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恋だけではない夢のはなし:『コイスルヒカリ』雑感(#18)

ハロウィンあたりから年明けまでの体感時間の短さは、なんなんだろう。今年もたっぷりと色んなことがあったし、なにわ男子が《なにわTube》にてお花見してくれたり、TikTokにてスイカ割りやら流しそうめんやらしてくれたり、《なにハロ》なるものを企画してくれているおかげで、季節をそれぞれに感じながら過ごせている。こんなことを言ったら怒られるのかもしれんが、SNSなんて、やってもやらなくても、どれくらいやっても、ほどほどでも、それぞれのやり方でいい中で、こうやって1つのものを企画してくれるということ自体が素晴らしい。しかしながら、時の流れが早い。時間が足りない。
にまにまと《なにハロ》を眺めながら、現実に向き合っているおたくが、なにわ男子7枚目のシングル『コイスルヒカリ』の雑感をだらだら書くだけの回。


コイスルヒカリ

プリズムのように交錯する恋心を歌詞で表現し、等身大の青春を丸ごと詰め込んだ全力リアルラブソング。

Storm Labels公式サイトより

なにわ男子を形容するときに山ほど出てくる《青春》というワードが、公式サイトにてまた登場していた。発売日の8月28日時点で、最年少の長尾謙杜さんも22歳のお誕生日を迎えていて、なにわ男子の《青春》はそろそろ《等身大》ではないのではないか、と客観的には思われる中で、《等身大の青春を丸ごと》という文言に全く違和感が無いというのがすごい。アオハルとはなにわ男子のことであり、なにわ男子の《青春》は終わらない。

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