」「メルカリ カウル」「メルカリ メゾンズ」などのサービスを展開する株式会社メルカリです。
この時期にはこんなツイートも。
インハウスのエディターは少しずつ増えてますね。
— さとう|GCストーリー|インハウスエディター (@ux_market) December 11, 2017
情報の設計、編集、メッセージのコントロールは貴重なスキルなんでしょうね。 https://t.co/L0xbUJqDE4
2017年12月9日には、インハウスエディターとして入社された方の体験談記事が公開されていました。Twitterでこの記事が確認できたのは、2018年1月頃でしたが、公開順で紹介します。
2017年12月21日:編集力の内製化は企業の強み。BAKEを支える3人のインハウスエディター
ferretさんのインハウスエディターに関する記事第三弾。
社内で1番伝えたいことを、素早く出すっていうのは、オウンドメディアがあり、インハウスエディターいる、というのが最高の状況だと思いました。
BAKEでは、インハウスエディター陣が取材活動から得たことを社内に還元するように意識して、公開された記事をしっかりと社内に共有し続けたことで、社員でも情報共有が活発になっているんじゃないかな、と思います。
内製化にすることでファンがつくってそうよね。内製にしかできないコンテンツがあるのよ/編集力の内製化は企業の強み。BAKEを支える3人のインハウスエディター|ferret [フェレット] https://t.co/gONlSzEcMH @ferretplusより
— いいたかゆうた | yuta iitaka (@yutaiitaka) December 21, 2017
あまりにも学びの多い記事。リモートワークで全然いける仕事もある一方で、「物理的に同じ場所にいて空気を感じる」ことの大切さもすごい感じるよね、、
— RYOKO🐊 (@ryokown) December 21, 2017
編集力の内製化は企業の強み。BAKEを支える3人のインハウスエディター|ferret [フェレット] https://t.co/UjqU8H3L6k
インハウスエディター。メモ https://t.co/DVAXxDUrk9
— 林 亜季 Aki Hayashi (@akihayashiiiii) December 21, 2017
2017年12月30日:「インハウスエディター」は事業や広報を理解する企業内編集者
2017年12月は、ferretさんの記事やモリさんのnoteのシェアが多くみられ、「インハウスエディター」のツイート数が増えてきた印象を受けました。
内部が良い、外部が悪い、といった話ではないし、アウトソースがなくなるわけではない。だが、企業にとっての本質的な情報発信活動を考えるのであれば、現在アウトソースされている情報発信の一定割合は内製化されるべきだろう。
「インハウスエディター」は事業や広報を理解する企業内編集者|文章談話|note(ノート) https://t.co/iOzvEn5yKn
— 鈴木悠平 (@YuheiSUZUKI) December 30, 2017
"外部からオウンドメディアの運営に関わっていて抱くようになったのは「アウトソースする領域が広すぎるのではないか」という疑問だった。"
それな。
エディターだけでなく、インハウスデザイナーやインハウスマーケターなんかももっと増えていいと思う。アウトソースと部署異動が多くてノウハウが蓄積されない問題は結構深刻。
— 山下侑一郎 / 福岡でマーケティング支援 (@YUICHIRO_Ya) December 31, 2017
「インハウスエディター」は事業や広報を理解する企業内編集者|編集デザイン|note(ノート) https://t.co/70uMtlx5VZ
そして、2018年3月ごろにも「インハウスエディター」のツイートがちらほらあったので、紹介します。
うちの仕事はブランドエディターだ!(と自分の中で勝手に定義しているし、そういう役割を会社内につくりたい)
— 藤村 能光/働き方シフト (@saicolobe) March 15, 2018
「インハウスエディター」は事業や広報を理解する企業内編集者|モリジュンヤ @JUNYAmori|note(ノート) https://t.co/18xvWsGGXU
インハウスエディターという言葉がちらほら出てくるようになったけれど、オウンドメディアを社内で制作したい。という需要はどれくらいあるのだろう。
— 鈴木雅矩(スズキガク)/ ライター (@haresoratabiya1) March 27, 2018
オウンドは自社メンバーで運営したほうがいい。業界知識、自社の強みや弱みを熟知してる方が良い企画が出しやすい。
それからもうひとつ。インハウスエディターの活躍の余地は、メディア運営やコンテンツ企画・制作だけでなくて、企業・事業・組織の「文化」づくりに対して、ことばの力で貢献できるところにある。組織における共通のボキャブラリーをつくることが、共通のカルチャーをつくり、事業の純度を高める
— 鈴木悠平 (@YuheiSUZUKI) April 28, 2018
インハウスエディター
— 林 亜季 Aki Hayashi (@akihayashiiiii) May 1, 2018
こういうことでしょうか!
