【観足No.44 死ぬときに後悔すること】
長年終末医療に携わり、
たくさんの人の『死ぬ瞬間』の後悔の言葉を聞き続けてきた、オーストラリア人の看護師Bronnie Wareさんの著書、
『死ぬ瞬間の5つの後悔』
その内容は、驚きの、
『ほとんどの人が同じ後悔を口にして死んでいく』という事でした。
この後悔を聴くと、
自分の生き方、
今日の食事、
今日の運動、
今日逢う人、
今日の言葉、
全てが変わってきます。
この『後悔』を聴いて、
私たちの最高の生き方の変化に変われば、
それは最高の『教え』に。
私の周りの、一度二度と、死を乗り越えたレジェンド達が、最高に前向きな生き方を選び実践しているのも納得です!
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『死ぬ瞬間の5つの後悔』
1. 周りが期待するようにではなく、もっと自分の心に正直に生きればよかった。
1番多かった共通の後悔がこちら。
周りの意見を、周りの声を気にして、
やりたいことをやってこなかったという後悔。
でもこれって、周りのせいにしてしまって、
『やる!』という選択から逃げてしまったのでは‥と思うのです。
だからこそ、後悔も大きい。
どうしても、本当に出来ない事には、後悔にはならないと思うのです。
『本当は、やろうと思えばチャレンジ出来るのに、やらなかった』
というのが、1番後悔に繋がるかと。
そしてWareは、
『健康が、自由を意味することに気づいている人は、とても少ない』と書いています。
健康が失われたときに、人はやりたい事にチャレンジできなくなる。
健康を失った時に、初めて人はそれに、
人生が有限である事に気づく。
そして気付いた時には遅すぎて、
それが、最大の後悔に繋がると。
2. あんなに働くんじゃなかった!
Wareが看護してきた、特に男性患者はこの後悔を口にする方がとても多かったそうです。
上記の『人生は有限である』と同じく、
時間の使い方、
命の使い方、
聖路加病院の院長であった、
あの日野原先生も、
『命というのはね、
時間の使い方なんだよ』
どう使うか、
誰のために使うか、
時間が命である事を、
どれだけ私達は意識して使っているでしょうか。
あなたの素晴らしい生命を。
3. もっと勇気を出して、自分の感情を表現して生きればよかった。
こちらも①と繋がりますが、
周りに遠慮して、
周りの事ばかり気にして、
周りと争わないよう、
波風立てぬよう、
自分の感情・表現を抑えてしまう事が、
身体を心を壊す原因にも。
Wareは、
『他人の反応をコントロールすることは出来ない。もしあなたが、今までよりもっと率直に話すようになったら、周囲は戸惑って、変な反応をするかもしれないが、
でもそれは結局、まったく新しい、そしてもっと健全な素晴らしい関係を生み出すかもしれない。
または、その人があなたから去ってしまい、あなたはその人を失うかもしれないが、
それであなたは不健全な人間関係から解放されることになる。
だから、やはりそれは素晴らしい事だと。
岡元太郎氏の
『芸術は爆発だーー』
の通り、
『芸術』=『命の表現』こそ、
私達の命が輝き、後悔ない人生の最高のエッセンスではないでしょうか。
4. 昔の友人を、もっと大切にすればよかった。
昔からの友人という存在が、いかに大切だったかということに、人は、死の間際になって、やっと気づくというのです。
生まれる時も死ぬ時も、
人は何も持つ事はできない。
死ぬ時に持っていけるのは、
【思い出】だけ。
【思い出】だけなのです。
友人だけでなく、
家族、親戚、恩師、仲間、
どんな【思い出】を持っていくかが、
あなたの人生が
『後悔』か『満足』かなのだと思うのです。
5. もっと幸せになりたかった。
意外な、そして驚くほど多い回答がこちらだったそうです。
変化を恐れ、不安を抱え、
今の現状に捉われて、
自分の進化を止めたまま生きていませんか❔
それで良い、と思うのも人生。
このままじゃ嫌だ、と思うのも人生。
人生は、あなたの『選択』の連続。
①の通り、
健康を損なって、
動けなくなってしまって、
選択出来なくなってしまってからでは、
チャレンジ出来なくなってしまってからでは
遅いのです。
Life is a choice. It is YOUR life. Choose consciously, choose wisely, choose honestly. Choose happiness.
『人生は選択だ。それはあなたの人生です。意識的に選択し、賢明に選択し、正直に選択します。幸せを選択してください。』
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足から健康を取り戻し、
自分の選択という自由を取り戻す、
今日という素晴らしい命を選択する、
あなたの最高の満足dayを!
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※日本語翻訳版(ブロニー・ウェア「死ぬ瞬間の5つの後悔」)