3ヶ月近く、Twitterから離れて感じたメリットと、事業案の完成
2019年4月起業をして、約半年たった10月。Twitterの更新を止めました。
今日はその理由と、感じたこと、得た結論について話していきます。
応援者を増やすためにやっていたSNS
起業するにあたって、とある起業家に『起業準備ってどんなことをすれば良いんですか?』と聞いたところ、次のように帰ってきました。
とにかくTwitterとかのSNSのフォロワーを増やしたほうが良いよ。将来的に仲間を増やしたり、ミライの仲間になる人たち、応援してくれる人たちが増えることが、事業にも生きてくるから。
そして素直で純粋な僕は、「そんなものなのかなぁ」と真に受けて、500人ほどだったフォロワーさんから、地道に半年ほどで1万人まで増やしました。(こんな僕をフォローしていただいている方々、ありがとうございます。社会を変えるような事業を作れるよう、がんばります。)
そんな中で、尊敬する人に出会えたり、たくさんの学びがあったりと、たくさんの良いことがありました。
その一方で、起業したあとにふと感じることがありました。
SNSによる、思考のブレ
事業の根幹のビジョンや、大きなビジネスモデルを考えているタイミングで、いつの間にか、自分の思考が、Twitterに流れてくるTLに、引っ張られているなぁと感じていました。
例えば、芸能人の不倫の話だったり、知らない方のご飯の話だったり、一義的な誰かの批判だったり。
そのツイートを見る時間が0.5秒程度だったとしても、自分に少しずつ影響を与えていて、積もり積もっていき、本当に考えるべきものに集中できない時間が増えていました。
自分の思考のすきまに、ネガティブな感情が入ると、雑音のように自分に向き合うことが難しくなっている。そんな感覚が増えていました。
Netflixと、映画館と、集中することと、
僕の尊敬する起業家の明石ガクトさんが言っていた、映画館とNetflixの関係がなるほどなと思っています。
これはコンテンツの文脈で、話をされていますが、多くの分野で『なにかに没頭する時間』が減っている。そしてそれは、自分自身の感情や思考に対して、向き合う時間を減らしているんじゃないかなぁと思っています。
だからこそ、無意識に時間を取られていた、SNSを一度遮断して、意図的に自分としか向き合えない時間を作りました。
他人のツイートは、自分の人生に責任を取ってくれない
事業とは1年とかで上手くいくものではなく、5年、10年踏ん張って作っていくもの。
だからこそ起業家は、逆境でも事業から逃げないように、自分の内から出てくるパッションやビジョンを糧に、事業を進めていくものだと感じています。
SNSに流れてくる情報は、気付きは与えてくれるけど、自分自身の感情や思考の答えを作ってくれない。
3ヶ月のSNS断食で得た事業案
この期間、自分と向き合い続けて、ようやく事業案が完成しました。
今の段階ではまだまだ構想段階なので、これから走りながら修正していく予定です。でも自分は誰を助けたくて、どんな世界を作りたいのか。これだけは結論が出ました。
そして投資家を周り、出資も受けられることが決まり、事業を一気に形にする段階まで来ました。
かんたんに一言でまとめると、「造り手を正しく評価され、応援者とともに報われ、挑戦し続けられる」ような事業です。
職人的にモノづくりをしていて、良いモノなのに、きちんと評価されておらず、金銭的にも精神的にも、身を削るように活動されている方。
そんな人達に、長い間応援者をつけて、挑戦し続けられるようになる、事業を作れたらと思っています。(事業内容に合わせて、OWNERSに社名を変更しました。)
詳細の事業内容については、またまとめて紹介させてください。
いちばん大切なことを見失わない
大切なことは、人によって違うと思いますが、僕にとってはビジョンである『心に火をつけ、絶やさない社会をつくる』の実現こそがなによりも最重要事項です。
そしてこれは、今回の起業だけの話ではなく、僕自身の人生において、ずっと向き合い続けることになるビジョンでもあります。
そしてこの誰も成したことのない、壮大なビジョンを達成するためにも、自分自身が一番大切にしたい想いや、願いを糧に、事業に向き合っていきたいと思います。
PS:現在、仲間を募集しています。副業的な関わり方でも、フルタイムでも、いろんな形でお話させてください。DMください。ぜひ一度、ご飯に行きましょう!
公開前に、事業内容が知りたい方も、個別でDMください。
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