新しい!すてき!
ポパイ前編集長の木下孝浩がファーストリテイリングに入社 https://t.co/eDJ4XXwNYN @fashionsnapより
2018年5月9日:サイボウズ 明石悠佳さん「信頼関係の構築は長期戦。ステキだな、と思える価値観の“媒介者”でありたい
【PRTableさんに取材していただきました】
— あかしゆか (@akyska) May 8, 2018
インハウスエディターのお仕事や今後のキャリアなどについてお話しました。大島さん(@yu_pf )ありがとうございました…!
サイボウズ 明石悠佳さん「信頼関係の構築は長期戦。ステキだな、と思える価値観の“媒介者”でありたい」 https://t.co/Qu837JUFRJ
企業のコンテンツを発信していくうえで大切なのは、“ブランドジャーナリズム”の視点だ、と。
つまり「サイボウズが伝えたいこと」と、「世の中の関心事」と重なる部分を探って、そこを企画にしていかないといけないんですよね。
2018年5月23日:イベント「会社と社会の媒介者であれ」インハウスエディターの役割を考える
サイボウズ式でコンテンツエディターの中途採用を開始。それに伴い、こんなイベントにお声がけいただきました。事業会社での編集仕事についてお話ししまーす!
— 藤村 能光/働き方シフト (@saicolobe) April 30, 2018
PR視点で企業価値を高める 「インハウスエディター 」の役割 〜PR Table Community #4 | Peatixhttps://t.co/b1CV8g3fcH
インハウスエディターの仕事はオウンドメディアの編集だけじゃない。社会との良好な関係構築=PRを担っている。
— おかはるか #Ubie #PRLT #PRMAG (@kiyoshi502) May 23, 2018
#インハウスエディターの役割 pic.twitter.com/MKPF42QStS
インハウスエディターとしてのミッション、サイボウズ藤村さん。会社の価値、付加価値を作るのが大枠。メディア運営だけでなく、働き方改革の問題提起PJ、株主総会と一緒にやるシンポジウムなど。編集スキル使い様々なアウトプット、コミュニケーション。10人程度の部署 #インハウスエディターの役割
— Noriko Nakane (@nakane_no) May 23, 2018
主催のPR Tableさんのイベントレポートはこちら。
ブランドとは、その人が何かを受け取ったときに、思い描く印象や考えのこと。言ってしまえば、ブランドは受け手が作るもので、企業側がブランドを伝達したからといって、形作られるものでもありません。企業として伝えたいメッセージがあったとしても、単純にそれをコンテンツにしても届かない。そのときに大事になるのは、「相手が知りたいことは何なのか」を考え、情報の変換や文脈づけを行うこと。サイボウズ式では、それを強く意識していますね。
ロジックとエモさの行き来。これは主観と客観の行き来とも似ているな、と思います。企業には主観として伝えるべきメッセージがあるのですが、そのままでは伝わらない。
インハウスエディターには配慮しなければいけないさまざまなステークホルダーがいて、読者だけではなく、全体にくまなく目を配る必要があります。いろんなステークホルダーの立場に立ち、その時々の手段によって伝え方を変えていく。具体的には広い視野を持ち、その人たちに憑依して客観的に物事を見る。そうした素養がインハウスエディターに必要なのかなと思いました。
logmiさんのイベントレポート。
参加した方々のイベントレポートも紹介します。
2018年6月21日:イベント「会社と社会の媒介者であれ」インハウスエディターの役割を考える」vol.2開催
