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同人未経験がコミケにサークル初参加してみた感想と振り返り

こんにちは、ももつきゆきやと申します。タイトルの通り、先日のコミックマーケット101にて同人活動デビューを果たしましたので、冬コミまでの半年の中で何にこだわり、何を頑張り、何を成し遂げ、何を成し遂げられなかったのかを振り返って書き残しておこうと思います。弊サークルのことをご存知の方は今回の本のオーディオコメンタリー的な何かとして、はじめましての方は同人初心者の奮闘記としてこの記事を消費していただければと思います。

何をしたの?

まずはお品書きをご覧ください。

金曜日 東地区 P-19b『モモツキ桃源郷』にて頒布いたしました。

#ニコ厨合同誌

冬コミの半年前に参加を呼びかけ、「ニコ厨みんなで集まって一つの本を作る」という趣旨の元進めていた企画で、最終的なタイトルは「Re:starteRs ―ニコ厨で合同誌作ってみた―」として頒布しました。
制作途中でニコニコのバージョンがニコニコ(Re)からニコニコ(eR)に変わることになったので、それを記念した内容にするというテーマが後から付与されました。

#マストドン解説本

ニコ厨合同誌よりも前から作ることを考えていた本で、こちらは自分一人で作りました。話題のSNS「Mastodon」について、約6年弱Mastodonを使っている私が初心者にもわかりやすく解説していくという本です。最終的なタイトルは「はじめてみよう!今話題のSNS Mastodonの解説本」として頒布しました。

その他、友人から委託を受けてずんだもんのアクキー2種を頒布しました。

記録

ここからは夏頃の企画呼びかけ~コミケ応募~制作~当日までの間で気を付けた点やこだわった点、やらかした点などについてつらつらだらだらと書き連ねていきます。ほぼ備忘録です。主としてニコ厨合同誌の情報がメインです。

企画段階

ニコニコネット超会議やニコニコ超会議ではユーザーが自由に企画を立ち上げることができるユーザー企画という概念があり、私はちょっとしたユーザー企画をいくつか立ち上げた経験があったので、この手の告知画像を作ることには慣れていました。重要なことは必要な点をわかりやすくまとめること、締切期日を明記すること、Twitterのクロップの仕様にあわせて16:9で作ることです。

参加の難易度を下げたかったので何でもアリだよ!!ということを推し出していましたが、何でもアリすぎてかえってイメージが湧きづらかったかもしれません。とにもかくにも、この時点で「えっ何でも書いて良いんですか!?」と多くの方が興味を示してくれたので、ある程度ちゃんとした合同誌になるだろうと自信を持つことができました。

週刊ニコニコインフォというニコニコ運営の公式旗艦番組でも自薦経由でご紹介いただくことができ、非常に助かりました。使えるルートはなんでも使うことが大事です。

興味を持ってくださった方に冬コミ用のDiscordサーバーに参加してもらい、連絡と交流、議論ができる環境を整備しました。全員への通知が必要な事案に関しては連絡・お知らせチャンネルを使い、雑な議論や交流は雑談チャンネルを使うという使い分けを構築することで、サーバーまるごと通知オフにされて連絡が届かないという事態を初手で可能な限り封じる努力をしました。

Discordサーバーのチャンネルの一部。「連絡・お知らせチャンネルの通知だけは見られるようにしておいて!」と言ってあった

制作段階:共通誌面デザイン策定

こっから数か月停滞のフェーズに入ります。主な理由言い訳としては、バイトをめちゃめちゃ入れてた、大学の課題が立て込んでいた、現実逃避をしていたなど様々です。参加者の皆さん、ホントすいませんでした…。

ニコ厨合同誌は参加者の皆さんに1ページ丸ごとあげちゃいます系の企画で、文字なり絵なり写真なり好き勝手書いてもらった記事のPDFデータを送ってもらってまとめる方式で作っていたので、9~10月頃に入稿のルールや共通デザインを策定しました。だいたいのイメージを突貫でパワポで作り、その画像をDiscordで全員に共有。

