ヨーロッパの田舎で家を買う。ビフォーアフター 厨房編その2
ポルトガルはすでに初夏、というか、日によっては真夏の暑さ。リスボンは観光客で溢れかえり、まっすぐ歩けないくらい混み合っております。
そろそろ名物のさくらんぼも出始めていて、あちこちの国道沿いに毎年恒例のさくらんぼう売りの屋台が出始めている。
私たちも早速一箱購入。フンダォンという、さくらんぼで有名な地方のもので、1箱2キロ入っていて10ユーロ。まだまだ小粒で、種類もムラがあったけど、甘くてとても美味しい!
さて、ビフォーアフター、厨房編の続き。
工事は着々と夫、雄一氏によって進み、次はコンロ周りの収納を作ってくれた。
あらゆる空間を利用して、ふんだんな収納を作ってくれて、本当に助かる!これでコンロ周りの調味料を入れる場所に心配しなくて良い。
ちょうど厨房の工事をメインに行なっているタイミングで雄一氏の父、母が日本から遊びに来てくれたので、途中経過の家を披露しつつ、ちょっとだけお父さんにお手伝いもして頂いた。
厨房にコンロが来るまでは、料理ができないので、キャンプ用のガスコンロを厨房に置いてご飯作ったり、外でバーベキューしたりの日々だったけど、それもまたキャンプっぽい雰囲気を楽しめて良かったな!
ちなみにこちらは私の両親が遊びに来た時。この時もまだ厨房はできていなかったので、夜は皆で庭でパエリア作って食べた!
そして、出来上がった収納!引き戸になっていて、とても取り出しやすい。
コンロもついに届いて、取り付けられた!
この地域、まだ天然ガスは通っていないから、プロパンのガスコンロ。
天井から吊るすライトは、アンティークショップで購入した、工場の昔のランプ。
作業台の下にも大容量の棚を作ってもらい、棚のドアのペイントだけ私も参加させてもらった。
出来上がった収納棚がこんな感じ。
引き出しのタイプと開き戸のタイプを組み合わせて。ゴミ箱もここに収納されている。一番奥には電子レンジも収納。
シンクの目の前に広がる風景はこんな感じ。憧れの、緑豊かな景色の前での調理。
出来上がっていくにつれ、私たちも少しずつこちらの家で過ごす頻度が増えて、厨房に置くものも充実してきた。
コンロや冷蔵庫の上に新しくできた屋根裏スペースも有効利用したいけど、厨房から見える側はちょっとしたインテリアスペースにしたいので、ここには棚を設置。
そこには、デザイン書や料理本、使う頻度が少ないカタプラーナ鍋などを収納。
端っこスペースには、緑を少し足してみたりして、
本当に気持ちの良い、作業しやすい私の大好きな空間になりました!
ということで、今現在の厨房、全体像です!
奥には食糧庫もできて、ここに水や粉類、本、ストックしている乾物などなどを収納。
この辺りにはスーパーや雑貨屋などは全て車でしかいけない距離なので、ストックは必須。
めちゃくちゃ気持ちの良い、この贅沢な厨房で今日も美味しいものを作りたいと思います!