【PR視点で企業価値を高める「インハウスエディター」の役割 vol.2】
— なかやまちえ@StudioOpt 広報PR担当 (@n_chiezou) June 21, 2018
▼ゲスト
・メルカリ松尾さん( @highnumber2 )
・Sansan丸山さん(アカわからず😭)
▼モデレーター
・西村さん( @knsmr )
当日のツイートまとまてみたよ✨#インハウスエディターの役割
https://t.co/H90ewKOx1x
イベントレポートはこちら。
2018年7月5日:イベント「編集者・ライターの生存戦略 -(ひとまず)10年後も生き残っているために必要なこと-」
こちらのイベントでも、インハウスエディターについても話題になったようです。
【編集者が考える理想のライター】インハウスエディターが求める理想のライターは?→藤村さん「視座が合う人。事業会社がやるメディアなので、明確に目的がある。そこに共感してもらえるかどうか&何のためにやっているか理解しているか」 #編集者・ライターの生存戦略
— 筒井智子@HRマーケティング (@jaggyboss) July 5, 2018
いろんな会社でインハウスエディター的役割を担わせていただいてきた身からすると、まさしくという感じ。スキルや経験はむしろ邪魔になることもあるし、寄り添いが大前提にないとただの評論家で終わる。 https://t.co/sDoKe1Lij1
— okmv (@230okym) July 5, 2018
イベントレポートはこちらから。
2018年には、インハウスエディターに関する記事の発信が増え、イベントが行われて、当日リアルタイムツイートなどで、Twitter内でも、言葉が広がっている印象を受けました。
2019年の最初には、こちらの記事も。
Forbes林亜季さん@akihayashiiiii の記事、参考になる。ちょっと違うけど、僕もこの文脈で転職した
— 大沼楽 (@texima0) January 9, 2019
>コンテンツマーケティングが一般化する中、企業が自社内に編集者やライターを雇用して情報発信やコンテンツ作成・発信を任ずる「インハウスエディター」も増えてきている。https://t.co/SANNTmXqER
2019年6月22日:インハウスエディターが担当する業務アレコレ。ことばや編集を起点にした職域の広げ方
2019年8月27日:オウンドメディア担当者が「インハウスエディター」になるまでの2年間の変遷(藤田 隼)
2019年9月2日:イベント オウンドメディア「ブーム」終焉と、編集者たちの「その後」のキャリア vol.1
今日のイベント、すごく楽しみに
— 花摘モモエ (@sunagimomoe) September 2, 2019
していたんだけれど、トークテーマも
多岐にわたっていて面白かったです。
私は事業会社の広報だけれど、インハウスエディターでもあるので学びが深かった。さすがのinquireさん!#inquire_event pic.twitter.com/2RngqW7aNF
2019年9月26日:イベント オウンドメディア「ブーム」終焉と、編集者たちの「その後」のキャリア vol.2
2019年10月4日:インハウスエディター?フリーランス?WEB編集者はポジションをズラして生き残れ!
この記事の公開自体は、9月のようなのですが、Twitterに現れたのは10月4日ごろ。
神イベントだったツイ廃集会の主催者、
— モギー /コルクラボギルド (@MOGGYSBOOKS) October 4, 2019
澤山モッツァレラ(@diceK_sawayama)さんに
取材しました!
ちゃんとなんでモッツァレラなの?って
ツッコんでます!