裁ち落とし・マージンのルール
誌面のイメージ。上部に各種情報、下部には英語表記の筆者名
実際に文字を組版するとしたら…のイメージ図
完成版のヘッダー

全ページにわたって共通の意匠を導入することで全体の統一感と一貫性が生まれデザイン性が上がることは知っていたので、なるべくそれを意識しました。ニコニコの本なので、PC版ニコニコ動画の動画視聴ページを彷彿とさせるデザインにすることでニコニコらしさのアイデンティティを演出しつつ、共通デザインで同じ位置にタイトルや著者名が書いてあることによる可読性やわかりやすさの担保ができていたのでかなり良い感じになったと思います。ニコニコ動画のタグっぽく記事にタグをつけるということもしたのですが、これもニコニコらしさを演出しつつ、記事の大まかな内容を表したサマリーとしても機能したのでやってよかったことの一つです。左側には記事の通し番号を入れました。飾りとして入れたのですが背番号みたいでエモさもありますよね。

完成版のフッター

下部には筆者名の英語表記を掲載。これは単なる飾りですが、なんかカッコよくなり統一感も出たので良かったです。DINライクなフォントを使っているのは完全に趣味です。なおちゃんと全員分、英語での正式な表記を聞いた上で書いています。英語表記って重視されないがちだけどこだわるべき部分です。普段からアニメや映画の英語タイトルが気になって仕方がないタイプである私の趣味が出ている部分です。

マージンの仕様に関しては、当初中綴じ製本でいく予定だったのと、人から1ページずつ集めるという企画の仕様上、左右どちらの余白を多めにとるのかを事前にお伝えできないといったことから、ノド・小口のマージンは同じ幅でとりました。任意のユーザーの記事を見開きの左右どちらに配置するのかによって、ノドと小口の方向が変わってきてしまうので、その辺を意識しなくて済むように左右対称ルールとした、ということです。なお途中からやっぱ無線綴じを諦めたくない!と再度急カーブを切ったのですが、最低限読めなくもないマージンはもともとあけてあったので最終的にはギリなんとかなりました。一部の記事に関しては手動で小口側に寄せるなどの配慮は行いました。

なお誌面デザインや組版などなどにおいては本文は配置が9割。という同人誌を非常に参考にさせていただきました。本当にこの本さまさまでなんとか良い感じのデザインで作ることができました。めちゃめちゃ参考になる本なので同人活動に興味がある方はぜひ!

製作段階:特集

「ニコニコ(Re)を記念した本にする」という方向性が決まってきたあたりから、単にユーザーからの寄稿のみを集めた本ではなくて、様々な特集を組んで雑誌っぽく仕立て上げることで、本のクオリティを上げ、より通行人に訴求することができるのではないかと考えました。最終的には「【特集】ニコニコ(Re)を振り返る」として、豪華ゲスト9名の皆様からお預かりした貴重なコメントを掲載する「あの人に訊いてみた」と、一般ユーザーから聞いた内容をもとに特集した「みんなに聞いてみた」の2つの企画を入れることができました。

制作段階:編集

以下の目次をご覧いただきたいのですが、どのような順番でページを配置するかについても、ある程度の一貫性やストーリーの流れができるように気を配りました。ここからは本当にだらだらと脳死で書いていくので、暇人でなければ次の項まで飛ばしてください。

ニコ厨合同誌の目次

まずは自分の記事です。ユーザー寄稿ページの一例としてまずは代表者である私の記事を掲載しました。次に、「文字の次はイラストだ!」ということとニコニコっぽさの演出ができるということで相生 創さんによるテレビちゃん擬人化イラストの記事。続いてニコニコ動画関連の話題が続きます。(Re)を振り返るならまずは流行の当事者についての記事だろうということで、特集のトップバッターにさのさん/はゆ茶さん。ボカロ関連の記事をひとまとめにし、ニコ動のボカロ以外の各界隈についての記事を並べました。

続いて各界隈で活躍する“有識者”として、CA職人・M・(まー)さん/大百科編集者坂本孫策さんの特集。クリエイターでありつつニコニコを一歩俯瞰した立場でご覧になっている方々のコメントを掲載しました。Re時代のニコニコにおける良かった点ともっとこれからに期待したい点をバランス良く書いてくださり、本当にありがたかったです。本として単なるニコニコ脳死絶賛本にはしたくなかったので…。

超パのイベントレポート2本を並べ、ニコ動の検索やニコニ広告などの機能関連に関しての記事を並べました。続いては活動紹介系で、様々なクリエイターさんが自分の活動について紹介している記事が続きます。p.30-31で自分の好きなものについての紹介記事。

そして特集生主編。ニコ動の話をしたら次はニコ生の話だろうということで、あかねこ。さん/みーたんさんのお二人のコメントも掲載。ニコ生も当然重要なニコニコの一部ですからここは外したくなかったです。

