私たちは「教える→教わる」に価値をおくことをゆるめなければならない
今回は今進めているリズムセンシングプロジェクトについての記事です。
このプロジェクトの第一段として、女性を対象に合宿形式で「自分たちにとって心地よい社会」について対話をしたいと思っています。
対話して「何かよかったね」で終わるのではなく、しっかり社会に活かせるアイデアとか基準とか、参加していない人にも分かる形で残せるもの(*)を生み出すことを狙いとしています。
*現段階でまだ何にするか決まっていませんが、例えば、私たちにとっての新しい社会のアイデア50個などのリストを作って、ダウンロードできるようにし、それを女性向けの活動をしている団体に使ってもらえるようにする、とか。
なので、私もチームのメンバーも「お金と時間を使って、自分と社会のために対話をしたい」という人がどれくらいいるのか、そして「どうしたらそんな人に出会えるのか?」ということが最大の悩みの1つと言っても過言ではありません。
合宿形式で集まるものって、「トレーニング系の誰かから何かを学ぶもの」が多いですよね。海外から何かしらの分野の第一人者が来日!とかその道の先人に学ぶ!とか。
私もこういったトレーニングの恩恵を得た一人なので、こういう場があること自体は歓迎すべきことだと思っています。
ただ、、、
一体、私たちはいつまで偉い人に教わり続けるの?
一体、私たちはいつまで何かをトレーニングする必要あるの?
という気持ちがここ数年、大きくなってきました。(もちろん、これは自分に対する気持ちでもあると思っています。)
例えば、平日夜のワークショップやイベントを見ると、その多くが登壇者が前にいて、その人の経験を聞くものであることが多い。登壇する人は変わるかもしれないし、話されるテーマも時代と共に変わっていくと思いますが、それは
「知見のある人から学ぶ」
という土壌の上に生えてくる葉っぱや花が変わっているだけだと考えます。
上の記事でも少し書きましたが、このプロジェクトはなるべく「すごい人」を呼ばずにやるという方針です。つまり私たちがやりたいのは
「学び合うことに価値を見出す」
という土壌を創るということ。
経験がある人の言葉から教わることも大切ですが、私たちは自分たちで話し、聞き合い、自分で気づいたことこそが本当にその後も自分自身を支えるものになりうるからです。
このプロジェクトは、私たちにとっても未知数で手探りなところがあり、進みが緩やかですが、少しずつ形になっていっているので、関心を寄せていただける方は、またどうぞ進捗を楽しみにお待ちください。
このプロジェクトに関心がある方には私が時間をとってオンライン(都内近郊なら対面でも)でお話しさせていただきますので、TwitterのDMでお気軽にご連絡ください。
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