Vリーグ 2023/24シーズン 観戦終えて
ただ選手とチームが大好きな、いちファンの戯言。(と、強めに保険をかけておく。)
はじめに
2023年10月14日から開幕した、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MENは
レギュラーラウンドを2024年3月17日、ファイナルラウンドを2024年3月31日をもって閉幕した。
私が応援している日本製鉄堺ブレイザーズはレギュラーラウンド5位、ファイナルラウンド6位にて閉幕した。
まず初めに、まぁなんやかんや、いろいろあったけれど、無事に全日程終了できてよかったと思う。
選手もスタッフさんもチームもファンさんも、半年間お疲れ様でした。
そして、私がVリーグの現地観戦を始めたのは20/21シーズン、コロナ禍であることを初めに強調しておきたい。
始まった23/24シーズン
6月21日、VNL2023、ブラジル戦を配信で応援している中、23/24シーズンの試合日程がリリースされた。
試合も観たいし日程もじっくりチェックしたいしで、てんやわんやしながら、一旦代表戦全力で応援して30年ぶりの勝利の余韻に浸りつつ10月14日、開幕戦、堺のHG、の日程にワクワクが止まらなかった。
今季のチームの試合観戦は9月の近畿総合大会から始まった。
スタメンとか、コンビとか、ルーキー選手たちのプレーを観れるの楽しみで、試合の勝ち負けよりもリーグがもっと楽しみだな、ってワクワクするような大会だった。
その翌週はパナソニックパンサーズとのプレマッチが昨季に続き有観客で開催され、約1ヶ月後に迫るのリーグ開幕が一層楽しみになった 。
RR、29試合/36試合の現地観戦
ただ現地で試合観て、応援したい。と思った結果、こうなった。
土日の試合観戦に向けて、平日の仕事を頑張る、がリーグ期間中は仕事のモチベーションの一つだった。
ぎゅうぎゅうの会場での試合観戦
冒頭で書いた通り、私はコロナ禍の20/21シーズンから現地観戦を始めた。当時は感染対策の関係で様々な規制が設けられていた為、座席は一席空け、観客の声出し応援はNGだった。
しかし10月14日の開幕戦、会場内は試合前から活気溢れていた。これまで見慣れていた1席空けの座席配置ではなく、全ての座席が開放されていた。
試合開始時間が迫るにつれて、座席が着々を埋まっていき、応援練習が始まる頃にはほぼ満席状態の景色を見て私は観客側だけど、最高の雰囲気の中、HGで開幕戦を迎えたことがとても嬉しくてたまらなかった。
この景色は開幕戦だけに留まらずHGでは毎試合、満員となった。自由席扱いのスタンド席では立ち見の観客の姿も見受けられ、「1人でも多くの観客が着席して観戦できるように、席を詰めて着席」を促すアナウンスが流れたりと、コロナ禍における会場内の意図的に作った余白が一つもなかった。
さらにシーズン終盤のHGではスタンド自由席、完売!アリーナ席、完売!のお知らせが何試合も続き、自分が応援しているチームの試合がぎゅうぎゅうの会場で観戦できることがたまらなく嬉しかった。
23/24シーズン試合観戦で嬉しかったこと
今シーズン、自分にとってすごく、すごくよかった。と思えたことが2つある。
"自分の日常環境の人"と一緒に試合観戦できたこと
1試合目は3月2日、有明コロシアムで開催された東京GB戦に職場の同僚と。
2試合目は3月16日、大浜だいしんアリーナで開催された堺のHG、ジェイテクトSTINGS戦に大阪在住の友人と。
私は東京に住んでいるので、堺の試合を現地観戦する時は東京GBのHG2戦を除いて全て遠征になる。これは応援を初めた時からなので自分にとって遠征することは普通な感覚でいる。