後半は思い出系・振り返り系記事が続きます。p.34-39でニコニコに関する活動の振り返りやニコニコとの馴れ初め系記事。p.40は素敵な漫画・イラスト記事なのですが、作者のさこつさんが「(文字いっぱいの記事も多い中で)いい箸休めになりそう」と仰っていたことが印象に残っていたので、癒しとしてこの位置に。さこつさんの記事と特集「みんなに聞いてみた」で小休止を挟みます。

そしてここからは、ここ数年のニコニコの歴史とは切っても切り離せないniconico(く)関連の記事が続きます。ニコニコ(Re)は(く)やそれ以前から繋がる一連の物語に組み込まれている時代なので、それを振り返る以上こうした記事は欠かせません。先述の通りニコニコの暗い部分から目を背けたくないという思いもありました。一方本の趣旨は「ニコニコの熱量や楽しさを伝える」ことなので、辛気臭い話を頭に持ってくるべきではないという思いもありこの位置に。

一方最近のニコニコ頑張ってるんだよっていう話もしたいので、p.48でニコサイさんによる(Re)の機能改善をまとめた記事。そしてユーザー記事の最後は、高村四郎さんによる2022年のインターネットミームをまとめたイラストの記事。ここは(Re)というより、2022年の年末に頒布する本として読者に「よいお年を」と挨拶するのにピッタリの記事だったのでそうしました。

最後に「あの日の当事者」に訊いてみた篇。ふわっふうさんの言い回しを借りると、「(く)炎上発表会で壇上に立っていた栗田さん、配信をしながらブチ切れていた百花繚乱さん、そして繚乱さんの枠を見ながら一緒にキレていたユーザーふわっふうさん」の3人です。この3人は週ニコの制作メンバーでもあります。(Re)を最前線で作ってきたそれぞれの立場のコメントを載せました。

……という感じで、ある程度のストーリー性や一貫性で、流れがつながるように編集してみました。本を買ってくださった方、なんとなく伝わりましたかね?

製作段階:装丁

表紙

表紙に関しては、全面的にイラストを描いてくださったルカいさん/「Re:starteRs」ロゴタイプを作ってくださった佐藤さんのおかげです。もう本当に感謝してもしきれない思いです。

正直、同人誌において表紙が全てを決めるといっても過言ではないので、この本当に素敵なイラストとカッコいいロゴのおかげで成功できたと思います。

ただ、ここでは記事の趣旨に照らして私なりに気を配った点を書いておきます。外枠を派手な色にするのは目を惹くため・コミケの現場で埋もれないようにするためで、本の内容が少し伝わるように内容を文字として書きました。

裏表紙

裏表紙は完全に自分一人で作りました。色は佐藤さんに決めていただいたロゴの色をそのまま継続。ニコニコの本なので高度に抽象化したニコニコ動画を表現しました。こういうなんか未来っぽくて透過しててプレーヤーのような何かとコメントのような何かが描かれている抽象的な何かが結構好きなんですよね。抽象化したので、あえて日本語のコメントは排除し、■や●などの図形で表現したコメントを多く載せました。「8888888」や「wwwwww」も「ニコニコっぽい」のに「記号っぽくもある」不思議なデザイン性を持ったコメントなんだなと気づきました。

表紙・裏表紙の裏にもコメント風デザインを施し、「みんなの記事の後ろにコメントが流れる」というギミックを組み込みました。こっちは裏表紙よりはもっと具体的な日本語のコメントも流れていますね。赤字兄貴が●と■なのは日本語を書いてもノドに吸い込まれてよくわかんない感じになるからです。あと大昔の弾幕は(Re)を振り返る本としてはイケてないと判断し、より普遍的に現在でも使われているコメントを中心に採用しました。

余談ですが、本文記事中には様々なところにReちゃんというキャラクターが登場します。これは佐藤さんに作っていただいたもので、「Re:starteRs」のロゴタイプの一部でもあります。同じ意匠を反復して登場させることでデザイン性を上げることができるので、ユーザー記事以外の部分で積極的に配置することで本の一貫性を演出しました。

告知戦略

コロナ禍になってからのコミックマーケットの最も大きな特徴は、完全チケット制であり入場人数に制限があることです。これにより先手先手での告知を強いられました。

以前であれば前日や当日に告知ツイートを見かけても予定が空いていればふらっとビッグサイトに立ち寄ることができていましたが、今回は来場のためには早めの段階でチケットを確保する必要がありました。これは何を意味するかというと、そもそもコミケに来させるところからのマーケティング戦略が求められるということです。

