「絶対にあきらめない!!~雇用保険加入期間10か月から、育児休業を勝ち取った方法~」
はじめに
「頑張ってきたのに、なぜ……」
家族と未来のために全力で働いてきた私が突きつけられたのは、思いもよらない現実でした。
「育児休業給付金がもらえない。」
その瞬間、頭が真っ白になりました。「雇用保険加入期間が10か月しかない。あと2か月足りない……」
自分の努力が無駄になったように感じ、悔しさややるせなさで胸がいっぱいでした。ですが、家族と赤ちゃんの未来を守りたい。どうしても諦められませんでした。
そこから私は必死で情報を集め、専門機関に相談し、職場との交渉を重ねることで、この状況を打破しました。この経験が、同じように悩むあなたのお役に立てることを願っています。
雇用保険加入期間10か月の壁
問題はシンプルでした。
「雇用保険加入期間があと2か月足りない」
私は2022年6月に入社し、雇用保険に加入したのは2023年5月。出産予定日から逆算すると、条件を満たすにはどうしても期間が足りない状況でした。
前職の期間も有効期限切れで加算できず、有給取得日数も該当せず、打つ手がないように思えました。
「どうしてあと少しのところで……」
絶望しそうになりましたが、「ここで諦めたら後悔する」と思い直し、解決策を探し始めました。
解決への3つのアプローチ
私がこの状況を乗り越えるために取った具体的なアプローチは以下の3つです。
1. 情報を徹底的に調べる
まずはインターネットや書籍で育児休業に関する情報を集めました。その中で分かったポイントが2つあります:
完全月のカウント方法
雇用保険加入期間は「完全月」で計算されるため、月の途中加入ではその月がカウントされないこと。産後勤務で条件を満たす方法
出産後11日以上働くことで、新たに「完全月」を加算できるということ。
産後に働く不安はありましたが、過去の経験から産後2か月以降であれば可能だと判断しました。
2. ハローワークで具体的なアドバイスを得る
次に、ハローワークに出向き、担当者に「どうすれば条件を満たせるのか」を具体的に相談しました。ここで得られた重要なアドバイスは以下の通りです:
育休開始日を調整する余地がある
出産日後、育休開始日を調整すれば、新たな「完全月」を確保できる可能性がある。育休開始前に11日以上勤務することで条件を満たせる
これにより、目標が明確になり、具体的なアクションプランが見えてきました。
3. 職場との交渉を行う
最後に、職場と交渉を行い、以下の計画を提案しました:
育休開始日の調整
開始日を1か月遅らせることで条件を満たす可能性を説明。これまでの実績を評価してもらい、理解を得ました。産後の短期勤務計画
家族の協力を得て、産後11日以上勤務する具体的なスケジュールを提案。
職場が協力的だったのは、これまでの私の働き方を認めてくれていたからだと思います。
得られた結果
こうした取り組みの結果、私は無事に育児休業給付金を受け取ることができました。「諦めなくてよかった」と心から思うと同時に、「条件を少しでも満たす工夫が大切」ということを実感しました。
最後に
育児休業給付金は、あなたが頑張って働いてきた証です。諦める前に、私が試した方法をぜひ試してみてください。やるせない気持ちを乗り越えた先に、必ず道は開けます。一緒に頑張りましょう!