インハウスエディター?フリーランス?WEB編集者はポジションをズラして生き残れ!
https://t.co/7oHzGbU633 @henshutime #ツイ廃集会
そしてこんなツイートも。このツイートがきっかけでインハウスエディターコミュニティが立ち上がった模様です。
突然ですが、インハウスエディターのコミュニティやりませんか?やること、やれること、悩める観点が超独特だと思ってて、そのスキルやナレッジをシェアしたいな……興味ある方、いないかなぁ。
— RYO SAIMARU (@saimaru310) October 8, 2019
2019年10月18日:メルカリで“インハウスエディター”を1年3ヶ月経験して気づいたことを伝えたいだとか
今夜は恵比寿にて @JUNYAmori @hiroakisugahara @hasex とともに「第0回 インハウスエディターとは何か?」を語り合う飲み会を開催します。1席余裕があるので、もしお時間ある方はDMください。体力があれば、後日 #note 書きます。
— RYO SAIMARU (@saimaru310) October 21, 2019
澤山さんや西丸さんの記事や、inquierさんのイベントレポートの公開や、インハウスエディターコミュニティの立ち上げツイートがあったのが2019年10月。最初に「インハウスエディター」と呟かれた2012年から振り返ってみると、2019年10月が「インハウスエディター」と一番呟かれていた月でした。
「インハウスエディター until:2019-11-01」をTwitterの検索窓に入れると、盛り上がりがわかると思います。Twitterにおいての、インハウスエディターの大きな流れがわかったところで、ここからは2019年11月以降、インハウスエディター文脈で公開された記事を紹介します。
2019年11月28日:企業の言語中枢を担う、インハウスエディターというキャリアの選択肢
2020年1月29日:実録! SmartHR インハウスエディターが広報未経験で挑んだ指名検索数グロースハック
2020年2月19日:インハウスエディターの仕事雑談 #つむぐradio vol.1
2020年2月22日:フリーランスの編集者からSmartHRのインハウスエディターになりました
2020年5月:インハウスエディターコミュニティ開催!
そして、いよいよインハウスエディターコミュニティが開催されました!イベントレポートはこちらから。
これ以降の、インハウスエディターコミュニティに関する記事はこちらのマガジンからどうぞ!
....いかがでしたでしょうか?少しお腹いっぱいな情報量になってしまった気もしますが、「インハウスエディター」の言葉の浸透・歴史について、感じていただけましたでしょうか?
ここからは、2020年以降に公開された、インハウスエディター関連の記事を【保存用】として、ピックアップしていきます。
2020年以降のインハウスエディター関連記事まとめ
西丸さんの資料もとても勉強になるので、ぜひ!
おまけ的な形ですが、Twitterで「インハウスエディター」と検索している中で、学びになったり、気づきを得られたツイートも紹介します。
インハウスエディター関連、ツイートまとめ
コンテンツ単位で見ると「①可読性の編集」が重要なんだけど、メディア単位でみると「②情報の編集」、情報やサービスとしてみると「③文脈の編集」などなど、レイヤーごとにまったく異なるスキルが求められるなと感じているマン。
— ふじじゅん🍢 (@fujijun89) January 24, 2019
こと「インハウスエディター」という観点では、①より③の力でサービスと社会の間にストーリーで接点を作れるかという力が大切なんじゃないかと。上手い文章かどうかは手段に過ぎないという。
— ふじじゅん🍢 (@fujijun89) January 24, 2019
インハウスエディターは「記事を書き、情報発信する人」ではない。社会と企業をつなぎ、経営の意思決定にコミットする。手段は問わない、無限にある。これがインハウスエディターの役割ではないか。って、誰かが言ってた。
— RYO SAIMARU (@saimaru310) January 25, 2019
書くネタがないんじゃない。物事をネタとして捉える視点が足りない。
— 青木まりな@フリーランスWeb編集者/コーチ (@aoki_marina1990) June 26, 2019
メルカリのPRチームは小泉社長から「社内を歩けばネタは見つかる!」と言われるらしい。
でも本当にそうだと思う。物事をみる解像度とか感度が高ければ、発信ネタはいくらでも見つかる。
#リクルートメントマーケティング
伝えたい想いがあれば、たった200文字でもそれは記事と言える。 byメルカリ西丸さん
— 青木まりな@フリーランスWeb編集者/コーチ (@aoki_marina1990) June 26, 2019
ハードルを下げて投稿できるようにして、成功体験を支援する。これがインハウスエディターの役割。ただ記事を作ればいいんじゃない。
こうやって個人をエンパワーメントしているから、毎日更新できるんだろうなー!
