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玉ボケの作り方

玉ボケの作り方は、ちょっと検索してきたら出てくるから私が話すまでもないが、noteを更新するために書きます。


写真は田んぼの稲。
朝露が丸いから、◯だらけだが、それでも「お、ここは玉ボケをいっぱいに出来る」と見つけた場所。
まず、
◆逆光になっている事が絶対条件。
◆その光が、何かの隙間を通ってカメラに向かっている。
◆絞りは開放に近くする。f2.8以下ならなおよし。
◆レンズは50mm以上。
◆距離。太陽→空間→被写体→空間→自分。

稲の写真は太陽がずっと遠く。朝陽です。

そしてピントが田んぼの中ほどだから、その奥にある稲の隙間から太陽光が射し込んでくる。

中望遠レンズで、実は私と田んぼの間に水路があり、私→空間→田んぼ→空間→太陽

となっている。

【モデル 西永彩奈】

午前中の撮影で、太陽が低く、木々の間から光が挿し込んでいる。
冬の強い斜陽による木漏れ陽だらけで 玉ボケが楽に作れる環境。
レンズは85mm。絞りはf2

太陽からの木漏れ陽→空間→西永彩奈さん(ピント)→空間→私

木々の向こうに太陽があれば良くて、太陽が真上だと、この構図で玉ボケはできない。

とても簡単です。夜景でも、強いライトが遠くから向かっていたら、玉ボケはできる。

玉ボケをより美しくするために、高価なレンズを無理に買う人もいるが、写真家じゃない人たちは玉ボケの精度なんか見てないから、開放値1.2とかのレンズじゃなくてもいいんです。
私が一番、多用していたのは、micronikkor105mm f2.8でした。
このレンズでも個展に出品できるキレイな写真が撮れましたよ。



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山宮健(里中李生)
普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。