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アメリカで食パン作り

アメリカに住んでもうかれこれ9年半程度になりました。最初の2年はカリフォルニア州のベイエリアに住んでいたため、基本的にお金さえ出せば大概のものが手に入る状況でした。しかし3年目からミシガン州ランシングに引っ越したことによって、手に入るものはかなり限定的に。

いわゆる『食パン』は主に日本・韓国・台湾等の地域のものであり、アメリカではアジア系スーパーでしか売っておらず、またその味もイマイチ。超熟やダブルソフト等がどれだけクオリティが高いことか。

そんなことを当初から感じていたため、4年目からは日本製ホームベーカリーで自家製パンを焼くようになりました。焼きたてパンを何かのお礼にあげたりするとけっこう喜ばれますし、レシピを聞かれることもちょくちょくあるため、それならばということでこに書いておこうと思ったわけです。

ホームベーカリー【Panasonic, SB-BMT1001】

2018年に日本から持ってきたPanasonicのホームベーカリー。現在は生産終了となっており、後継機のSB-BMT2000が販売されているようです。このホームベーカリーはパンだけでなく、ピザ生地やお餅、小豆を炊いたりと様々なメニューがあり、かなり多機能です。
このホームベーカリーに材料を入れ、ボタン一つでおいしいパンが焼ける。正直、パンが好きならこれは外せない家電と言えるのではないでしょうか。

材料

アメリカのスーパーでは日本と比べて様々な種類の小麦粉が売っていますが、King Arthurの小麦粉しか使いません。というかそれ以外の小麦粉で作ると明らかに味が落ちます(コロナ過でKing Arthurが手に入らなかった時に試したら味の差にびっくりしました)。ドライイーストも【SAF Red Instant Yeast】しか使いません。他は試したことがありませんが、アメリカでパンを焼いている人のブログなどを探すと、皆さんこの小麦粉とドライイーストを使っているようなので、そういうことなんだと思います。

All purpose flour (King Arthur) 200g
Bread flour (King Arthur) 50g
Butter 20g ※無塩でもよい
Sugar 30mL(大さじ2)※甘めが好みなら大さじ3
Salt 5mL(小さじ1)
Whole milk 200mL
SAF Red Instant Yeast 小さじ1

食パンの材料


欠かせないモノたち

ちなみにこの分量は以前にどこかのブログを参考にしたのですが、参考元を見つけることが出来ませんでした。

上記材料をホームベーカリーに入れ、「♯2 もちもちパン・ド・ミ」メニューでスタートすれば5時間後に焼きあがります。普段は夜寝る前にセットし、朝起きる時間に焼きあがるようにタイマー機能を使います。

作ったもの

参考までにこのレシピおよびホームベーカリーを使って作ったものの一部を紹介しで終わりにしようと思います。

左上:食パン(上記レシピで焼いたもの)、右上:バーガーバンズ
左下:自家製ピザ、右下:フレンチトースト(自家製食パンを使用)

ホームベーカリーについてきたレシピブックには合計36種類のメニューがあり、色んなものが作れますが、実際に作っているのは食パンがほとんどです。ごく稀にピザ生地や餅をついたりします。

たかが食パンですが、アメリカに住みながら朝食に焼きたてを食べられるのはこの上ない贅沢です。日本に住んでいたとしても焼きたてに勝るものはないのではないでしょうか。

アメリカで食パンに飢えている方、自分で焼きましょう!

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