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親に感謝はしなくてもいい。縁を切りたいなら切ってもいい。
こんにちはっ!
利他愛の専門家、恋愛コーチYUKOです!
「たった1人の男性から愛され大事にされる女性」を増やすために自己肯定感や男性心理を説いてます。
親との正しい向き合い方
過去のブログで、心の問題の根っこには必ず親の存在が関与してて、「私は愛されない」とか、「私には価値がない」という思いこみを作ってると。
で、なんやかんやで、親には感謝することが望ましいみたいなことを書いたと思います。ついでに、感謝の気持ちを親に伝えることがベストみたいなことも伝えたと思います。
どうしてそれを伝えたかというと、当時は、親に感謝することで、開ける道がある&わだかまりが解消する&人からの愛を受け取れるようになる。という理由だったと思います。
でも、今日は逆の考えを必要な人に向けて伝えていきたいと思います。
「親に感謝すること」って、ある種、世間の思いこみ&信条みたいなところありませんか?
「親には感謝すべき」
「産んでくれただけでもありがたい」
「憎んでも親なんだから世話しないといけない」
「親との縁は切れない&切ってはいけない」
「親孝行しないといけない」
などなど。
ぶっちゃけ、私の考え方では、上記の考え方って、自然とそう思える段階に至った場合の話だと思ってるんです。
どういうことかというと、親って自分が存在するための根源だから、親から良くも悪くもいろんな思想を作る「基」をもらうんですよね。
ということは、たくさんの思いこみを持って人生に行き詰まってる状態にいる人や日頃から生きづらさを感じてる人は、幼少期に良いことよりも悪い影響を受けてる可能性が高いってことですよね。
この悪い影響がたくさんあるなかで、親に感謝することってできるの?って話をしていきます。
親に感謝できる状態には精神ステージがある
親に感謝できる状態って「親から実はめっちゃ愛されてたんだ!!」とか「実は大切にしてくれてたんだ!!」というように、もらった愛情を十分に自分が受けとって実感できるようになったときに、はじめて
産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう
って自然と気持ちが生まれるわけですよね?
でも、世の中には、とてもじゃないけど、いわゆる毒親で数奇な幼少期をすごして360度考えてみても愛情をもらえなかったよな!!って感じる人もいるわけですよね。
そんな人に、親に感謝すべき!と言っても、良い影響や与えてもらった愛情を実感できなかったら無理じゃないですか。
だから、そのステージにいるときはまだ、親に感謝しなくていい状態。
私が過去の記事とこの記事を通して、真意として伝えたいのは、親に自然と感謝の気持ちが出るくらい、心の傷を癒して、愛を受け取れるようになる自分になることが目的です。逆説的だと、心の傷を癒して、愛を受け取れるようになる自分になることで親へ感謝の気持ちが生まれるんです。
そのステージまでいくことが真意として本質として大切なんですよ!と伝えたいんです。
ようするに、親とのことをどうにかしてことが本当の目的じゃないです。
親に感謝できる精神状態まで自分を成長させていくことは親のためでもないし、世間一般的に言われてる、「親に感謝して当たり前、すべき」「毒親でも親孝行すべき」という常識や思いこみに自分を合わせていくことじゃないです。
「自分を幸せにするための」一種の途中ゴールみたいなイメージです。
どれだけ自分が成長できたか?の印であって。単なる指標でしかない。
ダイエットで言うと、キツかったジーパンがゆるゆるになったら「あぁ、目標まであと少しだな!」ってわかるじゃないですか?
それと同じです。
なので、どんなに複雑な家庭環境であっても、自分で癒してなぐさめて、自己愛を満たしていき、たっぷり自分に愛情を与えてあげてるうちに「なんか、親に感謝できるようになってきた」という状態が望ましいわけです。
望ましいっていうか、本来の在り方はこれなんですよ。笑
いろいろあったにも関わらず親に感謝できるようになるなんて、ものすごいことなんです。
親との関係を世間の常識に合わせなくていい
ところが、世間的には、親とは縁を切ったとか許せないとか憎んでるって言うと、たぶん、まわりはいい気にしないと思うんです。
↑これって、親のことを不憫に思ってる人の心理については触れないじゃないですか?
