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制限時間内に問題を解く「スピード感」を身につける

おはようございます!著述家の臼井由妃です。

宅建士の本試験で言えば、試験の制限時間は120分(2時間)。
試験本番では、この時間内に50問すべてを解き、
「自信がない問題を再度解く」
「マークミスがないかどうかを見直す」
といった確認作業に使える時間も残しておきたいものです。
 
私は1問およそ2分で解くことにして、100分で全問を解き、終り20分の余裕を残せるように、勉強を始めた段階から、過去問集を解くときには、1問2分を目安にしました。
最初は知識も乏しく問題文にも慣れていなくて、苦慮しましたが、それでも1問2分を守りました。
「問題を読むだけで2分が終わってしまう」
「解答に迷う暇もない」
情けないですがそれも勉強。

1問あたり2分というのが、体感としてどのくらいのスピード感なのかは、実際に自分で問題を解いてみないとわかりません。
過去問演習を始めたばかりの頃は、制限時間が経過した時点で6割程度しか解き終わっていないので、先が思いやられると落胆もしましたが、解き続けるうち、自然とつかめてきました。
 
どのくらいの速さで問題を読み、選択肢を読めばいいのか。
この問題はすぐにはわからないから飛ばす、という判断をするまでに、最大でどのくらい時間を使うべきか。過去問集を3周する頃には「制限時間内で余裕をもって50問を解き、ある程度の見直しを行う」ところまでスピードを上げることができました。
 
そして本試験の先取りとも言える「答案練習会」や「模擬試験」で、そのリズムのまま問題を解くことができました。
「会場の雰囲気に飲まれることなく、自分のペースで解答できる」という経験は、本試験でも大いに活きたのです。
 もし私が過去問集を解く訓練を怠っていたら、本試験で制限時間内に50問を解くことはできませんでした。また、解答ができたとしても見直すことができず、不合格に終わっていたでしょう。
 
「試験問題を解くスピード感を、肌感覚として身につける」ためには、過去問をひたすら解きまくることです。2分で1問解くと決めたならば、2分を体に覚えこませる意識で過去問集に取り組みましょう
 
過去問集を解くときは、制限時間を設けよう~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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