小平ゆう子/Gallup認定ストレングスコーチ
シゴトにまつわる、普段考えていること、自分の経験も含め、不定期で書いています。
こんにちは。 Gallup認定ストレングスコーチの小平ゆう子です。 今日は私の自己紹介をしたいと思います。 このnoteのアカウントは私のお仕事用なのですが、 noteについてはプライベートでここ4年ほど、別アカウントを運営しています。 そこには、小学生の子どもとの生活の話を中心に書いているのですが、しばらくnoteの住人になってみて、この空間のあたたかさや、良きnoterさんたちとのコミュニケーションを通じ、SNSビビりだった私ですが、 本名で仕事の話をしても良いかも…
読書が苦手だと思っていたが、Audibleを導入したら何冊も本を読む(聴く)ように。 掃除が苦手だと思っていたが、軽い掃除機を買ったら小まめに掃除するように。 …もしかしたら、方法を変えたら苦手でなくなるかも。 いや、ホントは苦手などではなく、方法が合わなかっただけなのか。
私はコーチという仕事を生業にしてから、数多くの人のビジョンを描くことに伴走しています。 10年後、あなたが望む理想的な日々を過ごせているとしたら、どこで、誰に囲まれて、何をしているんだろう? と問うわけです。 そこで、いきなりドラえもんのどこでもマシーンにまるで乗ったかのように、いきなり脳内の未来に行って描き始める方もいれば、 うーーーん 思いつきません… という方もいらっしゃいます。 「あなたは今後どんなキャリアを築いていきたいの?」 これはキャリア面談で問われがちな未
長らく働いた転職エージェントには、毎年大学を卒業したばかりの新卒社員が多く入社する。 配属されて間もない頃は、「どうしてうちの会社に来たの?」ときっかけ作りで聞いてみると、面接でもないのに面接っぽい答えが返ってきたりする。 その中で、たまに耳にするのが「自分の苦手を克服したくて」であった。 エージェントの仕事は、もちろんPCに向かって作業する時間もあるが、メインは法人側の採用担当者や採用責任者にお会いして、求人の内容をヒアリングしたり、またご登録者側の場合は面談にてヒアリン
ちょうど今から5年前、 私は40代半ばで転職をしたばかりであった。 その前は17年間という、小学校入学から大学卒業までに相当するほどの長い期間、転職エージェントで法人営業(求人をもらう)とキャリアアドバイザー(転職希望者と面談する)をしていた。 そんなに長く転職エージェントで働いて、 満を持して転職したのに、 5年前の私はかなりキツイ状態にあった。 転職の専門家が、自分自身の転職でスベッたのだ。 正に目も当てられない状況だ。 私が入社した会社がトンデモナイ企業だったわけで
私は長らく転職エージェントに勤務し、現在でもコーチとして相談者さんのキャリアに関わっています。 そんな私が、会社員時代~現在のフリーに至るまでに関わってきた「転職」というテーマの中から、本日はジェネラリストの適職の見つけ方について書きたいと思います。 この20年で激変した価値観 まず、時代は刻々と変わってきていますが、 そもそもちょっと前までは「転職」が良いことではなく、仕方なくすること、のように思われていました。 私は、28歳から40半ばまで、転職エージェントで勤務して
先日、一緒にGallupのGlobal Strength Coach講座を受けた同期とZoomでおしゃべりしたのですが、その中である企業の社内ストレングスコーチが、 「セッションの時に、自分のことだと話しにくそうな人がいたら、もしあなたが桃太郎だったらどうする?って聞いてみると面白かった」と発言(そのコーチは「着想」がTop1。さすがだな!)。 確かに、それ面白そうと思い、早速もし私が桃太郎だったら…と考えてみました。 まず… 鬼が島に行くのめっちゃいやだなーーーって思いま
夫から「Quiet Quitting」って知ってる?と聞かれ、想像しながら「本当の理由を明かさず辞めちゃうこと?」と答えてみたのですが違いました。 どうやら、仕事は辞めずに働き続け、やりがいや成果を追い求めず、最低限求められた業務だけをこなす働き方のことのようです。 言葉は初耳でしたが、その働き方は正に「あるある」ですね。 Gallup社の the State of the Global Workplace: 2024 Report によると、なんと日本の従業員の6%しか仕
