大人数のオンラインワークショップの主催者向け Qiqo Chatは日本で広がるか!?
オンラインファシリテーターの実験室 Vol.3
今回はどちらかというとまだ日本ではあまり使われていないQiqo Chatというツールのご紹介と、そこから派生して大人数のワークショップについての話をしています。
ご紹介しているツールはこちら
今回のツールのポイント
Qiqo chatはZoomやGoogle Document、Spatial.ChatやPadletなどの様々なオンラインツールを1つのスペース場に組み合わせて配置をすることができるツールです。 メインルーム、サブルームというようにスペースを区切ることができるので、比較的大人数のオンラインイベントに使われているようです。
先日Future of Work 24 Hour Global Gatheringという公開ワークショップのお仕事で使ったので、(+今後私も使ってみたいので ) そのイベントで使ったスペースをご紹介。この画面はイベントのメインルームにいるところなのですが、トップに見えるタブなど、スペースはこのイベント用にデザインされています。
こんな風にタブにGoogle Documentを埋め込んだり。
スペースを移動すると(赤枠のTech Loungeというスペースに移動) こんな感じです。このスペースにはPadletというツールがボードとして埋め込まれています。
また別のスペースに移動するとSpatial.Chatが埋め込まれています。Qiqo ChatはZoomと連携している(※この画面は終了したイベントページを見ているので、Zoomのログインボタンは画面上から消えています)だけで、イベントごとに主催者がページをカスタマイズする必要があります。
オンラインファシリテーターからのポイント
このツールはこんな時に使ってみるのが良いかも!?
・大人数のイベントで、参加者に主体的に動いてもらう場を開きたい
・スペースのオリジナリティを追求したい
・(上の例でお見せした) OSTやワールドカフェなど、参加者が自分で動く、グループを創るなどして話し合いをしたい
・カンファレンス、ジョブフェア、社内のオープンイベント
逆にこのツールの使いづらいところはココ!
・もちろん全て英語...(しかも日本で使った例がない)
・カスタマイズが必要なので、すぐ使えるわけではなく、ツールのカスタマイズ方法を理解する必要がある。
説明文が全て英語のカスタマイズが必要というハードルがあるため、簡単に使えるわけではないと思いますが、大人数かつオリジナリティを高めた設計・デザインで実施したい場合はおすすめのツール。 今度自分が主催する場のOSTでも使ってみる予定です!
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