前日に告知ツイートをしたとして、対象となる市場は既にコミケに来ることが決まっている参加者たちです。これはこれで非常に重要なのですが、ニコ厨合同誌のためにコミケに来てもらうためには、チケットがまだ買えるうちから積極的に告知をしなければなりません。チケット販売開始以前から出せる範囲での情報はなるべく出すようにし、コミケット準備会からのチケット販売情報に関する情報はなるべくリツイートするようにしました。

だからこそ、「合同誌のためにわざわざコミケのチケットを取ってくれた人」たちに十分に合同誌が行きわたらなかったのは痛恨の極みです。正直とても申し訳なかった。そりゃ初心者サークルの初制作の本が12時で完売するとは思わんわな…。午後入場で買えると思うよね…。

合同誌参加者でもコミケに初めて来るという人も多かったので、コミケ初心者向けの情報もなるべくリツイートするようにしてました。

当日の設営戦略

当日のサークルスペースの模様がこんな感じです。初心者サークルなのでこんなに気合い入れなくても良かったとは思うのですが、正直私の同人人生の中でもここまでの本を売ることができるのは金輪際無いだろうと思ったので、しょっぱなから全力で気合を入れた設営をしました。

ポスタースタンドは同人界隈で脅威のシェア率を誇るPO.SU.TA、敷き布は最初から即売会の敷き布としてちょうどいいサイズになっておりポケットなどもついていて便利なSHIKINUNOを買いました。見本誌を置いているのはスマート本棚です。安くて超便利、最高!!

設営で重視したことは「人間の心理を読む」ことと「心理的障壁を少しでも多く取り除くこと」です。これは私が一般参加する際によく思うことなのですが、少しでも不明点があったり近づきがたかったりする要素があるとオタクは臆病なので近寄ってくれません。「あそこのサークル、表紙がよく見えないなぁ」「値段がわからないなぁ、怖い」「どれが新刊なんだろう」などの不明点はなるべくないようにし、必要な情報は前を通行するときに目視の時点でだいたいわかるように心がけました。

島の右端に配置されていたので、大通り側に近い方にスマート本棚を置きアイキャッチとなるようにし、反対側には表紙を大きく印刷したお手製ポスターやテレビちゃんぬいぐるみを置きました。設営で重要なのは「上下方向の空間を有効利用すること」だと聞いたことがあったので、表紙は立てて近づかなくても見えるようにし、100均のラックでデッドスペースを有効利用しました。コイントレーとSquareの端末を同じ場所にまとめることができてよかったです。(……というか何気に触れてませんでしたがSquareを導入したのでキャッシュレス決済対応でした。毎回「お支払いは何でされますか?」と聞いてたので、だいたい1/3ぐらいがキャッシュレス決済を使っていってくれました)

スマート本棚に見本誌を置いているのに左側にも在庫を平積みしているのは、私が一般参加者の時に「あそこのサークル、在庫があるのかわからないな、怖いから話しかけられないな…」と感じることがあるからです。右側で見やすさを担保しつつ、左側で在庫あるぜアピールをしたわけです。これも心理的障壁の除去のひとつです。

POP類のほとんどは数日前~前日に自宅のプリンターで突貫で作りましたが、突貫の割によくできていたと思います。まず実感したのは、ツルツルの紙に、かつ最遅の設定で印刷をすれば、自宅のプリンターでも超綺麗な印刷ができるということです。家のプリンターの底力を知りました。

お品書き(物理)の様子。(※なお色々ミスっててこのあと作り直している)

家にあったA4のツルツルした写真用紙にお品書きを印刷。スチレンボードに貼りつけることで「しっかりしてる感」を演出。正直マジでお店のメニューみたいなクオリティが出てビビりました。ツルツルの写真用紙×スチレンボード、オススメ!!!

