創作元年、創作2年 #noteまとめ2021
去年noteを始めて、2020年のまとめレポートが届いたとき、とても嬉しかった。
そ~れ~が、これ!
カワイイね!
記事14本、スキ74回。
いっぱい書いたなあと思ってじんわり来ちゃった。
これが届くほんのちょっと前まで、私にはpixivの二次創作アカウントがあって、そこで推しCPの小説を上げていた。
同じ境遇にある人はわかると思うのだけど、それなりの人口のあるジャンルなら、こんなのとは比べ物にならないくらいブクマをもらえる。ばかすかもらえて、ダッシュボードでその総計を見ることも出来るから、私はこのnoteのレポートでもらえたようなのよりもっと大きい数字に慣れていたのだ。
だから正直、noteのレポートの数字を、しょぼいと思わないでもなかった…!
でも、まあ、「このくらいが妥当だよな」と思えば、常にインフレ暴騰状態なpixivの評価から脱出することが出来たことは、少しほっと息が吐けることでもあった。じっと眺めているうちに、しみじみと愛着のもてるものになった。
思えば2020年は、私の創作元年だった。
初めて小説を書いて、完成させたのは10歳ぐらいの時で…
そこから今まで、小説を書きたいとは思いつつも、激しすぎるむらっ気と圧倒的時間・力量不足により、小説をちゃんと完成させることが出来た試しがなかったのだ。
そんな状態がずっとずっと続いていたので、私は自分の創作意欲に苦しめられつつも、それを正しく発散することは永遠にできないのだろうと半ばあきらめていた。
そんな私だったが、人生何があるか分からないもので、その負のスパイラルからの脱出を果たすことが出来たのが去年だった。
身もふたもないことを言えば、
①PCがあったから
②コロナで時間が発生したから
がめちゃくちゃ大きいと思う。
ずっとどこかで文章を書いてみたかったこともあり、noteを始めて、最初にちゃんと集中して書いたのがこの記事。
ありがたいことにスキを12回もいただいてしまった。とっても嬉しい。
これすごいのが、たった7000字程度の文にひいこら言って4本に記事をわけてること!お恥ずかしい限りね…決してスキ稼ぎとかじゃなく、当時の私の正常な感覚に従ったまでなんです…。
あの頃の私は、本当にまだ書くことにも、それどころか読むことにも慣れていなかった。だから7000字っていう数字がとてつもなく大きく思えたのだ。
ちなみに2日間たっぷりかけて書いた、非常に思い出深い記事。
これを皮切りに、私はとにかく文を書く楽しさに目覚めた。
新しいおもちゃを手に入れて、どこへ行くにも連れて行っているような状態。
そこから私を新たなステージへと誘ったのが、推しとの出会い、そして二次創作疲れ…
こんなに読まれるとは、これを書いてる時とかやってる時とかは露ほども思っていなかったのだけど、本当に有難い限り。
そして、多くの人にとって二次創作がいかに大きな心の支えになっているのかを私自身も痛感することができるきっかけとなった記事だ。
この記事には全てを書いた。
推しとの出会いから二次創作に手を出したことで、私はようやく小説が書けるようになった。推しにも読んでくれた同志にも感謝は尽きない。
そして、逃れられなかった二次創作疲れに直面。
(これも、いろんな人がいろんな思いで読んでくださったんだろうなと思うと、思い入れの深い記事)
「逃げるは恥だが役に立つ」とはよく言ったもので、自分がジャンルで書いてきた小説とか評価から逃げるのは寂しくもあり痛くもあったけど、それが私を自分のオリジナルの小説を書くことに向き合わせたことは確かなわけで。
そこから、私の創作2年が始まります。
そして、今日に至る。
記事8本、スキ186回
(さっき出した奴で記事9本、スキ192回かな?)
記事数は、減ったな~と言う感じ。
でも、スキは増えたな~。
増えたスキはほぼほぼ『リア友と同人誌』の記事によるものなんですが(2020年の流れで紹介したけど公開したのは今年だから)、
192÷9=21.333… 1記事21スキとか人気noterや~んとか言いつつその実一発屋な四方山です。
記事が減ったのは、時間が圧迫されてきたというのはもちろんなのだけど、
正直noteで表現できることと私が表現したいことのズレをだんだん自覚してきてしまって、
もうあまりnoteを必要としなくなってしまったせいだ。
もちろんnoteでの表現に制約はほぼないと私は思っているけど…読者層が求めているものが、私が書きたいものと合致しないことにむなしさを感じるのです。
そのくらい、私はもう小説を書くこと以外に興味がなくなってしまった。エッセーとか雑記とかいって、取り留めもない自分の話をするのが退屈になってしまったのだ。
短編ならいざしらず、長編を横書きで書きたくないのです、私は。変な理屈~。
今年に入ってから、短編をいくつかnoteにアップしてきた。読まれる読まれないはどうでも良くて、書き上げるたびに自分の力量が上がっていってるのはとてもよく分かった。
そして、今年はnoteに上げた短編以外でもいろいろ書いてきた。
丸二日PCを叩き続けた挙句にまじでくそ過ぎて本当に誰に見せずに捨てた小説もあったし。
私史上かつてないほどの大作をちゃんと書き上げたのに結局自分の弱さゆえに発表することなく寝かせている作品もあるし。(本当に発表したかったし読んでくれた友達にも発表して欲しいといわれたりしていた)
書きたくて、書くべきで、今書いている小説もある。これは、noteやネット上に発表する気はない。
心の底から、小説を書くことを愛せるようになった。自分の創作意欲を、自分と不可分のものとして安定して抱き続けることができるようになった。
だから、今後noteを書くことってあるのかなあ?と懐疑的になる。自分の中だけで、完結してしまいそうで…。
私はたぶん食欲よりも性欲よりも承認欲求がバカほど強い人間だから、
だからnoteやpixivが唯一その欲を満たせる場所で、必要だったのだ―――
けど、今は毒気を抜かれた様に純粋な創作意欲だけが残っている。
そうなれたのは間違いなくnoteやpixivのおかげなんだけど、皮肉なもので、こういうのは通り抜けるものなんだとも思う。
しまりがつかない、うまくまとめられない2021年だけど、
とにかくありがとうnote!ありがとう読んでくれた人たち!
私はとっても幸せです!
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