どこにでもふく風
ソラカラフルの新曲が3曲ありまして、今年に入って3つ歌詞を書きました。年末にソラカラフルの練習があったのですが私は旅行のため欠席で、宿題だけやってます。
歌詞はだいたいイメージが3つ固まったら一気にかける。なんでもそうかもしれないけど、3点が定まるとかっちり形になる気がしています。2曲はわりとすんなりイメージが固まったのですが、3曲目『どこにでもふく風』はなかなか最後の要素が決まらず、しばらく放置・・。
もう少し風について具体的なイメージがないと書けないなと思っていたところ、たまたま『風の電話』という映画を観たおかげで(すごくよかった)3つ目のピースがはまりました。
『どこにでもふく風』
一晩中叩きつけた雨が嘘の様に
静けさをたたえて煌めく朝の街
そこら中を薙倒したその両腕で
立ち尽くす人々を優しく包み込む
誰の所為でも業でもないってこと
わかっているけど問わずにいられない
ふいに一筋の風舞い上がる
それで答えた気になどならないでくれよ
もしもそこにいるのならこの沈黙をやぶってくれよ
言うことがあるだろう、あるだろう
一晩中叩きつけた雨が嘘の様に
静けさをたたえて煌めく朝の街
そこら中を薙倒したその両腕で
立ち尽くす人々を優しく包み込む
誰の所為とか業とかだったらさ
むしろもっと楽だったかもしれない
ふいに一筋の風舞い上がる
許された気になどならないでくれよ
もしもそこにいるのならこの沈黙をやぶってくれよ
言うことがあるんだ、あるんだ ずっと前から
水たまり手あたり次第蹴散らして歩いた
気が付けば笑えるほどチープな約束の虹
風が揺らす
一晩中叩きつけた雨が嘘の様に
静けさをたたえて煌めく朝の街
そこら中を薙倒したその両腕で
立ち尽くす人々を優しく包み込む
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