自分の願いから場をひらく人、 誰かの痛みから場をひらく人
対話の場や何かのワークショップを開く人は自分の願いから始めている人と、他人の痛みから始めている人がいると思う。
「自分の願いから始める」とは、自分の気持ち一番最初に扱うこと。例えば、わたしが主催している「死の対話」でいうと、わたしの経験と気持ちを最初に扱い、そこから始めるということです。
わたしは24歳の頃に父親が亡くなっており、同世代の人よりは早い段階で、死に向き合う体験がありました。
そこから、父との関係を見直したり、「終わりがある」今を大切に生きる人生になった