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地の時間。風の時間。

気が付けば月は魚座で下弦を迎え、早くも牡羊座へと進んでいきます。新月まであと1週間。

胸の内の切り替わりに気付くころかもしれません。

空の上の天体はじわりじわりとフォーメーションを変えながら、この星に宇宙の流れの変化を伝えてきます。「広げる」という性質の木星と「抑える、減らす」という性質の土星は、それぞれの速度で太陽の周りを回り20年事に出会います。その再会の場所を、この2020年におよそ200年ぶりに変更します。占星術の地図の上では、四つのエレメントに分類される「地」のエリアで行われていた会合が、「風」のエリアに移されることになります。

地が支配する時間には、多くのものを取り込んで、固めて積み上げていこうという意識に同調しやすく、この時間には、安心安全を合言葉に、様々な社会の決め事が作られます。

そこからはみ出すことは、社会の利益に反するので、当然、抑制されることになったでしょう。

2020年12月22日。山羊座(地)と水瓶座(風)のエリアを行ったり来たりしていた2星が水瓶座0度で重なります。風の時代のスタート。時間の節目となるようです。

もちろん、この日に全てが変わるわけではなく、すでにお気づきのように、時代はものすごい速さで変換中です。これまでの常識は通用せず、毎日変わる状況に既存のマニュアルでは対応できません。

この状況に、更には、太陽系の最果てに位置する冥王星が2008年から山羊座(地)に滞在し、長い時間をかけて作り上げてきたものを根底から崩し、そして再生させるという激しめの働きかけを仕掛けている最中です。

地球が太陽系の惑星であり、太陽系が銀河の一部であり、その銀河もどこまで続くかわからない宇宙の極一部である以上、この星だけがそのリズムを無視して成長していくことはできないと考えます。

占星術の地図に合わせてみなくても、今の地球の不協和音はたくさんの人たちが感じるところでしょう。

この星に何かが起きるとき、人は孤立の状態から繋がるということを思い出します。

人と人が繋がり、人と大地が繋がり、大地と宇宙が繋がっている。

それを思い出したときに、また人は新しい形で結びつこうとするのでしょう。

「風」の時代は、一部の土地だけに通用するローカルなルールから解き放たれ、新しい嗅覚で呼び合ったモノ同士が繋がり、時間と空間を超えて響きあっていく世界がイメージされます。

ここ40年ほどの準備期間を経ての「時代」の変化です。

ここからどうなっていくのでしょう?

何があっても、これを見届けるために、ここに生まれてきたのですから、今しか見られない景色を存分に楽しんでいくだけです。

じわりじわり、誰の中にも、きっと変化の準備が整っているはずです。


今日の自分再生プロジェクトのお題。

・1週間前の自分と今日の自分、変化を書き出そう。小さなことでも必ずあるはず。

・変化していく自分にエールを贈る。最愛の人を応援するように自分を応援する最上のことばを自分に贈ろう。

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