「書くこと」が大嫌いだった私が、「書くこと」で癒やされている。
もうとにかく嫌で嫌で。作文や感想文の類いがこの世からなくなればいいのに、と本気で思っていました。
人からどう思われるかを気にしすぎる子どもだった私。心の中を文章にして外に出すなんて恐怖でしかありませんでした。
文集などで書かされる「将来の夢」も、文章ですらないけどやっぱり苦痛でした。嫌すぎて、外向けの「将来の夢」を設定していました。まあまあ現実的で、多少は興味があり(まったくの嘘ではない)、かつ自分のイメージから大きく外れないであろう職業を考えて。
本当は、そもそも大人