メルカンというのはメディアじゃない。メルカリがミッションを達成するためのプロジェクトであり、プラットフォーム。「オウンドメディア」というのは便宜的に使ってるだけ。「編集者」という肩書きも便宜的なもの。インハウスエディター改め、インハウスコミュニケーターとでも言おうか。
— RYO SAIMARU (@saimaru310) January 29, 2019
アサインされた業務へのコミットは前提として、
— 松元竜太郎|編集×スポーツ (@rmatsumoto8) March 17, 2020
僕はインハウスエディターの仕事を定義してません
商品コピー、オウンド、note、メルマガ、ソーシャル、動画、採用、広報、販促、イベント
編集力を生かせる場所はたくさん
スキルを磨き、キャパを広げれば、もっとワクワクできると確信してます! https://t.co/UIHrzip8II
インハウスエディターは「記事を書くこと」が仕事ではなくて、「伝えることを企業文化として根付かせること」が仕事だと思っている派です。なので、発信したことをインタビュイーや関係者にできる限りフィードバックするようにしています。これ細かいけど、個人的に超超超重要な任務だと思っています。
— RYO SAIMARU (@saimaru310) April 13, 2020
編集者の肩書き、だいぶ増えた印象があります。
— 高林ゆうひで|Web編集者 (@takataka578) May 27, 2020
・ウェブ編集者
・コンテンツエディター
・インハウスエディター
・カルチャーエディター
・ソーシャルエディター
・顧問編集者
・書籍編集者
・雑誌編集者
・マンガ編集者
役割が幅広くなってることが分かりますよね。
メディアプロジェクトにおいて、プロジェクトは管理するものではなく、編集するものだと考えています。情報を整理、言語化し、関係者のファシリテーションをしながら目的に向かうように整え続け、流れを作っていく。https://t.co/aBoIzZU1vz
— junyamori / inquire (@junyamori) May 28, 2020
「インハウスエディター」について考えていたらとてもシンプルな画になった。シンプルに捉えることの良さは、迷った時に戻りやすく軌道修正しやすいから。ここから肉付けしていきたい。それにしても読みづらい字だな。 pic.twitter.com/9ozPjJGIah
— 平山高敏 (@t_hirayama0227) September 28, 2020
Ubieでは専属のインハウスエディターが取材・編集するという方法をとらない。各メンバーの個性や経験を活かした分散型の広報。自身で書くと思考の整理にもなり、中長期でのリターンはこの形式の方が大きいはず。PRの役割はマインドと取り組み方の啓発で、組織の内側にインストールすること。
— 片山 悠|Ubie|マドベ (@ktpr_PR) December 26, 2020
ライターには横断スキルが今後はますます求められ続けるだろうという話がここ何年も話題となってます。
— 大崎(ヒロさん)|Soléna (@H_Yuki2014) June 6, 2020
・ライディングスキル全般
に加え、
・マーケティング
・ブランディング
・SNS、SEO
・PR広報
・メタ認知
・心理学
・哲学 etc..