けれど、自分の(東京在住の)友人や代表戦から男子バレーに興味を持ちVリーグ観戦したい、と話してくれた職場の同僚に、せっかくなら、私が応援している堺の試合を観て欲しい、と思うけれど、いきなり大阪まで行って現地観戦する?とは誘うことは難しい。
なぜなら、試合観戦をするのにチケット代だけでなく東京-大阪間の移動費に加えて土日の2戦を観戦するとなると宿泊費もかかるからだ。
堺の魅力は私が言葉で伝えるよりも、実際に試合を観て体感してもらった方が早い。でも大阪まで連れて行くのは簡単ではない。
からそこ、東京GB戦、チームにとってはアウェイ戦だけど私にとってはホームだからタイミングよく、都合があって一緒に現地観戦できたことはすごく、すごく嬉しかった。
試合結果はフルセットの末、悔しくも負けてしまったけれど、また、現地観戦行きたい。と言ってもらえたから、これがきっかけになってVリーグ、ハマってもらえたらいいな、と思う。
堺のHGに誘った友人は、もともと大阪在住だけれど、スポーツ観戦はしたことがなく、興味もなかったタイプだ。ハイキュー!!の映画きっかけでタイミングよくHGの日程が近かったこともありルールはハイキュー!!でおおまかに覚えてもらって、バレーボールを生で観る魅力を体感してもらった。
試合会場に行けば、選手ファンやチームファン、バレーボールファンがいて、自分もその1人として選手やチームを応援して試合観戦を楽しむことがデフォルトだったけど、自分が応援してる選手やチームを職場の同僚や友人と同じ空間で応援できるって、こんなにも楽しいんだ、と感じることができてとても嬉しかった。
23/24シーズンの堺のHGを全部現地観戦できたこと
学生とか社会人とか、ホームの大阪に住んでいる、大阪以外に住んでいる、に関係なく、HGを全部行くって正直金銭的にも体力的にも難しい。
けれど、応援したい。もっといろんなプレーをたくさん観たい。と思う選手が、今、いて、応援できるってすごい貴重なことだなとも思うから、リーグの日程がリリースされた時にスケジュールもろもろ確認して予定ではHG全部、現地観戦できそうだ。と目処がつけられて、実行できたこともすごく嬉しかった。
何度も現地観戦したくなる今季のHG
コロナ禍の制限が緩和されたこと、来季から始まる新SVリーグへの準備も兼ねてか、23/24シーズンの堺はHGを始め運営体制がとてもパワーアップしたことが印象に残った。
①ホームページが一新
チームカラーの黄色とネイビーがベースとなり所属選手やスタッフさんの紹介ページに掲載されている写真がリニューアルした。
さらに試合スケジュールページではHG週は毎試合、特設ページが立ち上がった。タイムスケジュールやイベント情報が細かく掲載されていて試合観戦だけではない、堺のHGならでは、現地観戦したくなるような仕掛けが散りばめられていた。
また、試合内容と選手のコメントが掲載された試合レポートも更新された。(しかし、試合レポートについては更新される試合と、更新されない試合があったので、個人的には全試合のレポートが読みたかったなと思う。)
【開幕戦の特設ページ】
【開幕戦試合レポート】
②サポーター会員ランクの増設
私は22/23シーズンからサポーター会員になったので比較が難しいという前提はあるものの、
昨シーズンまで5つに分かれれていたランクが6つになった。23/24シーズンでは、新しくホームゲーム会員というランクが設けられ、お手頃な年会費でHGの試合観戦が楽しめるようになった。
さらに会員入会特典として、会員限定のオリジナルグッズがGETできたり、HG来場特典としてスタンプカード制度が導入され、スタンプが埋まるとこちらもオリジナルグッズがGETできる仕組みだ。
スタンプカード導入でいいなと思ったのが、私の勝手な解釈ではあるけれど、チーム側からHGにたくさん来てね!待ってるよ!スタンプカード全部埋めてね!HG全試合現地で待ってるよ!と言ってもらえたように思えたことだ。
