最近の記事
- 再生
じゃあね
じゃあね窓の外に チラつく雪を並んで見てた じゃあね春になれば 桜の下を二人歩いた ハラハラ風に踊る ピンクの花びらずっと眺めていた じゃあね じゃあね夏の日には 自転車漕いで泳ぎに行った いつも子供の頃は 君の背中を追いかけていた キラキラ光る水面 溶けたアイスと街に沈む夕日 じゃあね 思い出と呼ぶには ありきたり過ぎる日々 ずっと悔やむのだろうか それともいつか消えて ヒラヒラ落ちる枯れ葉 僕と君の終わりが近づいてる じゃあね じゃあね別れの言葉 なんて言えないまま この時になって いつか旅立つ時が 来ることだけは 知っていたのに じゃあね君の声を もっと沢山聴けば良かった じゃあね君の顔を もっと近くで見れば良かった じゃあね またね
マガジン
記事
-
-
-
-
-
-
-
-
- 再生
見上げた空に
昨日なんで泣いてたの 言いたくなけりゃ別に良いけど 僕も時々世界中が 全部敵だと思う日がある アスファルト踏みしめて 乾いた音を確かめる様に 見上げた空に いま鳥が一羽飛んでいく ただそれだけの事で 涙が流れてく この退屈な世界で 僕らはそれぞれの夢をみる たとえ意味などなくても それで良いじゃないか また自分を傷つけて いったいそれが何になるのか ナイフだって言葉だって ものを作る道具なのに すり減った靴底と 蹴っ飛ばした小さな石 見上げた空に いま飛行機雲が伸びていく 走り続けて行けば 涙は乾いてく この残酷な世界で 僕らはそれぞれの息を吸う たとえ価値などなくても それで良いじゃないか 見上げた空に いま鳥が一羽飛んでいく ただそれだけの事で 涙が流れてく この退屈な世界で 僕らはそれぞれの夢をみる たとえ意味などなくても それで良いじゃないか
-
-