野外キッチン作り コンロ編と料理編
前回のピザ窯作りに続いて、夫が取り掛かったのが、コンロ。
ピザやパンが焼けて、その隣でちょっとした調理とか、バーベキューもできたら最高だね!と話しながら、ネットでずっと探し続けていたら、ついに見つかった昔の鉄製の薪ストーブ。薪ストーブとよく呼ばれるけど、コンロです。
シントラという、リスボンから車で40分くらい行った場所でこれを売っている人がいて、夫がはるばる取りに行った。ポルトガルの北部、ポルトの方で100年以上前に製造された、これはもうアンティークと呼べる古いもので、購入時は錆だらけで、ボロボロな状態だった。鉄製だから、とにかくものすごく重い!
ポルトガルで作られた、こんなカッコいいコンロが家の庭に取り付けられるとは、すごいことじゃないですか?本当に楽しみ。
これを取り付けるために、雄一氏は、こちらも土台作りからコツコツと取り掛かってくれました。
綺麗に錆を取り終わり、男前な真っ黒なオーブンに様変わりし、土台も完成したところで、いよいよ取り付け作業!
そして、ついに出来上がった薪オーブン&バーベキューコンロがこちら!
左側の扉を開けたところに薪を入れて、隣のオーブンになる部分を温めたり、上で調理をしたりできるという仕組み。オーブンや右端のコンロはなかなか温度は上がらないけど、直火の部分はすごい炎が出るので、中華料理なんかは最高。色々保温して置けるのも嬉しい。
洗い物もできる水場も併設してもらえることに!この大理石のシンクなども、昔々使われていたアンティークなものが、格安でネットで売られているので、それを購入。こういう昔の素晴らしいものが安く購入できるのが、ポルトガルの良いところ。
野外で、作業しながら手を洗ったり洗い物のできて、すぐにオーブンやコンロで調理できるって、最高じゃないですか?!
嬉しくて、早速バーベキューコンロで珈琲豆を焙煎、そして薪コンロで沸かしたお湯で珈琲を入れてみる。
野外で作る珈琲は、それ自体が美味しい調味料になって、味わい深い。
スパイスカレーも作ってみた。
薪の香りがするカレーって、ほのかな墨の香りも混ざって小さい頃のキャンプの思い出が蘇り、これもまた最高の調味料。
そして、友人が来るたびに焼きまくっているピザ窯で焼くピザは、本当に皆その焼きたての美味しさに驚いてくれる!
お客様が遊びにきた時の最高のおもてなしイベントになっております。
ピザを作っている様子の動画はこちらでもご覧いただけます。
それから、窯でバンズを焼いて、巻きオーブンで焼いたパテで作った自家製ハンバーガー作り。
今年も美味しいトマトを毎日収穫中。またハンバーガーも作らないと。
今年中に家庭菜園の範囲を広げるのがもっぱらの目標。
収穫した野菜を使ったり、ローカルな美味しい食材で、もっともっと美味しい料理を野外キッチンで楽しみたいと思います!