パンドラの箱
Pandoraについて
わたしは、Pandoraという屋号で星読みをしています。
Pandoraの由来になっているのは、ギリシャ神話のパンドラの箱。
最高神であるゼウスがあらゆる不幸や災いが入った箱を地上最初の女性で
あるパンドラに渡し、「絶対に開けてはならない」と命じます。
しかしパンドラは好奇心から箱を開けてしまい、中にあった不幸や災い、あらゆる邪悪なものが人間の世界に飛び散ってしまいました。
パンドラはすぐに蓋をしましたが、箱には「希望」だけが残りました。
わたしは自分自身が何者であるかを知ることは、パンドラの箱を開けることだと思っています。タブーとしていることに触れていくこと。
そう思うきっかけになったのは、ひとのことアカデミーの講座。
わたしがわたしを知るということは、自分が見たくない自分、人に見せずに隠しておきたい自分を知ることでもあり、その過程ではそんな自分はダメだとジャッジしたり、認めたくない、受け入れたくないという抗いや苦しい感情が伴います。
だけど、講座で体感しているのは、どんな自分がいてもその自分を認めた先にいつも希望が湧いてくること。
最後に希望残る。まさにパンドラの箱のようだなと。
秘めておきたい自分、過去生からの因縁
わたしは過去に既婚者の男性との恋愛にのめり込んだ時期があります。
そして、今世でわたしが自分の中の女性性を否定し抑えてきた背景には、女性であることを武器にして何人もの男性を手玉にとり弄んだ女性の過去生があります。意のままに男性を動かすことができることを知っている感覚があるのです。
その自分を戒めているのか、今世では昔から胸元や肩回りなど肌を露出する服を着ることに抵抗があり、避けてきました。わたしが恐れているわたし、魔性の性質を持つ自分に蓋をする感覚。既婚者の男性との恋愛は、わたしの中に秘められたものが露わになった出来事でした。
リリスという小惑星が教えるわたしの課題
今日、ふと自分のホロスコープの「リリス」を読もうと思い立ち、
わかったこと。わたしのリリスは12ハウスの蠍座にあります。
相手を支配したいとう深い欲望があり、他者の深いところ(隠された真実や秘密)を知り、暴きたい欲求がある、狂気的な性的衝動、深い情感をもつタイプとのこと。今世での過去の出来事や過去生の自分と重なり、あまりにもしっくりきたのです。
その内容をわたしの過去生を知る仲間に話したところ、人をコントロールするのは低次の行動で(恐れからの行動)過去生、または今世での秘めた恋愛を通して、わたしは相手が受け入れるかどうかで自分の魅力を認めてきたんだと知りました。そうして自分の欲求を満たしてきた。しっくりきすぎてぐうの音も出ない。12ハウスにリリスがあるのは、過去生では不満足だったから今世に課題を持ち越してきたんだというのも、本当にそうだと思う。
では、高次の行動は何かというと「バランス」をとること。(愛からの行動)相手を使って自分の魅力を認めるのではなく、自分が自分の魅力を認めること。
善いか悪いかではなく、自分の性質は「ある」ものなのだから、それを
どう生かすのか?というところに今日もまた立ち返る機会が与えられ、
善いか悪いか、陰か陽か、ネガティブかポジティブか、二極で捉えるものの見方を変えるタイミング、星を読み解く「知性」を磨いていくタイミングに来ているのだと実感しました。(双子座シーズンのタイミングで、タイムリーな気づき!)
それはまさに、これからの星読みでわたしが叶えたいこと。
過去のわたしを開示する機会としても記録に残そうとここに綴りました。
さらにこのタイミングでこの記事を見つけたので残しておこう。