観光より日常を感じたい②〜IKEA編
北鎌倉の線路沿いを歩いていると、仮装姿の子供たち数人とすれ違った。一緒に歩いているお父さんお母さんの手には、紙袋いっぱいのお菓子。
あぁそうか、ハロウィンね。
毎年見るこの光景は、北海道の七夕を彷彿とさせる。
8月7日の七夕の日になると(北海道の七夕は8/7)、子どもたちは「ローソク出せ出せよ 出さないとひっかくぞ おまけに食いつくぞ」(地域により異なる)と歌いながら近所を回りお菓子をもらう。
仮装こそしないが、これはハロウィンの「トリック・オア・トリート(何かくれ さもないといたずらするぞ)とほぼ同じと言えるだろう。
魔女の宅急便のキキや鬼太郎などに扮した子どもたちが、楽しそうに線路沿いを歩いている。
私の住む街からこんなに離れている場所で、彼らは当たり前に暮らしている…そう思うとなんだか不思議な感じがする。
さて、北鎌倉の次に向かったのは、北欧スウェーデン発祥の世界最大の家具メーカー、IKEA(イケア)。
ここの家具や生活雑貨は、おしゃれなデザインで安価なものが多く、世界中にファンも多い。
北海道には店舗がないことから、一度は訪れてみたいと兼ねがね思っていた。
新横浜駅からシャトルバスに乗り、いざIKEAへ!
想像はしていたものの、その広さに驚く。
北鎌倉の明月院や立ち寄ったカフェは、かなり空いていたのに対し、ここIKEAは家族連れで賑わっていた。
キッチンクロスやコースターなどの小物や、お目当ての組み立て式ペンダントライトなどをゲット。このスマホスタンドは、レシピをスマホで見ながら料理する時に便利そう。
見ても見ても見尽くすことのできないほどの商品。見ている途中で、ガクッと疲れが出てきた。
フードコートをオシャレにしたようなレストランで休憩。この先も予定が詰まっていることから、野菜サラダとサーモングラタンを急いでかき込んだ。
ここでもベビーカーがたくさん!
こんなに小さい子を連れて、こんなに広いところで買い物なんて、お父さんお母さんは疲れないの?
ここでも、この近辺で暮らす人々の日常を垣間見ることができた。
さぁ、急いで帰りのシャトルバスに乗って次なる目的地へ。
続く