景色が変わる。次のステージへ。
すごい風でした。
あまりに激しく窓を揺らすので、何度も目が覚めました。
気温も急に上がって、気圧も不安定で、体も心も同調してわさわさと揺れる。そんな感じになりがちな季節ですね。
息が浅くなっていたら、深呼吸。
この胸のわさわさを抱えて、じっとしているのは、なかなかつらいです。
体を起こして、手を広げたり、屈伸したり、軽くジャンプしたりして、目覚めさせる動作はとても効きます。
地球の四季や気圧に同調するように、太陽を巡る惑星のリズムにも同調するようです。占星術には惑星の年齢域という概念があり、人の成長段階を地球に近い天体から遠くの天体へ広がっていく意識のリズムとシンクロさせて人生のプロセスを読んでいきます。
月は0歳~7歳、水星は7歳~15歳、金星は15歳~24歳、火星は35歳~45歳、木星は45歳~55歳、土星は56歳~70歳、天王星は71~84歳、海王星は85歳~死ぬまで
境の年齢は少し誤差があるように感じますが、概ね、この通りに惑星の意識と同調しながら成長していきます。
生まれて、就学して、仕事について、結婚したり、独立したり、というように、その時期の出来事をクリアしながら星のステージを上がっていきます。
変化する気圧に気持ちが不安定になるように、心や体のわさわさがやってくるのが、この年齢域の境目です。
これは、受け持ちの惑星が変わる時を迎えたことを伝えているのでしょう。その時間、その経験を充分にしたのならば、次に行きなさいという新しいステージへの誘いです。
ここは、実際のリーディングでも本人が最も共感されるところです。
今までのやりかた、今までの職場、今までの付き合い方、がどうにも心地が悪くなってくるころ、抗わずに正直な気持ちに従うと、次の惑星の領域にスムーズに入っていきます。この流れは魂の成長の計画に乗るということですので、この時期が来たにも関わらず、胸の動悸が治まらないにも関わらず、これまでのパターンを繰り返すことを選択すると…、
星は自分の決めてきたことを全うしたいので、全力で軌道修正を仕掛けてきます。最初は優しく、あなたの心に従いなさいとアプローチ。きれいな空を見せたり、心地のいい風を贈ったり、健気に咲く花を見せたり、あなたの進む先はこんな世界だよ、と次々とメッセージをくれるでしょう。
しかし、残念にもそのメッセージが届かずアプローチが失敗した場合、
あなたの星はあきらめたりはしません。さらにわかりやすいアプローチであなたを目覚めさせようとしてきます。
わかりやすく、つまりは、もうその場にいられなくなるアプローチです。
シンボル作戦が失敗すると、もう対処するしか仕方のない「出来事」がプレゼントとして贈られてきます。
そのときにはもうその場を離れるしか仕方がなくなっているので、ようやく正しい方向を向くことができるというわけです。
早い段階で気が付くことができたならば、手痛いプレゼントは受け取らなくてよかったのかもしれません。でも、もしそのプレゼントを受け取ってしまった人は、その贈り物に宝物が入っていることに気が付いたでしょう。
「出来事」が起こらなければ気が付かなかった大切なこと。
星はいつでも最適な方法で、魂の成長を手伝います。
今、自分はどこに向かっているのか。
どこに向かいたいのか。
頭の中で同じことをぐるぐる考え続けているとき、胸の奥がずんと重くて苦しいとき、深呼吸して、星が導く行く先を、正直に尋ねてみてはと思います。そろそろ次に行く時なのかもしれません。
今日の自分再生プロジェクトのお題
・目の前の景色を観察する。人、もの、色、空気など
・その景色は今の自分に相応しいか。これからの自分にはどうか?を正直に自分に尋ねてみる。
・上記をしたうえで、もう必要のないものを感謝して手放す。
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