9月ももう下旬ですね。 朝ドラの虎に翼がもうすぐ終わるのか…と思うとなんだか寂しいです。(珍しく最後までしっかりと観たくなる朝ドラだったのに。) さて今日は、最終週を迎える前に、虎に翼の猪爪家をクリフトンストレングスで解剖していきたいと思ってます。 ※今は寅ちゃんは星家に所属かもしれませんが、少し時を戻して下さいませ~ まず主人公の寅ちゃんですが、「はて?」とついつい言ってしまうことからも推察できるように「分析思考」が高めのように思われます。 分析思考って、そもそもの経緯
9月に入りましたー🙌🏻🙌🏻🙌🏻 我が家には小学生がおりまして、子どもの夏休みというのはなかなか苦行でございます。 「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」でおなじみの成瀬あかりさんのストレングスプロファイリングの<後編>をなかなか投稿できず、すみませんでした💦 かなり時間があきましたが、それではいってみましょう!🏃🏻 前編はこちら ⚠️今回もネタバレ注意ですので、先に本を手に取ってくださいね。 まず、今日は成瀬さんの実行力資質に着目したいと思います。 その資質
前回は「俺たちの箱根駅伝」の甲斐監督をストレングスプロファイリングしました。 個人的に、かなり楽しかったので、 今日は、「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」でおなじみの成瀬あかりさんをプロファイリングしたいと思います。 ⚠️これはね、完全にネタバレしますので、先に本を手に取ってくださいね。 もう本のタイトルからも、成瀬さんのクリフトンストレングスがぷんぷん匂ってきます。あ、これは私の勝手なプロファイリングですので、その点ご承知おきください。 なんとまぁ、
最近、新しい趣味が見つかりました! それは小説や漫画の登場人物の中に、クリフトンストレングス*を想像すること。 今日は「葬送のフリーレン」の主人公フリーレンです。 魔導書(と魔法)をとにかく片っ端から集めているフリーレンは、明らかに「収集心」はお持ちかとお見受けしてましたが、下記のこのセリフから「学習欲」もお持ちのようです。 「学習欲」は、学習しているそのプロセスを楽しむ資質。 *クリフトンストレングスとは 米国ギャラップ社が提供する能力開発ツール。177個の質問に回
先日からオーディブルを始めまして、池井戸潤著「俺たちの箱根駅伝」を読み(聴き)ました。 その中に登場する、大学駅伝チームの新監督に就任する甲斐さんが、まぁとにかくカッコよくて、ステキなんです。 いかにもこの新時代に求められるマネジャー像だと勝手ながら判断し、彼の人物像から彼のストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の資質をこれまた勝手に想像してみたいと思います。 ※ネタばれするような内容ではないかと思いますが、気になる方は、先に本をお読みくださいね~ まず「個別化
今日は、個人セッションでどんなことをするのか、お話ししたいと思います。 まず、ストレングスファインダーのテストを受けるのは、自分の才能を知る素晴らしい第一歩なのですが、正直それだけだともったいない気もします。 「あ~、なんか自分を表してる~」と読みながらホクホクするのも悪くはないですけどね。 そもそもストレングスファインダーって何のため? ストレングスファインダーのテストって何のためにあるかというと、自然と無意識にでている自分の才能(そしてその才能が属している資質)を認
ここまでに、ストレングスファインダーにまつわるいろいろについて話してきました。 ストレングスファインダーは、その名の通り、ストレングスをファインドするツールなのでストレングス、つまり「強み」を軸にすると言う事は言わずもがな、じゃあ「弱み」って完全に無視して良いのでしょうか? 「弱み」も対処せよ! 最上志向をTOP1にもつ私としては、 「うん、大丈夫!無視してオッケーよ」 と言いたいところですが、認定ストレングスコーチの講座で学んだこととしては「弱みには対処する」ということ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の資質は4つの領域に分けられます。 実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の4つです。つまり、34の資質はこれら4つのどこかに属するわけです。 私の34資質の結果を見ると、圧倒的に足りていない資質領域があります。 それは「実行力」。 これを初めて見たときに、私って物事を成し遂げない人なの?とかなり愕然としました。 自分の上位資質は、自分が無理なく自然に使える資質なわけですが、私のケースのようにある特定の領域が極端にな