サポーター会員になるくらいだから、行ける試合は現地観戦するけれど、「この観客さんは毎試合、会場で見かけるなぁ」とか「土日全振りで試合観に来ていて他に予定ないのかな」と自意識過剰かもしれないけれどそんな風に思われていたら。。。
なんて思ったけれどスタンプカードがあることによってスタンプ集めて特典GETも含めてオフィシャルにHGたくさん観に行っていいんだと思うことができた。
(実際には現地観戦たくさんしたいからリーグ期間中の土日は試合観戦を予定の第一優先にしてるというのもあるけれど。。)
③座席指定でのチケット購入が可能に
シーズン開幕に向けて着々と準備進み、情報公開されていく中で、チケットが座席指定できるようになったことは私だけではなく多くの堺サポーターにとっても嬉しいお知らせだったに違いない。
これまではアリーナ席、スタンド席と席種は選べるが座席の指定ができなかった。例えばサイド席で観戦するときに、堺側スタートのコートサイドで観戦したいと思っても、座席の指定ができないためスタートコートがアウェイチーム側になってしまうこともあった。
けれど、今季から座席指定ができるようになったことで、エンド席、サイド席のブロックだけでなく自分の好きな画角から試合観戦ができるようになった。
私はOHの選手がスパイクやブロックを決めた後にコートの内側に向かってガッツポーズするシーンが好きなので、エンド席でも右側から観たいし、サイドの時はコートの真ん中あたりから観るよりも、サイドの端っこから斜めの画角で観戦するのが好きなので、こんな風に自分の好きな画角で観戦を楽しむことができるようになりとても嬉しかった。
④HG開催イベントが盛りだくさんに
試合開始前にジュニアチーム同士のエキシビジョンマッチは昨シーズンもあったけれど、今季は会場の中も外も、試合会場全体で様々なイベントが開催された。縁日イベントや会場外ブースに動物が来たり、パトカーや消防車、バスといった働く車が大集合したり。
試合開始1時間に開場だったのに対して、2時間前に前倒しになったことで、開場時間に合わせて到着してイベントを楽しみ、そのまま試合観戦ができるようになった。
【HG1戦目 宝探し企画】
【HG4戦目 試合前アリーナ開放】
【HG6戦目 クリスマスイベント】
【HG8戦目 南海線コラボ】
⑤試合前選手入場やスタメンコール時のレーザービーム&炎の演出
9月のプレマッチの時に初めてレーザービームの演出があってそれだけでわくわくしたのに、開幕したリーグではさらにパワーアップしたレーザービームだけでなく、炎の演出も加わった。アーティストのLIVEに来たのか。と錯覚するほどで何度も生で観たい演出の一つになった。
「応援できてよかった」に尽きる23/24シーズン
10月14日に開幕したリーグ、体感的にはやっぱり今季もあっという間だった。レギュラーラウンド終盤にはリーグが終わってしまう寂しさが徐々に大きくなっていった。
B-REXがいて、応援団長のなおきさんがいて、Daisukeさんがいて、運営さんがいるHG。
チームスタッフさんがいて、松本選手、樋口選手、安井選手、髙野選手、堀江選手、森選手、出耒田選手、秋間選手、迫田選手、渡邉選手、重留選手、バーノン選手、山口選手、上村選手、梅本選手、竹元選手、赤星選手、鵜野選手がいる、23/24シーズンの日本製鉄堺ブレイザーズを応援できてとても楽しかった。追いかけてよかった。とシーズンが終わって、引退、退団情報がリリースされた今、強く思う。
次のシーズンに向けて
24/25シーズンからは新リーグに移行し、SVリーグに参戦することが発表され、チーム体制も既に発表された。
各チーム、選手の補強を続々と図りブレイザーズも今後の情報解禁が楽しみだなと思う。そしてチームを退団し移籍した選手たちの活躍も、
更には古巣との対戦も楽しみに思う。
終わり。