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【量子心理学】宇宙の記憶とつながる潜在意識

アカシックレコードとゼロポイントフィールド


 アカシックレコードということばがありますね。太古の昔からの記憶がそこにあり、人類はそれを参照しながら生きている。

 スピリチュアルの世界で頻繁に使われることばですが、実はこれは、最先端の宇宙物理学でも言葉は違えど「ゼロポイントフィールド」として主張されている概念です。

「ゼロ・ポイント・フィールド」とは何か?

この「ゼロ・ポイント・フィールド」(Zero Point Field)とは、端的に言えば、この宇宙のすべての場所に遍在するエネルギー場のことであるが、この場に、宇宙の過去、現在、未来のすべての情報が記録されているという仮説である。

こう述べても、分かりにくいと思うが、現代科学の最先端の量子物理学(Quantum Physics)においては、何もない「真空」の中にも、膨大なエネルギーが潜んでいることが明らかにされている。このことは、「真空=無」と考える一般の常識からすると、なかなか理解できないことであるが、量子物理学では、「量子真空」(Quantum Vacuum)と呼ばれる極微小の世界の中に、膨大なエネルギーが存在していると考えられている。

そのことを象徴するのが、現代の最先端の宇宙物理学が提唱する「インフレーション宇宙論」である。これは、我々の生きるこの宇宙が、どのようにして誕生したかという「宇宙創成」の理論であるが、この理論においては、一三八億年前には、この宇宙は存在しなかった。ただ、そこには、量子真空が存在した。しかし、その量子真空が、あるとき、ふと「ゆらぎ」を起こし、その直後に、急激な膨張(インフレーション)を生じ、大爆発(ビッグバン)を経て、この宇宙が誕生したと考えられている。

このように、量子真空は、その中に、この壮大な宇宙を生み出すほどの膨大なエネルギーを宿しているが、この量子真空の中に「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場が存在し、その場に、この宇宙の過去、現在、未来のすべての出来事が、「波動」として「ホログラム的な構造」で記録されているという仮説が、現在、注目されているのである。

光文社公式noteより

 実は以前、まだシリーズ【みこ宇宙論】をやる前に、これとまったく同じ問題意識で、動画を作っていました。

 辛くてしょうがない過去をきっぱりとすてる。

 これが、前を向いて歩いていく時にいかに必要かは、みこちゃんもよく分かっています。一歩も前に進めないときには、いったん過去をなかったものにするくらいのことが必要ですよね。

 でも、それはあくまで、いったん緊急措置だということを忘れないこと。これも同じくらい大事なことではないでしょうか。


過去は宇宙の全遺産

 動画で詳しく編集しましたが、例えば私たちはわずか大学を卒業するまでに20年ちょっとで、ニュートン力学から相対性理論、量子力学まで勉強することができます。

 これは2000年以上かけて人類が手にしたものなのに、よく考えてみれば、それがたった20年ちょっとで習得できるというのは、ありえない話ではないでしょうか?

 というか、ありえないんですよ、ほんと。

 もし、潜在意識というものの中に、過去からの遺産を遺伝子レベルで人間がすべてうけとっておぎゃーと誕生するのでなかったら……。

 だから、潜在意識というものの中には人類、そして、人類は少以前の宇宙の時代からの叡智が詰め込まれている。

 田坂広志さんの著書も非常に興味深いので、noteでも動画でも探究してみたいと思っています。

 すごくスピリチュアル寄りの本を沢山出版されているのですが、めちゃめちゃ理系の経歴の方ですね。

画像はAmazon著者ページ
リンク先は「田坂広志公式サイト」


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