社長と食事会にいけたのに…
社長に物申す尖った自分を妄想
昨年度、社内のベンチャーコンテストになんとなく応募し、運良く3位に入賞した。
入賞の商品として、本日六本木のミッドタウンの高級インド料理屋にて、社長とともに豪華お食事会が開催された。
入社3年めになるわたしは、よくもわるくも図々しくなり、食事会まえに「今の自分なら、社長に物申せるんじゃないか」なんて考えた。
社長を目の前に、会社の問題点を鋭く、若者らしい正直な言葉で訴える。
かたまる周囲をよそに、淡々と述べる。私の言葉を聞いた社長は神妙な顔で聞き入る。
ちょっと口論ぎみになるものの、最後には「わかった」、そして「最近こういうふうに生意気な奴少なくなったよな」と社長から褒められる。
以後、社長から「あの生意気なはまちゃん」などと呼ばれる。。
脳内の生意気はまちゃんは、恐れ知らずでいきってた。
脳内のわたしは、とにかく元気だ。笑
実際は相槌に一生懸命…
タイトルからお察しのとおり、もちろん妄想のような元気なわたしは、脳内から出てくることはなかった。
食事会がはじまり、サラダを取り分けようとするものの、社長から「下手そうなやつがやるくらいなら俺がやるよ」と言われ、まともに取り分けすらできず…(怒ってはない、たぶん。。笑)
ベテラン社員が社長と昔ばなしに花を咲かせ、ほかの参加者が気の利いた、または印象に残るコメントを残す中、わたしはとにかくあいづち係。。
偉い人との会話って難しい
普段から積極的に人と話さないから当然とはいえ、接点のない偉い人との会話は難しい。
なんか話さないと…
あーこれ言ったら他の人に迷惑かな…
これは正直盛り下げるんじゃないか…
いまは話しかけなくていいんじゃないか…
頭の中で迷いがぐるぐる回って、緊張こそしないものの、ことばはいっこうに出てこない。
将来やりたい編集者という仕事は、話を聞きたい人に取材しないといけない。
今日のような会話で全然話ができなかったようであれば、相手の本音を引き出す取材をするなんてまだまだ早いな……と落胆した。
まあ最初からできる人なんていないだろうから、仕方ないとは思うけど。笑
自称コミュ障として働けるのか?
食事会を経て、自分の気の足りなさ、コミュ力不足を感じた。
脳内のわたしが出てくるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。
ただ、コミュ力不足も一つの個性だ。とおもう。笑
コミュ障だからわかること、できること、書けることが、きっとあるはず。
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