嘘はバレる時代に。自分に正直に、関係構築をしていく世界へ
PRって、広告や宣伝だと思っていてAdvertisingとの違いなんて一切わかっていない私が、PRを大々的に取り上げる日本で初めてのイベント「PR3.0 Conference」に参加してきました。
とにかく、、、濃すぎた…
朝10時から20時まで、合計8セッションを聴きました。(大学の講義は90分長いなぁーって思うことも多々あったのに、楽しい時間はあっという間というのはまさにこのこと。)
イベント当日は #企業と個の新しい関係構築 のハッシュタグで沢山呟かれているのと、素敵なイベントレポートもたくさんあるので、そちらを覗いて頂くとして…カンファレンス開催から1週間経ったからこそ、咀嚼できた共通項を勝手ながらまとめさせていただきます。(下記は著名な方々のお言葉が99パーセントで、少し自分の考えもミックスしております)
PRはPublic Relationsのことで、Advertisingとは違う。
ブランドは広告では作られない。
広告ももちろん必要だけど、広告だけの時代はおしまい。
新しい現実、新しい世界、構造の変革が行われている今、
新しい問題をどれだけ真摯に解決していくか。
企業は個人の集合体でしかない。
代表するのは会社ではなく、個人が主役になる時代へ。
この新しい世界を可能にしているのは、確実にインターネットの普及であり、
このようなnoteやTwitter、Facebookなど、
個人がメディアを所有できる時代になったから。
だからこそ、昔に比べて、はるかに嘘をつきづらい時代に。
つまり、嘘がバレる時代に。広い視野で社会に害をなすものは、絶対淘汰される。
こうやっておけば売れるだろう!という浅はかな考え方は厳しくなってくる。本質に立ち戻る、なぜこれを普及させたいのかってところが大切になってくる。
Public Relationsは一つの伝達手法ではあるけど、マインドセット・考え方であり、テクノロジーでもある。ビジョンやミッションを社会的なコンテクスト(文脈)で語らなきゃいけない。
Public Relationsの考え方は、どのビジネスパーソンにも必要な考え方
カンファレンスを経て、日常生活のPublic Relationsを考えてみた
このカンファレンスを経て、自分が何気なく行ってきたことって、Relations<関係構築>なのかなと思えてきたのです。
最近顕著なのは、何かを購入する時、接客をして頂く方の想いを聞かずにはいられなくなってきているのです(これは半分職業病なのですが、仕事柄、転職者にインタビューをする機会が多いので…つい…)
結婚式場探しの時には「いつからここで働いているんですか?」「○○さんは数ある○○エリアの結婚式場の中で、なぜここで働こうと決めたんですか?」と…。
自分の肌に合う化粧品を探していた時には「立ち上げた人って、もともと何していた人なんですか?」「○○さんは、もともと別の化粧品メーカーで働かれていたんですか?」など。
式場のプランナーさんは、オーナーの想いをきちんと語れる人でした。そして、自分の言葉で、自分なりの考え方を述べていました。化粧品のアドバイザーの方も、なぜ代表が化粧品を作ろうかと思ったのかのきっかけや想いを語れる人でした。
2人に共通していたのは、接客する中で、既にその想いや言葉を熱く自然に語っていたこと。だから私もその想いに共感して、創業者ではなく、なぜあなたもそこで働こうと思ったのかという【個】としての想いも聴きたくなっていたのでした。
#企業と個の新しい関係構築 とは、まさにこういうことなのかなと、1週間経った今だからこそ、ようやく腹落ちしてきました。
この「企業と個の新しい関係構築」という言葉、正直カンファレンス始まるまでは、よくわからなかったのです…(。´・ω・)????????????って感じでしたw
だけど、カンファレンスを通じて、日常生活を振り返ってみると、この言葉に今の自分が大切にしていることは、全てが凝縮されているなと感じることができたのです。もし2,3年後にPublic Relationsのカンファレンスを行う時には、キーセンテンスはアップデートされているのかなと思ったり。
数年後かに開催されるであろうカンファレンスは、新しいPublic Relationsを象徴する言葉はこれだ!という別の言葉が生まれた時に、開催されるのかなと勝手な未来予想をしてみましたw(未来のキーセンテンスを、大喜利のように考えたり、想像したり、当てたりするの、面白そうw)
個と個の関係構築への変化?
今の私が書きながら考えたことは、#個と個の関係構築 には必ずなるなと思ったし、既になっているのかなとも思えてきました。
なぜなら、好きな商品でも、この人から買いたいと思えるかどうかや、商品がどうのこうのではなく、提案を受ける人に、どれだけ自分が共感できるかなどを、無意識に購入を決断する時の判断軸としていることに、今気づくことができたからです。
人と深く関わりたいと思って、接客の仕事ではなくて、営業の仕事を社会人1年目は選択したけれど、接客も営業も関係ないと思えてきました。
購入目的がはっきりしている人に、商品を売るのが接客で、購入目的もはっきりしていない課題や叶えたい未来が漠然とした人に、提案するのが営業という区切りであるのであれば、前者の接客は、どんどんAIや無人レジに置き換わっていき、後者の営業は、介在価値を発揮できる人が活躍できる世界へ。
嘘つくのが苦手で、真っ直ぐ生きてきた私も、生きやすい世の中になっていくのかなと思えて、とっても嬉しい感情なうです。(あー……“なう”とかもう古いのか…w)
正直なことがカッコいい。それが当たり前になる世界も近い
カンファレンスを主催していた菅原さんと以前お話しした時におっしゃっていた言葉で、とても好きな言葉があります。
自分に正直に生きることが
自分を守ることに繋がる
そんな世の中になれたら、こんなにハッピーなことはないなと。そして、人の言葉に勇気付けられたり励まされてきた私だからこそ、自分発信の言葉で、人に勇気を与えられる人になりたいと改めて思ったのでした。
個人がメディアになっている今、初めてnoteで発信してみました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。これからちょこちょこ、投稿していきたいと思っています。