ペアセッションで認知激変 責任感くん、ありがとう!
ストレングスファインダーのテストを受けると、ご自身の資質のランキングが結果として出てきます。
上から10番目までの資質が「上位資質」と呼ばれ、この10個が私たちが日々生活したり仕事をしたりする中で自然と発揮されている才能です。
この上位資質の中で、気に入っている資質、または反対にちょっと厄介だなと思っている資質って、ありますか?
私は自分の第1位である「最上志向」についてはとても気に入っていて、この最上志向があらゆる行動のきっかけになってくれていて、本当に感謝しています。
反対に「責任感」と言う資質が第6位に入っているのですが、なんとなく自分を苦しめるというか、追いつめるような感覚を持っており、自分の中で遠ざけていました。
ほかの資質の場合
ほかの人のケースですと、
例えば、「自我」を上位に持っている人で、他人から認められないと感じることが多くて辛いという方、
「達成欲」を上位に持っている人で、ついつい日々がタスクだらけとなってしまい、それを追われて大変という方、
または、わたしと同じく「最上志向」を持った人でも、いつまでも最高のレベルに至ることがないため、疲れてしまうという方がいらっしゃったりします。
「責任感」に対する私のとらえ方
私の中で「責任感」と言う資質は、まさにその名の通り、任されたタスクに対して責任を感じて実行し、達成させる資質なのですが、それが自分自身に重くのしかかる感覚を持っています。
一度約束をしてしまうと、他人から管理されなくとも、やらなきゃ!という気になりますし、それが達成できないと相手に対してホントに申し訳ない…という気分になったりします。
このように、責任感の資質は自分にとっては大きなプレッシャーのように感じ、ちょっと厄介な奴だなぁと思っていたのが事実です。
ペアコーチングセッションでの気づき
それが、認定ストレングスコーチの受講期間中に受講生同士でペアセッションをするのですが、そのペアセッションで、私の「責任感」に対する捉え方が激変しました。
そのセッション中に考えてみたんです。
もし上位資質に「責任感」がなかったら、私はどうなってたかなぁ…と。
もしなかったら、私は恐らくありとあらゆる仕事の依頼だとか、人からの頼みだとかを受け入れて、かなりやることでいっぱいになっていたのではないかと思ったんです。
「責任感」に対する私の新しいとらえ方
つまりは「責任感」があることで、実は自分に降りかかる仕事の量をコントロールしている、そして私の中の長女である「最上志向」がうまく動けるように、私を守ってくれているかのように感じたんです。
正にゲートキーパーのようなイメージ。
厄介者だったあいつが、まさか私を守ってくれていたなんて…(感動…そして感謝… ありがとよーー責任感くん!)
資質を受容し感謝すること
ストレングスコーチングの第一歩は、まず自分の資質をしっかりと理解することから始まります。
最終的に、それぞれの資質を意識的に活用できるようになるには、その前に大事なステップがもう一つあります。
それは、それぞれの資質を受容して、感謝するステップです。
私はそのたった1回のセッションの中で、長い間遠ざけていた「責任感」を受容し、そして感謝することができました。
次回の予告
次回は、資質の4つカテゴリーのどこかに偏っていても大丈夫!について書きたいと思います。
(ちなみに私は『実行力資質』がほぼ上位になく最初は愕然としました!)
※冒頭イラストは、イラストACから「おかぽん」さんの作品を使わせて頂いております。
おかぽんさん、ステキなイラスト、ありがとうございます!