でもこれって、インハウスエディターの基本スキルセットでは🤔 pic.twitter.com/0bKeEElwuT
「書きたい」はそれだけで尊いから、何も考えずにまず書いてほしいんだよなぁ。
— みさきち|編集&ご自愛|GCストーリー (@misakichi_gc) June 16, 2020
「誰かのために」とか「ちゃんと」とかしなくてもいい。書きたいうちに書いちゃえ〜!っていつも思う。
せっちん丸さんの一連のツイート、とてもとても良きなのでGCnote部のみんなに共有させてもらいました٩( ‘ω’ )و https://t.co/9j7u2MXC6q
採用広報について、インハウスエディターな2人が思っていることをお喋りしました📻
— みさきち|編集&ご自愛|GCストーリー (@misakichi_gc) October 24, 2020
・伝えたいことと知りたいことの乖離
・まず、お前誰やねん問題
・社内と社会にちゃんと橋を架ける
つむぐradioひっそり更新中。https://t.co/QNVZNNDrm8
そこで大事だと思ったのが、物事を点で完結させないこと。社内のしかるべきメンバーのアサインやお客様へのお声がけ、点を線にして、線を面にするコトづくり。ここを仕組みとしてどう作っていくかが新ミッション・体制にハマって、そこからインハウスエディター的面白さがわかった気がします。
— せっちん丸 (@OKB460) December 16, 2020
「内から「届けたい」願いがあること、外から「次を見たい」と期待されること。その両方が必要で、僕らインハウスエディターは内と外に目と足を向け続けることでしかないなと」
— 平山高敏 (@t_hirayama0227) December 19, 2020
棚卸し。気付き [12/12〜12/18の日記]|平山高敏 @t_hirayama0227 #note https://t.co/dOlhQjfXHg
最後の最後に...採用ポジションとして明確に「インハウスエディター」で募集をしていた企業の歴史も辿ってみます。マニアックすぎますが、転職サイトで働いていたこともあり、つい。笑
インハウスエディター採用の歴史
(現在はクローズしている企業もありますので、ご注意ください)
コーポレートブランディングは編集者の仕事だ!メルカリさんがエディター募集してるお。
— ᴀ ʏ ᴜ ᴘ ʏ 〰️ ɢ ᴏ ᴛ ᴏ (@ayupys) April 27, 2017
コーポレートブランディングを牽引するインハウスエディターをWanted! by 株式会社メルカリ (@mercari_jp) https://t.co/5vQgv6GZc8
サイボウズ式のインハウスエディター、中途採用を開始しましたよ! サイボウズ式のコンテンツ企画から入りつつ、コーポレートブランディング全般に関わってもらいたいと考えております。ご興味ある方、何卒!!!!!!https://t.co/tzhl0Lyl7n
— 藤村 能光/働き方シフト (@saicolobe) April 23, 2018
おもしろそう!!!
— みきてぃ (@mi_kiteeea) August 17, 2018
企画からお任せします!ミラティブの魅力を発信するインハウスエディター募集 by 株式会社ミラティブ (@mirrativ_jp) https://t.co/Xa5BiYEllR #wantedly
既存のお客様向けのコンテンツ制作をお手伝いいただける方を引き続き募集しております!
— 稲船 祐介|カスタマーサクセス (@inaship) January 15, 2019
ユーザーの機能理解を加速させるインハウスエディター募集! by 株式会社SmartHR (@smarthr_jp) https://t.co/D7vZan4wW4 #wantedly
note proチームのインハウスエディターを募集しています!
— 佐々木 望 | note事業開発 (@no_sasa) April 9, 2020
ますますコンテンツが重要になる中、note pro発信のコンテンツを素敵に作っていただける方、ぜひご応募ください〜https://t.co/jpGrkVQFJS
デジタルマーケティングのプロ集団企業のインハウスエディター募集 by 株式会社MOLTS https://t.co/dpZ18wl70O #wantedly
— 菊池真也 | MOLTS inc. (@shinya0725) April 27, 2020
これからどんどんこの職種名の求人募集は増えていきそうですね!
最後に...
