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瀬戸まちなか本の市に出店しました。

今年の春にブックマルシェに出店側として初参加して、今回二度目の参加です。
2025年に開催される国際芸術祭「あいち」の地域展開事業(プレ事業)の一環として、瀬戸まちなか本の市が行われました。

10/14(月)の本のさんぽみちに参加しました。

名鉄瀬戸線の終点、尾張瀬戸駅から歩いて10分くらいのところに末広町商店街はあります。

名鉄瀬戸線というのは、名古屋市内に住んでいても使わない人にとっては存在すら知らないような地味な路線です。
でも実は、名古屋市さかえから電車一本終点まで(約30分)乗っていればこの尾張瀬戸駅に到着するという、逆を言えば、簡単に都会へ出て行けるという大変便利な路線なのです。
しかもJRや他の名鉄の乗り入れがなく独立したような形で、途中で後続の快速列車が追い抜くこともない。雪も少なく土砂崩れが起こるような場所もなく、天候の影響が少ないので運休はまずないという、この辺りでは瀬戸線最強説なんて言われたりもします。
毎年9月に行われる瀬戸物まつりにはこの瀬戸線で、名古屋から多くのお客さんが来て大変賑わいます。
多分、年に一回この時だけ利用するという人もいるはずです。
話が脱線しました😊

今回はこの瀬戸市の末広町商店街アーケードの、一番奥の方の場所が私達のスペース。
セッティング完了です。

文庫本、単行本、漫画、絵本、七宝焼…
何だかんだバリエーションあります。

今回も義母と一緒です。七宝焼や絵本のカラフルさに足を止めてくださるお客さんも、多くいました。

本屋、古本屋、出版社の出店に続いて一般参加も何件も。
トータルで二十数件くらいあったと思います。
商店街のアーケードを歩きながら
気軽に古本市を楽しめるのはいいですよね。
この末広町商店街も
シャッターが閉まっている場所が多いです。

ここ数年で新しいショップやカフェなんかも増えてきていますし、駅周辺には陶器商のお店も多く、週末には街ブラしている人が結構います。

しばらくして、店番を義母にお願いし、散策に行くことにしました。義母は、いわゆるライト文学と言われる小説や漫画、推理物や歴史物など幅広く読む人なので知識があり、押し売りと自分で言っていたけれど売り込みが上手いんです。
私がいなくても全く心配無しで、むしろ私より接客は向いています。

ということで、気楽にのんびり歩きました。
そんな中、豊田市で中世スペイン写本と古書を扱うお店をやっている方のブースへ。
手動の印刷機?印判機と言うのでしょうか。それを使って、自分好みのしおりを作ることができるという体験型の催しをしていて、
台紙と判の柄、色、紐を自分で選んで100円で作ってみました。紺地にゴールドでちょっと高級感。

力が弱かったのか柄がうまく出なかったけど、
お気に入りのしおりが出来て満足。
深川神社参道の鳥居と宮前橋
商店街の裏手には、昔から変わらぬ風景
奥に末広町商店街のアーケードが見える。
午前10時から午後16時まで開催されました。

商店街アーケードって、古本市に一番適しているのではないかと感じました。
昭和からの時代を感じる空間、懐かしい匂い、そこに古本を並べる、ゆっくり歩きながら立ち止まって本を見て談笑する、シチュエーションとして全て揃っていると思います。居心地がいいです。

今回は、なんと39冊も売れました!
文庫本をまとめて12冊買ってくれた人がいて驚きました。ライト小説を読むことを『さらっとおさめる』と表現していたのが面白かったです。

出店料とお昼代を引いても儲けありでした。
帰りの荷物も減って、そして何より楽しかったです。
本・ひとしずくの綾さん、いつもありがとう。
本・ひとしずくで知り合いになった人や、思わぬ人にも会えて、とても充実した時間を過ごせました。
せっせとまた本を読みたいと思います。


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