読書遍歴 知命の独り言#3
現在youtube動画のシナリオを書かせていただいていますが、小さい頃から、私の傍にはいつも様々な本がありました。
小学生時代
小学生の頃、父が大の犬好きで【愛犬の友】という本を、本屋から配達してもらうついでに、母が私達姉妹に【りぼん】と【なかよし】という漫画雑誌を買ってくれていました。
同年代の方はご存知かと思いますが、雑誌についている付録が楽しみで、毎月届くのを楽しみにしていましたね。
小学生の中学年の頃には、これまた母が、分厚い伝記小説を購入してくれたのですが、この頃に読んだ「キューリー夫人」や「野口英世」等は、以後あえて読み返すことはしていませんが、鮮明に覚えています。
子供の記憶力ってすごいな〜と、今では当時本を買ってまで読ませてくれた母に感謝しています。
中学生時代
この頃から自分で本屋に行って、小遣いで本を買っていました。
大好きで、読んでいたシリーズは…
「漫画家マリナシリーズ」:藤本ひとみさん
「星子一人旅シリーズ」:山浦弘靖さん
「羅刹王シリーズ」:六道慧さん
ティーンズハート社全般:折原みとさん、花井愛子さん等
赤川次郎さん全般
好きな作家さんの新刊が出ると、少ない小遣いを持って本屋にダッシュしていました。
懐かしいなぁ…
そして漫画の単行本も買い始めたのはこの頃です。
「ときめきトゥナイトシリーズ」:池野恋さんは、今でも手元にありますよ。
高校生時代
この頃も基本は、好きな作家さんのシリーズの継続購入をしながら、海外の作家さんの小説も読むようになりました。
「アルジャーノンに花束を」:ダニエルキイス氏
「24人のビリーミリガン:」ダニエルキイス氏
「ゲームの達人」:シドニーシェルダン氏
「シャーロックホームズシリーズ」:コナンドイル氏
上記に書いたのは、ほんの一部。
今でも記憶に残っているもののみ、挙げています。
とにかく家の中が本だらけになるので、本当に気に入った本以外は、中古書店に売りに行ってました。
上記に書いたお気に入り達の中でも、当時から残してある本もいくつかあるので、我が家の床が抜けないか心配です笑
もうね、「だめだ!これだけはどうしても売りたくない!!」そんなふうに思えるほどの本に出会えたことが、幸せと言えば幸せでした。
成人してから…
働き出してから購入した本で、「これは絶対売らん!!!」と思えたのもいくつかありますが、記憶に新しいのは、
「桜嵐恋絵巻シリーズ」:深山くのえさんの本です。
この本にハマってから、平安時代のお話は結構好きです。
挿絵担当が藤間 麗さんなのですが、作中に出てくる、詞子と雅遠は、もう絶対藤間さんの描かれる顔だ!!と叫びたくなるくらい好きなんです!
私は一度読んだ本を見返すことは、あまりないのですが、「桜嵐恋絵巻」だけはもう何度読み返したか…
深山くのえさんならではの、柔らかくも、強く優しい言葉で紡がれたお話は、活字を読むのが苦手という人でも、きっと読みやすい本だと思います。
是非是非読んでいただきたい!
そしていつしか、自分も小説を書くように…
本を読むことが好きな私は、いつしか自分も「こんなふうに人を感動させる話が書きたい!」という夢を持つようになりました。
私が創作活動を始めたのは、中学3年の頃だったと思います。
絵を描くのが好きな子、小説を書くのが好きな子、そんな仲間達と、書いた小説や絵を見せ合っていました。
進学して、看護師の道に進むことになってからも、この夢はいつも私の胸の隅っこにへばりついていて…。
20代も後半になって、某投稿サイトに籍を置き、ペンネームで小説を書き始めました。
小説の書き方なぞ何も知らない素人の書いた小説を読み、ファン登録してくれて、コメントまでくれる方達がいる。
それはなんて嬉しくて、ありがたいことなんだろう…そんなふうに思っていました。
本業が多忙になるとなかなか集中して書くことができず、結婚、出産を経てさらに書く機会が減っていきましたが、子供が大きくなって落ち着いてきた時にまた書き始めました。
多分、私の中で小説を読む、小説を書くということは死ぬまで私を形成し、表現する一部なのだと思います。
スマホを持つようになって、電子書籍と出会い、本を読む形が変わってしまいましたが、それでも残しておきたいものは、紙の本を買う私。
まぁ、電子書籍の方が便利なんですよね。
車通勤途中には、読み上げ機能を使ってます。
老眼になって、文字サイズが変えられる電子書籍の方が、購入頻度が多いのは事実です笑
こんなふうに、私の人生に色を添えてくれた本との出会いに感謝しつつ、人生折り返し地点を当に過ぎた私ですが、いつかは自分の小説が本屋に並ぶ日が来たならば‥なんて夢をまだ見ています。
いいんです!夢を見るのはタダですからね!
皆さんはどんな夢を見て、叶えるために何をしていらっしゃいますか?
夢は諦めなければ、いつか叶うと私も思います。
諦めないために、「書く事を続けていこう」そう思っています。