A4のマット紙に印刷して三角に折って作ったPOP。結構良かった
アクキーの見本は100均のコルクボードにダブルクリップをつけてぶら下げて展示。右にちょっと見切れてるけどサンプル画像の背景とダブルクリップの色はなんとなく揃えてある
マストドン解説本は目を惹くPOPを横に添えた
自分側から見た図。敷き布のポケットに各種道具。スマート本棚の裏にレジとなるiPad Pro。右側のラックの上にコイントレーとSquare Reader。ラックの下に硬貨ケース。

売り子が天才だとマジで助かるという話

朝撮った写真

今回は、以前からのネット上の友人である @nekozuki_2525 に売り子をお願いしました。もともと信頼できる相手ではあったのですが、

  • 何も言ってないのにiPad miniにデジタルサイネージを作ってきてくれた
    (しかもちゃんと私が作ったお品書きと統一されたデザインで)

  • 何も言わなくても完璧な立ち回りでサポートしてくれた
    (スペース混雑時に私が誰かとあいさつしている際に他のお客さんの対応をしてくれたり、設営作業をどんどん進めてくれたり)

  • 何も言わなくてもTwitter・Discordへの情報発信をしてくれた
    (私は忙しくて全くインターネットを見れていなかったので、その間売れ行きや在庫に関しての情報をツイートしたり、Discordで合同誌参加者とのコミュニケーションをとってくれたりした)

といった感じでマジで天才の立ち回りをしてくれて、心の底から感動しました。彼なしでは当日を乗り切ることはできませんでした。本当に助かりました。

昨今、売り子さんとのトラブルみたいな話をよく耳にしますが、可能な限り信頼できる友人を売り子として確保しておくことをオススメします。少なくともサーチケに載ってる本名を晒してもいいと思えるぐらいには。

その他の接客(?)の話ですが、サークル参加者がずっとスマホいじってると感じが悪いですし話しかけづらいので、スマホを操作するのは最低限にしていました。通行人が少しでも興味を持ってくれていそうな目をしていたら、なるべくやさしめに、怖くないように目線を送り、自分のサークルスペースに誘い込むようにしました。正直このへんは普段バイトで接客業をやっている成果がそのまま出た印象です。一般参加してても、サークル参加者に対して「あ、この人接客業だな」とかって結構一瞬でわかりますよねー。

なお、什器類の多くはシモジマ 浅草橋本店で揃えました。シモジマは業者向けに様々な什器や梱包資材を取り扱っているお店で、ここにいけばお店で見たことあるような什器は大抵揃います。卓上のポスタースタンドやスチレンボードなど諸々はここで揃えました。マジで行くだけで楽しいので一回行ってみてほしい。その他、ダイソーやセリアも大活躍でした。

設営では、設営アイデアをまとめたTogetterの記事(いろいろあるのでググってください)や、サークル「道草パレット」さんの同人誌『サークルスペースの作り方』がとても参考になったのでご紹介させていただきます。

シモジマで買い込んだ什器類。7000円以上使ってて目玉飛び出た
什器類は前日に箱にまとめた
シモジマ 浅草橋本店
門仲の地味にデカいダイソーでも結構色んなものが揃う。夏コミのときもファイルケースや台風対策のレインコート・防水バッグなどでお世話になった。

その他

染めた直後。冬コミ時点では割と茶髪になってた

髪を赤くしたのもひょっとするとよく目立って功を奏したかもしれない

振り返り

と、いうことで思い出せる限りの記録やこだわり、裏話を全部つらつらと書いてみました。マジで何の推敲も経ていないだらだら書き連ねただけの記事でしたがどうだったでしょうか。初心者にしては割とうまくやれただろうという自負がありつつ、もっとここは成長していきたいという点も多くありつつです。

本も陳列も何もかも、割とあらゆる部分にこだわりと意味を持って作ってたので、そういう裏話を伝えたいなぁという記事でした。これから同人活動を始めてみたいという人にもある程度は参考になるのではないでしょうか。

おかげさまでモモツキ桃源郷の頒布物は全て完売というかたちで冬コミを終えることができました。完売だけが正義ではないですが、ひとまず乗り切った!ということで安堵しています。ただ、どちらも少し部数が少なかったなという気持ちです。

あらためて、今回の冬コミの全てにおけるあらゆる場面でお力添えをいただいた皆様に、心からの感謝を申し上げます!

告知

マストドン解説本、DL版の販売が開始しております!
話題のSNS「Mastodon」に興味がある方、結構わかりやすい良い感じの本になっていると思うので、ぜひどうぞ!

告知の告知

数か月以内にニコ厨合同誌およびマストドン解説本の紙の本の増刷をかけたい気持ちがあります。うだうだ言ってる間に機を逃すのが怖いのですが、遅くとも超会議までには増刷し、通販等々やると思います。超会議の超クリエイターマーケットへの出展も視野に入れています。

何もかもが遅いこんな自分で本当に申し訳ない気持ちですが、合同誌と解説本に興味を持ってくださっている皆様、あと少しお待ちくださいませ…!!!!🙇🙇🙇🙇🙇

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