バンガロール観光③ l 2日目・科学技術博物館、シティマーケット、シャトーブリアン再び、そしてマイソールヘ
バンガロールのホテル Grand Mercure Bengaluru at Gopalan Mall に泊まり、朝は7時半に起床。
昨晩は気が付かなかったが、ホテルの前は複合ビジネスビルになっており、中庭や道路沿いには手入れされた緑が並んでいる。
アジアの都市という感じだ。
インドに来て初めてこういう感じのホテルに泊まったので、朝ごはんは贅沢してブッフェをつけてみた。
ここもまたアジアの都市という感じのコンチネンタル。
パンケーキも焼いてくれる。
昨晩、象の置き物を見つけたショップは11時オープンだったのでチェックアウトの時間には閉まっていたが、我々が買いそうに見えたのか早くに開けてくれた。
昨晩は2200ルピーと聞いたはずの綺麗な細工の象の置き物は、実際は22000ルピーと桁が違った。
たぶん昨晩のスタッフが聞き間違えたんだろう。
出発後、まずは科学技術博物館へ。
Visvesvaraya Industrial & Technical Museum 科学技術博物館
ここは現在のテクノロジーの仕組みを体験しながら学べる博物館。
特に1階の力学のエリアは展示されている機械がかなり精巧な作りで、しかもインドでは珍しくしっかりメンテナンスされていて、ボタンを押すと動く。機械が好きな子どもたちにはたまらないだろうが、我々大人でも楽しめる。ボタン全部押した。
なにより未来のエンジニアのちびっ子たちが目をキラキラさせて楽しんでいて、インドの未来は明るいと嬉しく思った。
階段で上の階に上がろうとすると、地球の書かれた部屋に長蛇の列ができていた。並んでいるインド人に聞くとちょうど数分で始まるとのこと。追加料金ひとり40ルピーかかるが、なんだか面白そうだったのでチケット売り場で購入して入場。
地球のプロジェクションマッピングで、映像を動かしながら環境問題などについてナレーターが説明してくれる。考えさせるテーマで教育的だった。正確なデータに基づいているのか怪しい部分もあったが、映像は終始きれいで良かった。
放射線被曝問題のパートでは、日本から放射線が世界中に拡がっていく映像があって、ちょっとそれはどうなのかと思った。周りのインド人が「Woow…」と悲しそうな声をあげて私たちを見ていた。
上階もあり館内広くそこそこクオリティが高いので、一日ここで過ごしても楽しいと思う。
ここはさらっと見るだけのつもりが。思いがけず長居してしまった。
ちなみに隣には考古学博物館がありなんだか威厳のある建物だった。その隣には美術館もあったが、どちらもクチコミがイマイチだったので観光の選択肢には入っておらず、早めに昼食に向かった。
ステーキハウス The Only Place
本日もシャトーブリアンを食べるためにステーキハウス The Only Place に入店。早めに来たがかなりの人気店であっという間に満員だった。
ここはシャトーブリアンも良かったが、牛ヒレ肉がすごく柔らかくて絶品だった。しかも安い。昨日の2件と合わせてここが一番美味しかったと思う。
ビーフバーガーは4分の1でも十分な量なのでシェアした方が良い。インドでは珍しく店員さんがテキパキと効率よく動いていた。
肉は文句なく美味しいが、デザートは日本人には微妙かもしれない。
バンガロールのシャトーブリアンもこの昼食が最後である。
名残惜しい。
あんまりのんびりしているとマイソールパレスのライトアップに間に合わないので、さくっと食べ、バンガロール最後の目的地、シティーマーケットとKRマーケットに向かった。
シティマーケット
※シティマーケット一帯のピンはないので、ピンはKRマーケット(すごい花屋で有名なところ)です
近くまでは流石に車では近づけないので、大きめの通りで止めて徒歩で近づくことに。
ここではツノに素敵な飾りをつけた牛を発見。威厳がある。
交差点を渡る手前にアイラブ Bengaluru = ಬೆಂಗಳೂರು ←カルナータカ州の公用語カンナダ語のカンナダ文字。踊ってるみたいで面白い。
10月のお祭りの時期だったこともあり、ものすごく混み合って活気があった。
ところ狭しと並べられた商品は全て色鮮やかで、どこを見てもキラキラと眩しい。ここでは目新しいキラキラした光景に釘付けになり、複数人で行動してると必ずはぐれるので、はぐれたときの合流地点を決めておいた方がよい。
私の場合は1箇所でじっとしていたら仲間が見つけてくれた。よかった。
動画です。
建物の中の KR マーケットでは、キッチン用品や化粧品、お祝いの飾りなどが売っていた。
特にフラワーマーケットは圧巻。競りのようにみんな大声で叫びあっていて、チェンナイのフラワーマーケット(ジョージタウンにある)を思い出した。
↓こちらで書いています。
バンガロールのマーケットの方が洗練されている印象がある。地面に並べた方が見やすくて他店とも比べやすい。歩きやすいし、立ち止まって買いやすいと思う。チェンナイのフラワーマーケットは立ち止まるのも難しいくらい、人の流れが窮屈だったから。
フラワーマーケットのそばには置き物屋さんがあり、クリケットガネーシャというものが売っていた。とても愛嬌があり2個ほど欲しかったのだが、クリケットは15人でやるもんだから15体セットじゃないと売れないと言われ、バラ売りは許可してくれなかった。15体で1セット 3000 ルピー、ちょっと予算オーバーである。
小さい置き物は見れば見るほど欲しくなるが、お祭り前の書き入れ時で地元のインド人たちも大量に買い物に来ていた。
店のおじさんは観光客に構っている余裕はない、といった感じで交渉ができなかったので、何も買わずに後にしたが、やはり15体でも買えば良かったと今は後悔している。
ここ、バンガロールのマーケットはかなりよかった。きれいな野菜と大量の花を間近で見て、目の保養になった。
誰か日本からインドに遊びにきてくれたら、ぜひここを案内したいと思った。
他にもバンガロールで立ち寄りたい場所はいくつかあったのだが、そこそこいい時間になってしまったので、車に戻りマイソールに向けて出発した。
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