インドヨガ日記③ l シヴァナンダヨガ 4~6回目
ヨガ日記①と②も、よければ先に読んでください!
4回目
前回、片方の鼻孔から吸って吐くを繰り返す呼吸法が導入され、他からの情報と違った呼吸法だったので疑問に思ったということを書いた。
4回目からは、左から吸って右から吐く、右から吸って左から吐く、というやり方になった。
前回までのは導入のための練習で、吸った鼻孔と逆側から吐く、というのが実際のやり方だそうだ。ネットで読んだ方法とだいたい同じだった。
アレルギー性鼻炎のため大抵鼻が詰まっているので、朝半分寝た状態で呼吸法から始まると、慣れるまでけっこう息苦しい。
でも集中して鼻呼吸を続けていると、終わる頃にはかなり鼻が通って呼吸が楽になる。
前回(1週間目)までに、2、3、9、12、のポーズを練習しており、
この日は4、5、11と、膝を抱えて丸くなってゆりかごみたいに身体を前後左右振るポーズ(一覧にはない)が導入された。着々とこなしている感じがあって楽しい。
最後、調子どう?と聞かれ「股関節が硬くて」と答えたら、家で太陽礼拝をやったらいいと言われ、先生の音声データを聴かせてくれた。
これは太陽の礼拝自宅練習用の音声データで、先生がいつもヨガ教室で「吸って吐いて」と言いながら動きを指示する歌のような声が入っている。横になってリラックスするところから始まって、太陽礼拝を何回かやって終わる。7分ぐらいの長さ
whatsAppで先生と繋がりこの音声データをゲットした。
5回目
結局前回帰宅後から自宅でヨガしなかった。
音声データをもらってしまったので、絶対に感想を聞かれると思い、朝パンを食べながら音声流してイメトレだけした。
この日は天気が悪く家を出る時もまだ暗かった。
教室に着いたらもう数人の生徒が横になって準備しており、慌てて合流した。
雨の音が強く、いつもより全体的に暗い。
こんな日は呼吸法からゆっくりちゃんとしたほうがいいと先生は言って、時間をかけて前回と違う呼吸を教えてくれた。
吸ったあとに両方の鼻孔を抑えて8秒息を止めて、ゆっくり吐く、というものなのだが、
これはかなり苦しかった。
左の鼻が詰まってほとんど通らないので、その狭い鼻孔の僅かな隙間から僅かに吸えた空気だけでしばらく息を止めていないといけないので、すごく苦しい。バレないように口呼吸で補助してなんとか乗り切った。
いつものように呼吸練習が終わるころには左鼻が通っていたが、今までのヨガで1番つらい修行だった。
その後やはり先生に「音声どうだった?やってみた?」と聞かれて、「よかったです!」と答えた。
この日は太陽の礼拝に始まり、2、3、4、5、6、8、9、12 の順に練習。あと前回やったゆりかごポーズ。
8 のポーズで前後に身体を振る動きをしたら、身体中痛くて吐きそうになった。
色々直されるけれど、ポーズはちゃんとヨガっぽくなってきた。
6回目
ビギナーズコースもこの日で半分が経過。
ふと思ったのだが、ヨガ教室では自分がヨガする位置は毎回変えるもんなのだろうか?
回によって来る人来ない人がいるので、ヨガスペースは10カ所あるが、わりと空きがある。
なので毎回違う場所にヨガマットを敷く人もいるのだ。
わたしはなんとなく最初に前から2番目を陣取って、そこが定位置になっている。
他のインド人生徒はヨガする場所を変えてる人が多い。
だいたいが遅刻してくるから後ろの方にひっそり合流するのかと思いきや、
大遅刻してきても一番前にくる生徒もいるし、なんだろう。気分か。
同じコンディションでやった方がいいような気がしてしまうが、どうなんだろう。。
太陽の礼拝は最初は息が上がっていたが、だんだんと連続でやっても辛くないくらいに慣れてきた。
やはり片鼻孔からの呼吸、息止めが1番つらい。
朝一で鼻孔がどっちもすっきり通ってるってことは一生ない気がするので、これはずっと辛いんだろうか。。
この日はドルフィンポーズ(一覧にない)というのが新たに導入された。
そしてついに初めてヘッドスタンドポーズをやってみた。
先生に補助してもらって一応形にはなったが、足をまっすぐ上でキープするのが難しい。
レッスン後、自宅でできる練習方法をはないか聞いたところ、自分でやろうとすると怪我するからやめなさいと言われた。
これを習得するための手順には8ステップあるそうだ。来週順番にやるから焦らないように、と。
たしかに倒れたら首を痛めそうなポーズなので、ここは頑張らないべき。
来週からのステップアップを楽しみにする。
ちなみに週末は有名なヨガの先生が来て2日間特別レクチャーがある。
参加を勧められたが、お金も追加でかかるし週末出かけたかったのでやめておいた。
最後の質問タイムで生徒何人かがオープンクラスで何やってるのか質問していたので一緒に聞いた。
オープンクラスはヨガの基本を一通り学んだあとで、1回から参加できる。
ビギナーズコースが修了するか、先生の許可があれば参加可能と書いてある。
今後オープンクラスに移ったら、最初は慣れるまで週に3回は通った方がよいらしい。
チャクラのことなども説明してくれていたが、全部消化できなかった。
要するにアーサナ(ポーズ) だけじゃなくていろいろ習得することがあるからね、という話だった。
今週から韓国人の女性が新しくビギナーズコースに参加したのだが、彼女はオープンクラスに一回出てからこちらに移ったようだ。
聞くと、ヨガバケーションとしては7日間しか滞在できないので単発参加できるオープンクラスに出てみたが、初心者には到底厳しくビギナーズコースへ案内されたとのこと。もう本日がシヴァナンダヨガ最終日、チェンナイに住む息子に会いに行ったあと帰国する。ポーズの練習も一通り終わっていないので、名残惜しそうであった。
インド人以外の外国人と久しぶりに話していて、やはりまだインド人の英語は全然聞き取りにくいな思った。話していた韓国の女性にとっても聞き取りにくいらしく、何度も聞き直していた。
私は固有名詞が固有名詞として聞き取れないこともあり、それがまた混乱をきたしている。
もっともっとインド人と話さないといけない。
ところで練習の最後に先生と話していたら身の上話になり、え!17歳かと思った!と言われた。(37歳…)
他のインド人にも全く同じことを言われたので、「17歳に見える」は慣用句なのかもしれない。
帰りにお祭りの集団が道路を行進しているのを見かけた。
今日から三日間はヒンドゥー教のお祝いがあるそうだ。
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