人によっては、複雑な家庭環境だったことを話しても「それでも親だから許したら?」みたいな話になるわけですよね?
もちろん、家庭環境が複雑で親をめちゃくちゃ憎んでることや、許せない気持ちに対して理解してくれる人や共感してくれる人、肯定してくれる人もいますよ。
ここでは、一般的な話をしてます!笑
無理なものを許したら?憎むのはやめたら?って言うことが示してるのって、
さっきのダイエットで言うと、まだ痩せてないのに、2サイズ下のジーパンを無理くり履いてお尻が丸ごと出てるのに、そのまま外出しちゃえば?って提案してるようなものですよねwww
いや、無理でしょ!っていうのはこのこと。笑
親との関係をどうしようが自由に決められる
親に感謝するとか、許すってことは、しようと思ってできるものじゃないんです。
自然と湧いて出るものなんです。
自然と湧いて出てこないなら、あなたはそのままでオッケーなんです。なにか付け足すとかしなくていいです。
でも、こんなことをいうと、それでも自分はまだ親に感謝できない、許せない気持ちが多いからダメダメなんだ!!まだ自分は未熟なんだ!!って自分を責めはじめる人もいるんですよね。
でも、それは違います。
その理由は、そもそも成人になったら親とは物理的にも精神面でも独り立ちしますよね?
ということは、そこから親のことをどう扱っていくのか、折り合いをつけていくのか?は、本来はあなたの自由なんです。
つまり、親と縁を切ろうが、許さないまま生きていこうが自由ってことです。
許せないなら許せないままに生きてもバチはあたりません。笑
親と縁を切ってもバチはあたりません。笑
その生き方をだれかに咎められる必要はないし、とがめる側に問題がある。笑
それほど、なによりも自分の人生をいちばんに幸せにすること。
そっちが大事だからです。
ひどいことをする親であっても、親が精神的な病気じゃない限り、親は子の幸せを願うものです。そう考えたら、子が幸せになることは親にとっての喜びでおそらくこの感覚は世界共通だと思う。
なので、親と縁を切ろうが、憎もうが、感謝しなかろうが、自分が幸せになることが親への恩返しってことにしてはどうですか?自分のためにそう考える。
親との向き合わない選択の罪悪感と向き合うには
親とどうしても向き合えない、許せない、なんなら縁を切りたいと思う。
でも、自分のなかで後ろめたい気持ちがあるなら、親と縁を切ったとか、許さないってことに決めた!という決断に関して、もし、まわりの反応が気になるなら打ち明けなければいいだけの話。
自分が罪悪感を感じて、悪いことをしてる気になる。極悪非道人なんじゃないかって思う。それなら、あなたは優しい人なので、自分を褒めるタイミングです。笑
親からあんなにひどいことをされたのに、親にたいしてネガティヴな思いを持つことに罪悪感を感じるなんて、良い人すぎる証です。笑
すくすく育ってる証ですよね。
それだけで十分だと思います。
親には親が乗り越えるべき課題がある。
それに、スピ的な話をすると、親には親の学ぶべき&乗り越えるべきメンタルの課題があります。
それは、子どもとの課題であっても、親からの働きかけでどうにかしていく課題であって子どもの働きかけで変えることはできません。
子供の働きかけキッカケで、親自身が、変わろう!という気になることはあっても。
こうして子供に対してひどい扱いをしてしまった親は、親なりに学ぶことや成長すべき課題があるんです。
そう考えると、自分にふりかかる精神的な課題と親の課題は別なんですよね。
でも、ここのところをごっちゃにしてしまう人が多いように思います。
親の乗り越えるべき課題を「自分の親だから」という理由で、自分の課題にしてしまうみたいなことです。
たとえば、親が片付けられない人で、幼少期からゴミ屋敷みたいなところで生活を送ってしまう。といった事例があったとしますよね。
この場合、片付けられないのは、親のメンタルに何かしらの原因があって、それを学んで乗り越える必要があるんです。