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
「言葉の浸透」の歴史を辿りながら、新しい言葉は、イベントや記事などコンテンツを作ることで浸透していくんだな...と改めて気づかされました。スタートアップで働いている身として、流れを自分たちで作っていく大切さを痛感しました。
まとめながら、正直途中で心折れそうにもなりましたが...(笑)ひたすら検索して、歴史を紐解いていく時間は、とてもとてもたのしかったです。大学時代は、音楽学を専攻していて、作曲家や音楽の起源を辿ったりしていたので、その血が騒いだみたいです。音楽文脈だと、こんなこともやってました。笑
あ、わたしは何者か?というと、CSチャットツール「チャネルトーク」で、カスタマーマーケ・コミュニティ・PR・採用・CSなど色々とやっています。韓国発のスタートアップで、日本支店が現在4人のため、幅広いことに挑戦中です。明確に「インハウスエディター」という職種ではないのですが、今回記事を読む中で、この仕事の奥深さや難しさを感じることができました。
好きだけでは仕事はできないと思いますし、知れば知るほど、自分自身の視点の弱さやスキル不足を痛感しました。文章を書くことだけがインハウスエディターの仕事ではないですが、想いを汲んで届けること、言葉を紡ぐことはやっぱり好きなので、自分なりに勉強しながら、実践しながら、スキルアップしていきたいです。
インハウスエディターコミュニティ第8回のイベントレポートは、後日改めてアップします!
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いろんな方に自分のnoteを紹介いただき、とてもうれしいので保存しておきたく、こちらに挿入させていただきます!
記事内で過去に書いた記事やブログをたくさん紹介いただきました!
— junyamori / inquire (@junyamori) February 1, 2021
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/2cyrHOaQpV
記事とかサービスサイトの言葉だけでなくコミュニケーション全般を編集できるインハウスエディターになりたいものです。
— 山本しゅーたろー🤘 (@taroshutaro) February 2, 2021
そして弊noteもご紹介いただいた…!
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/kvhoNPb1L4
うわわわわわ!これはもはやインハウスエディター史!研究!!論文!!!
— ピヨ山ピヨ太朗🐣マーケin鎌倉 (@tottorikizoku) February 1, 2021
この熱量とまとめ力たるや。
編集者ってすごい😭尊い😭
片道2時間の通勤電車でじっくり読みます🚃 https://t.co/KB7QTENhTb
言葉で歴史振り返るっていいですよね~。
— さとう|GCストーリー|インハウスエディター (@ux_market) February 2, 2021
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/SA6R0MDMAZ
凄まじいボリュームの神まとめ記事。歴史の一部にPR Table Communityのイベントがしっかり刻まれていて嬉しい…!
— クボケイタ@PR Table (@keiterpan2) February 3, 2021
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/2IoGCyPSlf
こういう話題で歴史ちゃんとやってくださるのありがたすぎる。 「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/pxcoVGKamV
— せしも (@seshiapple) February 5, 2021
これは大作!
— 高林ゆうひで|Web編集者 (@takataka578) February 8, 2021
インハウスエディターの歴史がTwitter検索を駆使してまとめられていて、関連記事も充実しています。自分のツイートも入れていただけてありがたい。
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617https://t.co/QVDnbeJVVK
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ
— note (@note_PR) February 7, 2021
先月末に開かれた、インハウスエディターが集まるイベント。初参加となったChannel Talkのyukoさん@spiritoso1617は、この職業に関する自身の知識不足に焦りを感じたそうで…。起源や変遷を、Twitterなどで探っています。https://t.co/i76UAmhDqr
このツイートをするきっかけになったnote。面白かったからライターは読んで…!
— いしかわ はに🐝🍯@個人事業主とBtoBインハウスライター (@hanisandayo) February 8, 2021
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/BF07Qotr33
「XXXとは何か?」という記事は多いけど、ここまで丁寧に歴史を紡いだ解説記事は滅多に見ないので凄い!!
— Kengo Iwata | Repro (@kengoiwt) February 11, 2021
歴史と文脈は大切にしたいなと思った
「インハウスエディター」言葉の歴史と記事まとめ|yuko|Channel Talk @spiritoso1617 #note https://t.co/ZHiQGbbMA8
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Twitterや記事を挿入しすぎて、とっても重いnoteになってしまいましたがここまでお読みいただいた方、ありがとうございます!
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