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12月の天体の配置から。一年の終わりと新しい時代の始まり。
2020年もいよいよ12月に突入。さて、この月の天体の配置は、
11月の終わりの双子座満月月蝕の流れを受け、15日に射手座で新月月蝕のタイミングを迎えます。
12月2日に蠍座から射手座に移動した水星は、この後、太陽と共に射手座を渡り、21日に山羊座へと移動します。
太陽が山羊座に達する黄経270度は冬至。一年で最も昼が短い日ですが、この日は、陰が極まり陽に転じる時。
そして、今年のこの日は、どう控えめに見ても、宇宙の切り替えのタイミングという特別なものが伝わってきそうな気配です。
グレートコンジャクションと呼ばれる、20年に一度の木星と土星の会合が、この冬至にタイミングに合わせるかのようにやってきます。広がりの象徴である木星と制限の象徴の土星が、水瓶座に進み、そこで時計を合わせます。
これまで約200年間、牡牛座、乙女座、山羊座と地のエネルギーを持つエリアで行われていた時代の時計合わせが、ここからおよそ200年間、水瓶座、双子座、天秤座を渡りながら、風のエリアに会合場所を移して行われることになります。
固める、安定させるという地の時代から、流れる、調整するという時代に移っていくという見方ができます。
この一年の始まりの頃を思い浮かべてみると、とても遠い昔のことのように感じます。
それまでの当たり前の日常があった時から、それがなくなった時、その両方の時間を短期間でくぐり抜けた年でした。
自由に移動すること、会話すること、触れること、ができた時代。
それができなくなって、その当たり前が尊く思えます。
いつかまた、その日常が戻ってくるようにと願う一方で、もう以前のようには戻らない、ということもどこかで分かっているのではないでしょうか。
宇宙の中の、地球の上の、という視点を忘れてしまうと、あたかも全てのものを自分たちが造ったかのように思ってしまい、上手くいったと勝手に浮かれたり、思い通りにならないと言っては、絶望したりします。
この絶望だ、と感じる時こそ、天体がくっついたり離れたりしながら、わたしたちに何かを伝えてくれていることを感じることができます。自分が地球の構成物質のひとつであるという視点を思い出すのです。
偏りすぎた関係性のバランスを整える。
その目的で、働きかけが起こるのだとすれば、自分の力ではどうにもできないことを、必要に応じて、天体の作用が押し流してくれるということなのでしょう。
その作用を時代の変わり目というのかもしれません。
いつかマスクを外して、会話ができるようになって、外国にもまた行けるようになるでしょう。
でも、その世界は、もう以前と同じではないでしょう。
頼りにしていた足場はなくなったかもしれないけれど、もう一度自分で好きな場所に、好きなように組みなおすことができます。
行かなくてはならない場所はなくなった代わりに、行くところを選べるようになりました。
このようにしていれば安心ですよ。と道を示してくれていた人の声は、小さく頼りないものになるでしょう。
その代わり、自分で道を創るという選択も生まれます。
わたしたちは、今、時代の変わり目ににいます。
隣にいて、同じ場所に立ち、同じものを見ていても、全く違うことを感じている。一方で、地球の反対側にいて、全く違う状況に身を置いていても、同じことを感じている。
常識という枠を外し、飛び立つひとは、これからの世界に無限の可能性を感じるでしょう。
何が起きても、それは次の世界を創るため。そして、小さな宇宙であるひとりひとりができること、それはこれからの未来を自由に想像すること。そして創造していくこと。下を向いて歩き続けていくイメージは、これからの時代にはあいません。
横と繋がり、一緒に流れていく。そんなイメージが新しい風に乗ることを助けてくれるように思います。
どれだけ軽くなれたか、そして、どれだけ未来を想うことができるか、この特別な12月を、本当の意味のスペシャルにできますように。
この月も、この季節を目いっぱい楽しんでまいりましょう。
一年を振り返って、来る年にむけて心の準備をしたいときは、星読みがお役に立てるかもしれません。
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