でも、こどもがそれを、「親だから自分がお世話してあげなくちゃ!!」とか、親の代わりにいつも片付けてあげたり、なんかするわけですよ。あ、架空の話ですよ。
この場合、親が片付けられないことと、片付けられるようになるためにメンタルの課題に向き合うことは、親がやっていくことであって、子どもは関係ないんです。
で、片付けられない理由が子供のことキッカケであっても、原因であっても、それは親が子に対して向き合う働きかけをするのであって、子供がどうにかすることじゃないんです。
見方を変えると、子どもが親を変に助けたり世話をすることは、親が自分の課題を乗り越えることにたいして邪魔するようなものなんです。
子どもが助けたり、世話をする、どうにかしようとすることで、親が気づいて成長していく機会を奪ってるよってことです。
ぶっちゃけ、本当の愛の在り方って、ライオンキングにでてくる親ライオンが子ライオンを崖から突き落とすシーンが真の愛の象徴だなって思うわけですよ。
※ライオンキング観たことない人はごめんなさい。
子が親に対しての振る舞いも同じなんですけど、わかりやすいことわざだと、「可愛い子には旅をさせよ」ってことで、なんでも介入して関わっていくことだけが愛じゃないんですよね。
さらに、相手を心配するのって、自分が相手を信じられない恐れ=自分が関わる人を信じられない=自分を信じられない恐れが正体であって、愛じゃないから。
それから、自分が親のことで悩んで、許せない、憎い、感謝できない思いで苛まれるとしたら、それは親が乗り越えるべき課題ではなく、自分が乗り越えるべき課題ってことです。
総じて伝えると、許せない&感謝の気持ちが出てこない&縁を切りたい!と思ってるなら、親かもしれないけど、別の人間なので、自分がどうしたいか?を優先してオッケーということです。
まずは、自分を1番に幸せにすることを考えること。
自分のことを1番に考えると、時には、親のことを見捨てるみたいな形になることもあると思います。
でも、あなたが、親のことを考えたり、関わることでマイナスになるなら距離を置くとか、縁を切るという選択肢もあります。
何回も言うけど、それをしたところで、バチは当たらないです。笑
どうしても親を放置する、関わらないことに罪悪感を感じるなら、あなたがいますべきことは心の傷を癒していたわり、自分をたくさん愛して自己愛で満たすことです。
そうすれば、許せない気持ちも憎みもなくなりますよ。
なくなるってことは、あなたが自分の課題を自分で乗り越えることができた!という成功です。
しかるべき精神的成長は完了したってことです。やがて、自然な形で親に感謝の気持ちが出て、親孝行しようかな♪って気持ちになります。
ちゃーんと、精神的にしかるべきステージまで成長すれば、どんな子どもだって親に感謝の気持ちは出てきます。なぜなら、子どもはどんなに親からひどいことをされても愛しているからです。
↑この感覚は、感謝できる気持ちに至らないと本当の意味で理解はできないと思います。
逆に、いつまで経っても感謝できない&憎みが消えてなくならない&縁を切ってこのままでいいと思う人は、それでいい。
そのまま、自分の人生を豊かに過ごすだけでいい。
まとめ
親に無理やり感謝はしなくていい。それよりも、過去の傷を自分で癒すこと。
そうして自己愛をしっかり満たして幸せになることが最優先。
親のことを許せない人は、今はまだ、許す段階にきてないから許さなくていい。
感謝もしなくていい。
憎みたいならとことん憎んでいい。
距離を置きたいならとことん距離を置いていい。
世話をしたくないなら放置していい。
自分の人生をどのように生きていきたいか?を軸にして、決めた人生に親の存在がマイナスになってるなら付き合う必要はないです。
ということで、親との関係のベストな関わる方も個別セッションで相談できます!
オフィシャル裕子でした!
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