白馬の王子さま現る!〜雪かきの思い出
昔、札幌の社宅に住んでた頃、
雪が降れば、せっせせっせと雪かきに精を出していた。
汗だくになって
気づけば4時間ぶっ通しで雪かきをしていたことも。
顔を触るとざらっとしていて
何かと思ったら
汗が乾いて塩の結晶になっていたこともあった。
子供が寝静まった夜9時とか10時に
黙々と1人でやっていたこともあって、
すぐそばのマンションの駐車場を
除雪車が いとも簡単に
除雪しているのを見て
心の底から羨ましかった。
そして私は妄想する。
「もしもしお嬢さん、雪かき大変だね。ワタクシが除雪してさし上げましょう」
颯爽と除雪車に乗った紳士が現れる。
「いえいえ、ここは私の社宅ですから自分たちでやりますので、、、ありがとうございま…」
…と言う私を制止して
素敵な紳士は
あっという間に雪を片付けてくれた。
「ありがとうございます😍」
あぁ、私の白馬の王子さま。。。
な〜んてことを想像していたら
まさか!
ある時、本当に、本当に
白馬の王子さまならぬ
向かいの自動車整備工場の除雪車が
社宅の駐車場に入ってきた!
妄想していた あの光景が
まさに目の前に!
お礼にパウンドケーキを作って
持って行ったりしたなぁ。
力持ちの私は、
ママさんダンプ*を巧みに操り
まるでウエイトリフティングのように
自分の背丈よりも高い雪山に
雪を運んだりもしていた。
雪を捨てる場所を考えながら
効率よく綺麗に雪を片付けることに
命を燃やし
もし「雪かき選手権」なんかがあったら
優勝できる自信があった(笑)
雪かきは、男並みだった。
新婚時代は、雪かき初心者だった私も
この頃にはすっかりプロ並みに変身していた。
(雪かきのプロって何??笑笑)
冬場の運動不足解消にもなる雪かき。
この冬は、雪の少ない苫小牧で、
ちょっぴり雪かきが恋しくなるかも。