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おしゃべりではないというあなたも要注意

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です、
話を始めると、止まらないという人は意外なほど多いといえます。
人は基本、聴くよりも話すことが好きであり「話下手」を自認している人であっても、本当は、話がしたい。
会話の主導権を握りたいと思っているからです。

ですから、相手から話題を振られたら、「チャンス到来!」
悪気はなくても、自分が話したいことへとシフトしがちなのです。
そして必要以上に自説を展開したり、発言の趣旨に合わない知識や知恵を披露したり。

そのこと自体がすべて悪いとは言いませんが、聴いてもいないことを話し出す。こちらの質問を反故にして、延々と会話をされたら嫌気がさします。
私はおしゃべりではないから、そんな振る舞いはしないというあなたも、振り返ってみましょう。

得意なことや好きなことになると、饒舌になり聴き手のことを忘れて夢中になったことはありませんか?そういう私も日ごろから注意していないと、相手不在の会話をしかねません。

まずは、「一発言一返答の基本」から外れていないかを、確認しましょう。そのうえで、会話が止まらない相手を不快にさせず黙らせる法も身に着けておくといいですね。

キーワードは
●そういえば
●ところで
●なるほど
 です。これらはいきなり、相手の会話を遮るように使うのではなく先の例でいえば

「そんな本よりも、△△の方がいい。△△は、有名人もこぞって勧めているからね。それに、著者と僕は懇意なんだ。彼の出す本は軒並みネストセラーになっていて、仕事の依頼が切れない。断るのに大変だと言っていたよ。そうだ、臼井さんに今度彼を会わせよう。絶対会っていた方が得だよ……」と会話が止まらない相手に

「そうですか」と、とりあえず受け入れながら会話に入り込み「そういえば最近、●●がブームですよね」と話題をかえる。もしくはさらりと「ところで、先日のパーテイーは楽しかったですね」と共通の話題を振り相手の会話の筋道を変えさせる。

「なるほど」と相手の発言を敬いながら「ところで先日の企画ですが……」と、相手の話題とは別のことを持ち出します。

「そういえば」「ところで」「なるほど」というひと言が出れば、大概の方は「しゃべりすぎている自分」に気づきます。そして「しゃべりすぎたみたいだね」「悪かった」というような言葉が出たら

「気にしないでくださいね。楽しかったです」「たくさんの情報をいただきましたから」とフォローすれば、相手との仲が気まずくなることはないでしょう。
おしゃべりさんに、基本悪い人はいません。おおらかで知っていることは黙っていられないというだけのことです。

おしゃべりに付き合うにも限界がありますから、「そういえば」「ところで」「なるほど」を味方に上手に会話をコントロールしていきましょう。

~「そういえば」「ところで」「なるほど」はしゃべり好きを諭すワード~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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