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丸暗記するよりも「やり直しの回数」を稼ぐように勉強する
おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
資格受験生にとって暗記は避けて通れませんが、人間はそもそも忘れる生き物です。意識して暗記しないと、覚えたものがなかなか身に付かないため、暗記すること自体を苦痛に感じます。ここでは、暗記の基本テクニックを紹介します。
どんな情報も一度に丸暗記しようとするのではなく、何度も繰り返して、少しずつ頭の中に情報を蓄積していきましょう。
暗記の基本は同じことを何度も繰り返す。
丸暗記するのではなく、少しずつ定着させることです。
何度も使うものは記憶したほうが早いと脳が判断するため、繰り返すことで記憶として定着しやすくなります。
「エビングハウスの忘却曲線」と呼ばれる実験結果によると、人は覚えたことを1時間後には50%以上忘れ、24時間後には約70%、一月後には約80%忘れるそうです。勉強したことを一月後に初めて復習すると、一から勉強し直すこととほとんど同じになってしまいますから、暗記したことは、完全に忘れないうちに繰り返して学ぶことが求められます。
知識を暗記するには、定期的にアウトプットすることも重要です。
脳の海馬が情報を重要だと認識するためには、思い出す回数だけでなくアウトプットの回数も必要。同じ情報を繰り返しアウトプットすると、それだけ重要な情報だと認識され、脳に定着しやすくなります。
学んだことをキーワードにして書き出してみたり、声に出して読んでみたり。問題集を何度も繰り返すこともすべてアウトプットです。
資格取得の勉強をする中で、模擬試験やテストを受けたとき、答えを思い出せずに落ち込む人がいますが、むしろ試験でできなかったところこそ「暗記のチャンス」と捉えましょう。模擬試験に出るところは「本試験」でも出題されやすい箇所です。
模擬試験を受けると、重要な内容にも関わらず自分が分かっていないところが洗い出されます。私も経験しましたが
「必要な知識だったのに記憶できていなかった」とショックを受けることで、脳は「記憶しなければならない」という危機感を覚え、そうした箇所は印象に残って覚えます。失敗が多ければ多いほど、覚えられるものが増えるのです。模擬試験やテスト後は最高の暗記チャンス。
テストで失敗したからといって落ち込まず、本試験で失敗しないための対策として、できなかったところをできるようになるまで、復習する。丸暗記よりも「やり直しの回数」を稼ぐように勉強することで、暗記が定着します。~模擬試験やテスト後は最高の暗記チャンス~
最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃
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