語尾まできちんと伝えていますか?
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
会話をするうえで、怠りがちなのが「語尾をはっきりさせる」という意識です。語尾には、話す人の意思がこもります。
たとえば「私は●●だと考えます」と言えば、きちんと考えて発言しているという意思が伝わりますが「私は●●だと思うのですが……」と言えば、語尾をにごし相手の様子を探っていると、受け取られるでしょう。
あるいは「私は●●でもいいと考えます」と言えば、「●●でも」と言うフレーズから、「まあ、こんなものでいいでしょう」というような、投げやりな印象を相手に与えてしまいかねません。
また語尾が弱弱しく消え入れるような発言では、自己主張をしているとはいえないでしょう。こうした傾向にある方は、対面の会話であっても視覚が機能できない「電話」で話をするように、丁寧に語尾まで発音するように意識しましょう。
だからといって「です!」「ます!」と語尾を強めるのはご法度。肝心の内容がぼやけますので、注意を払いましょう。
無意識ですが「●日ごろには、出来上がると思います」「多分、そうだと思います」「かなり厳しいスケジュールです」というような曖昧な表現をされたら、相手はどう思うでしょうか?
釈然としないですよね。また「できない」「やりたくない」「わからない」というような「ない」がつく言葉は、乱暴な印象を与えます。
同様に、「どうせ私なんか」「でも」「だって」など、ネガテイブな言い回しは、誰が聴いても、嫌なものです。
「どうせ私なんか」が、口ぐせの知人がいますがその言葉が出た途端に、私は聴く意欲をそがれます。会話をしたいとは、思えないのです。
もしあなたが謙虚さを示す意図で、「どうせ私なんか」と言っていたとしたら、大間違い。嫌味にうつるだけ損です。(明日に続く)
~語尾や口癖にあなたの性格が出る~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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