師弟関係なんて時代遅れ?
YUKIYOGAオーナー兼、
幸せな仕事と家庭の両立アドバイザー松林 由紀子です。
今日は火曜日
火曜日は、夜のレッスンがあるため、実の母がお手伝いに来てくれる日
そんな母が髪を切っていて。
「お母さん、ずいぶん短く髪切ったね♪」
そう言うと、
「そう!先生がね、久しぶりに短く切りましょうか!?」
って言うから。。。
私「先生??」
母「そうよ、先生」
どうやら、この世代は美容師さんの大御所を「先生」と呼ぶらしい。。。笑
しかし、その感覚、嫌いではなく、もはや「美しい」と感じる
確かに、昔はピアノの先生だって
お習字の先生だって、
学校の先生だって
崇高な感じだった。
でも、今はフランクだし、LINEなんかで気軽にやり取りできる間柄になりやすい
もちろん、受ける側からするととても便利だし、
始めやすいし辞めやすい。
しかし、
ヨガというものは元々、師弟関係というものが存在し、とても崇高なものだったのだと思う。
伝統的なものが「師から生徒へ」口伝えで伝わって
学びを深めるためにはグルジ(先生)の存在が絶対的だった。
グルはただ知識や技術の伝達だけではなく、「生き方」をも教えてくれる存在。
正しいグルに出会えることが成功の道とも信じられているくらい。
日本での武道は特にこの「師弟関係」がまだ存在している。
まあ、これが〇〇ハラスメントになっていたりもするので危険なものであるけれど。
やはり、日本の美しき文化として、
「先生=教えてくれる人」を敬う気持ちというものは私は尊重したい。
先生が偉いとか敬え!とかいうものではなく、
「教える先生側の態度と誠意」と「教えられる生徒側の感謝の念と姿勢」
から作り出されるエネルギーが必ずあると思うから。
なんだか、母の「先生」発言からとっても話は違う方向に行ってしまったけれど
「私にとっても生徒さんは人生の先生であるし、生徒さんにとっての良い先生でありたい」と常に思っている。
だからこそ
「時間の大切さ」「その場の作り出す空間の大切さ」「誠実な心と誠実な言葉」
を届けれるように、今日も学びを深め、自分自身の心身を整えている。
そして、気軽にどこでもオンラインでヨガが受けれる時代だからこそ、
シャラ(練習場)も崇高な場所であるよう生徒さんとその場を作って行きたいと思う。
長い間受け継がれてきた「ヨガ」という教えと素晴らしさを
生徒さんに正しく、そして人生を豊かにするツールとして伝えていくことがまた私にとっての成長であり、喜びだなと感じる。
だから、私も敬意を持って、今学ばせていただいている様々なプロフェッショナルな先生方との時間と出逢いにも改めて感謝をしようと思う。
YUKIYOGAでは、そのヨガを深めるyogabody基礎コースを開催中。
6月から平日クラスが臨時追加に♪
また私自身も身が引き締まります。
お問い合わせは、スタジオまで。
ということで、また次回に♪