「ゆう子さんって死ぬんだよね?」利恵
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利恵「ゆう子さんって死ぬんだよね?」
ゆう子「なんなのよ、唐突に。くそー、死なないぞ!」
利恵「第一話に遺言みたいのが伏線にあるって」
ゆう子「あのさ、北斗の拳みたいなこと言わないでよ😠」
凉子「おまえはもう死んでいる」
ゆう子「後輩よ、調子に乗ると共演NGにするぞ😠」(芸能界の先輩と後輩)
利恵「ゆう子さん、そんなことばかり凉子ちゃんに言うから、仲良くなれないのよ😔」
ゆう子「あー、そうかい。で、何が言いたい話?うちらの番宣でしょ?乗るよ」
利恵「先生の小説は基本的にハッピーエンドなのに、ヒロインが死ぬのかって」
ゆう子「死んだわたしがここにいるわけじゃないの!死ぬことが決定してるわたしがここにいるの!」
凉子「よくわかんなーい🤔」
ゆう子「トキさんが死んでるわたしをここに連れてきたんじゃなくて、死んだわたしをここに連れてきたんだよ!」
利恵、凉子「???」
ゆう子「わたしもわからん😵🌀 だ、だから友哉さんは、三人の女にモテモテに見えて、現実にはわたしに対する実感がなくて、副作用の苦しみを取るエッチしかできないわけだ。利恵ちゃんだけが本物の彼女で、あんたはただのストーカー😠」
凉子「完全に怒った😅」
利恵「ここは淳子でも呼ぶか」
ゆう子「あんな部外者120%の意見なんか聞くか!」
凉子「どうしたら、ゆう子さんが死なない話にできるのかなあ」
利恵「いや、もう死んでるから(笑)」
ゆう子「泣くよ。あんたたちの横でずっと泣いてるよ。妖怪みたいに😠」
【挿し絵 八田員徳】
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普段は自己啓発をやっていますが、小説、写真が死ぬほど好きです。サポートしていただいたら、どんどん撮影でき、書けます。また、イラストなどの絵も好きなので、表紙に使うクリエイターの方も積極的にサポートしていきます。よろしくお願いします。